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zoom RSS 続々と出てくる事実

<<   作成日時 : 2008/03/01 13:48   >>

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 イージス艦と漁船との事故については、後から後から事実が出されてくる。防衛省、海上自衛隊には、まったく誠意が感じられない。2人の人間を死に追いやったのである。真摯に事故に向かい、自らにとってマイナスになるような情報をも、きちんと出していくべきである。事故の原因・責任をしっかり追及し、再発しないような措置をどうとっていくか、防衛省・海上自衛隊全体で考えていかなければならない。この隠蔽体質には怒りさえ覚える。

 以下は、「東京新聞」の今日の「社説」である。

イージス艦 省ぐるみの情報偽装だ2008年3月1日

 二転三転である。イージス艦の衝突事故で、大臣らの説明は迷走している。ウソを重ねているように聞こえる。防衛省の隠蔽(いんぺい)体質が濃厚に浮かぶ。情報偽装だと厳しく批判されてもやむを得まい。

 「艦長以下の乗組員には接触していない」と、石破茂防衛相は先月二十五日に国会で明確に答弁した。「捜査の厳正公平を確保する観点からだ」とも語った。

 ところが、イージス艦「あたご」の航海長から、事故当日の十九日昼、石破氏が直接、聞き取りをしていたのだ。「接触」である。

 事実判明後に石破氏は「隠すつもりでなかった」と述べたが、これは言い逃れどころか、ウソそのものではないか。二十九日の衆院予算委員会の集中審議でも、その問題を野党に追及されると、「この人はウソつきだと思い込めば、何を言ってもそうなるでしょう」と、石破氏は述べた。この答弁姿勢は、まさに開き直りではないだろうか。

 増田好平事務次官にも問題がある。航海長から聞き取りをしたことについて、二十七日に「議事録をとっていない」「内容を覚えていない」と述べた。しかし、その聴取内容の書面は、ファクスで海上保安庁に送信されていたのである。聴取内容を書き取らないほうが不自然であって、実際に「ある」ものを「ない」と言うのは、ウソである。

 右往左往なら恥で済むが、ウソを重ねるのなら罪に近い。真面目(まじめ)さが感じられない。幹部は「失格」のレッテルを張られても仕方がない。

 海上幕僚監部が独断で航海長の事情聴取をしたことも、文民統制上、深刻である。“軍の独断”が許されていいはずがない。捜査の上でも、口裏合わせなどの恐れがあり、極めて問題と言わざるを得ない。

 インド洋での米補給艦への「給油量ミス」の隠蔽も記憶に新しい。情報偽装が続けば、防衛省の隠蔽体質が疑われて当然だ。航海長の聴取について、防衛省は海保に「事前連絡した」といい、海保は「確認できない」とする。こんな事実関係さえいまだに明確化できなくては、国どころか、自らの危機管理さえできないのと同義だ。

 内部統制が揺らいでいる。その能力さえ疑われている。「省」自体がまるで自力航行不能の状態に陥っている印象だ。「省」昇格が早すぎたとの声が出ても不思議ではない。

 集中審議では、航行中に乗員が飲酒していたのかという質問も出た。「ないとの上申書を得ている」と石破氏は否定したが、もしそれもウソなら政権の存続すら危うくなる。

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