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zoom RSS パレスチナの怒り

<<   作成日時 : 2009/01/23 20:35   >>

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ガザ激戦地ルポ 犠牲者 民間人ばかり
2009年1月23日 朝刊

 
【ガザ市(パレスチナ自治区ガザ)=浜口武司】人々はがれきの中に立ちすくみ、その時間を止めていた−。記者は二十二日、ガザ市を包囲したイスラエル軍が猛攻をしかけた二カ所の激戦地を歩いた。イスラム原理主義組織ハマスに向けられたはずの銃弾は、なぜか民間人にその犠牲を求めていた。

 「イスラエル人に聞きたい。なぜ、こんな小娘を殺せるのか」。ジャバリヤ難民キャンプの東部。農家のハレッド・アブドラボさん(30)は目の前でイスラエル兵に二人の娘を射殺された。もう一人の娘も重傷を負い、半身不随となった。

 今月七日、イスラエル軍戦車が家の隣で停止した。兵士たちはスナック菓子をつまみながら休んでいるように見えた。ハレッドさん一家が避難しようと白旗を揚げ玄関を出たところ兵士の一人が娘たちに自動小銃を乱射。長女(7つ)と三女(2つ)はほぼ即死だった。

 兵士たちはハレッドさんの家に射撃を続け娘たちを病院に運べたのは約二時間後。「娘を撃った兵士を覚えている。これは犯罪だ」とハレッドさんは怒りに体を震わせた。

 死臭が消えない南郊ザイトゥン地区。ジャラール・サムーニさん(36)は殺りくの夜を鮮明に覚えている。けが人を助けようとした弟が撃たれ、六時間後に死亡した。ジャラールさんは救助に行くこともできず、家族を連れてガザ市へ逃げた。

 停戦となった十八日、地区に戻ったジャラールさんらは、破壊された一軒の家から、十九体の遺体を見つけた。イスラエル軍が九家族を押し込めておいて砲撃した家だ。

 「私たちは野菜を育て、鶏を飼い、平和に暮らしていた。なぜ殺されなければいけないのか」。ジャラールさんは言う。「これを見てイスラエルを憎まない人間はいるか。復讐(ふくしゅう)できるなら、私はそうする」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009012302000099.html

ガザ:無抵抗の娘をイスラエル兵は射殺した

倒壊した自宅前に座り込み、三女の遺品のぬいぐるみを見つめるアベドラボさん=ガザ北部で2009年1月22日、前田英司撮影 【アベドラボ(パレスチナ自治区ガザ北部)前田英司】イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区に侵攻していた7日昼、地区北部アベドラボで、軍の退去命令で自宅を出た幼い3姉妹が突然、兵士に次々と撃たれ2人が死亡、1人が重傷を負った。家族が22日、証言した。「私たちが何をしたのか」。悲しみに暮れ、事件の徹底解明を求める家族。イスラエル軍報道官は毎日新聞に「民間人被害に関して寄せられるあらゆる申し立てを調べている」と説明した。

 イスラエル軍戦車が付近住民にマイクで即時退去を命じた直後だった。パレスチナ自治政府職員のハリド・アベドラボさん(30)が娘3人を連れて自宅前に出たところ、少なくとも3台の戦車が配置されていた。

 うち1台から身を乗り出した兵士が突然、アベドラボさんらに銃撃を始めた。長女スワドちゃん(7)と三女アマルちゃん(2)が胸や首を撃たれて死亡。次女サマーちゃん(4)も胸などを撃たれて病院に運ばれたが、ガザでは対処できず、エジプトを経由しベルギーへ搬送された。

 銃撃に驚き、外に飛び出して泣き叫んだアベドラボさんの母スワドさん(60)も同じ兵士に胸を撃たれ、ガザ市内で入院している。

 アベドラボさんが住んでいた5階建ての自宅建物には当時、家族や親類25人がいた。銃撃を目撃したという兄ファウジさん(35)は「撃った兵士は薄笑いを浮かべていた」と証言する。近所に住む救急隊員のエハド・アシェイフさん(29)は異常事態に気づいて救急車で駆けつけようとしたところ、イスラエル軍に阻まれ、救急車を駐車してあった建物ごと破壊されたという。

 現場一帯は大地震の被災地のように建物のほとんどがひしゃげて、攻撃の激しさを物語る。アベドラボさんの自宅建物も、娘を運んだ病院から戻ると跡形なくつぶれていたという。戦車の砲弾攻撃や仕掛け爆弾が使われたとみられている。

 アマルちゃんが大事にしていた動物のぬいぐるみが残った。「この一帯に(イスラエルが敵視するイスラム原理主義組織)ハマスメンバーは住んでいない。なぜ幼い命が奪われなければならないのか」

http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20090123k0000e030087000c.html

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