|
大分県の教員採用や管理職への登用に、大金が動いていたことが判明し、大分県教育界は大騒動であった。しかし、この問題でも、数人に管理職に「犠牲者」をだし、もっとも犠牲が大きい昨年の不正に採用されたという新規採用者をクビにすることで終わらせようとしている。 不正な採用を行った県教育委員会(不正な採用を行ったあなたたちのほうが罪は重いのだ!)に巣くう、おそらく大金を動かして教育委員会に入った者たちの責任はほとんど問わずに、「下」だけを切る。 さて、今度は悪名高き静岡空港の問題だ。静岡空港は、建設される前から採算がとれないことが確実視されていた。にもかかわらず、現在の石川知事は建設を決定し、県議会与党の面々は建設にゴーサインを送った。 どんなに頑張っても採算はとれない。常識的に見ても、静岡県の西部はセントレアを使用するだろう。伊豆地方の人たちは羽田を使うだろう。すると、静岡空港を利用するのは、中部の人たちだけ。しかし静岡県は全静岡県民を含め、さらに山梨県の人も使うだろうという試算で、静岡空港の需要予想をたててきた。 ところが、開港を目前にして、採算がとれないことが明々白々になってきた。こうなったらなりふりかまわずである。高等学校の修学旅行で半ば強制的に利用させようという動きがある。 今月号の『世界』の巻頭に、静岡県の高校教諭の文章が載っている。なんと驚くことに、その高校の沖縄行きの修学旅行は、三クラスずつ分け、一集団は静岡空港から(静岡ー沖縄那覇便の席数は少ない)、もう一集団は羽田から出発させるというのだ。もちろん静岡空港を使わせるためだ。 静岡県は、修学旅行を教育活動としてではなく、静岡空港を利用させるための手段にしようとしている。本末転倒である。 県は、その高校教諭が記すように「安定的な需要」があると言っていた。ならば、こういう姑息なことをするべきではない。 みっともない県である。 私は静岡空港建設に反対してきた。多くの県民も必要ないという。このまま開港すると、赤字を垂れ流し続けることになる。公共事業は、はたして「公共」事業なのか。 もし静岡空港が赤字を垂れ流し続けるようになったら、石川知事ならびにそれに賛成した県会議員は、その赤字を補填し続けるべきである。 |
| << 前記事(2008/09/15) | トップへ | 後記事(2008/09/16)>> |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/09/15) | トップへ | 後記事(2008/09/16)>> |