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zoom RSS 無駄なことは早めにやめよう。 

<<   作成日時 : 2008/09/01 19:42   >>

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 「東京新聞」の社説、「学力テスト 全員参加を続けるのか」に同感である。

 こんな無駄なことに、金をつかうことはない。子どもたちもこんなあほらしいことに付き合いたくもないだろう。


 今年の全国学力テストの結果が出た。得られたのは、知識よりも活用力に課題といった昨年と変わらない傾向だ。この程度のデータ集めが目的なら、費用をかけて悉皆(しっかい)調査を毎年続ける意味はない。

 昨年春、全国一斉の学力テストが四十三年ぶりに行われ、今年が復活してから二回目だ。昨年が約七十七億円、今年が約五十八億円という費用がかかり、国公立は100%近く、私立は約半数の小中学校が参加した。

 膨大なデータだが、文部科学省は「知識よりも活用する力に課題がみられた」「都市部、へき地といった地域の規模ごとで大きな差はなかった」などと分析した。

 同時に行われた生活習慣や学習態度を聞く調査の結果を重ね合わせた分析も、学習時間や読書時間が長い子供ほど正答率が高いといった予想されたものだった。

 これらの結果や傾向は学力テストが復活する以前からほかの調査ですでに分かっていたことだ。

 文科省は学力テストを悉皆で実施する意味について「さまざまな切り口から分析できるから」と説明するが、こんな内容では抽出式で十分だと言わざるを得ない。

 今年は国語、算数・数学の知識、活用とも正答率が大きく下がった。「学習課題を深掘りしようと問題を難しくしたから。今回受けた児童生徒の学力が低下しているわけではない」という説明だ。

 出題量と解答に使う時間は変わらなかったため、小学校の国語では四割以上の児童が「時間が足りなかった」と答えている。

 難易度に大きな差をつけては歴年比較ができなくなる。難しくするのなら量を調整するなど出題内容をもっと吟味すべきだった。

 そもそも、このテストは現場で生かされているのか。昨年の結果には九割以上の学校が「活用した」と回答した。だが、「授業の中で活用した」のは小学校で五割弱、中学校で四割弱にとどまる。

 中学校の場合、中間や期末、実力といった試験が既に設定されている。高校受験を控えた三年生にとって、四月に受けたテストを秋に検証したところで学習効果は低く、時間的余裕もないというのが実態だろう。

 学力テストは大がかりな割に現場からすると利用度が低く、余計なものになってはいないか。

 文科省は来年も続けたい意向だが、自民党の無駄遣い撲滅プロジェクトチームは「不要な事業」に挙げる。中止できないなら、せめて抽出式に切り替えるべきだ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008090102000110.html

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