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今年3月、天竜川の河川敷にあるサイクリングロードを自転車で走ってみた。堤防の県道を通る度に、いったい誰がそのサイクリングロードを走るのだろうかと疑問を抱いていた。時たまそこを歩いている人は見たことがあるが、自転車はみない。ひょっとしたら散歩道なのだろうか。きちんと舗装してあるし、自転車用の道に見えたのだが。 とにかく走ってみた。年度末、なぜか堤防の工事が行われていた。100メートルほどの天竜川の堤防の斜面(法面)を削って、そこに芝生を植栽している。私は無駄な工事だと思った。天竜川の法面、ほかのところは雑草が生い茂る。そんなところに芝を植えても、しばらくたつと雑草でいっぱいになるだろう。 年度末の予算消化工事に見えた。その工事が行われた結果、その付近のサイクリングロードには水がたまるようになり、雨が降った後、長い間使用できなくなった。法面の下を削ったから低地になり、雨水が大量に流れ込むようになったからだ。 こうして無駄な土木工事が行われる。ただ金があるから、工事をする。 しかし、医療や福祉、教育には、無駄な金をいっさい遣わせないようにする。無駄な金どころか、「自己責任」で削りに削る。 もう政府は、「公共性」をかなぐり捨てている。私益に邁進する支配層に鉄槌を!と、人々が考えるようになればよいのだが。 |
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