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zoom RSS テーマ「本」のブログ記事

みんなの「本」ブログ

タイトル 日 時
【本】伊藤守『ドキュメント テレビは原発事故をどう伝えたのか』(平凡社新書)
 昨年3月11日、東日本大震災に引き続いて福島第一原発事故が起きた。テレビニュースを見ていた私は、あまりに政府発表のみならず、テレビメディアの報道のひどさに唖然として、別のブログ(goo)で原発事故についての情報を流し続けた。    そのブログには、多くの人々からアクセスがあり、私自身も驚いたほどだ。 ...続きを見る

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2012/04/20 12:51
【本】アーニー・ガンダーセン『福島第一原発ー真相と展望』(集英社新書)
 新聞から、福島第一原発の事故の現況についての報道がほとんどなくなっている。 ...続きを見る

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2012/03/28 22:47
【本】直野章子『被ばくと補償 広島、長崎、そして福島』(平凡社新書)
 時宜にかなった本である。 ...続きを見る

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2012/02/05 10:12
色川大吉『若者が主役だったころ』(岩波書店)に寄せて
 この本については、私はほかのところに書いたばかりだ。しかしそこは、運動について書くところではないので、ここに備忘録的に書いておきたい。それは日本共産党のことだ。 ...続きを見る

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2012/01/22 11:15
【本】河北新報社『河北新報のいちばん長い日』(文藝春秋)
 3・11の大地震は東北地方を襲った。河北新報社もたいへんな被害を受けた。仙台を中心とする東北地方の新聞ジャーナリズムの担い手として、河北新報社にとって大きな試練がのしかかった。 ...続きを見る

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2011/12/19 10:51
【本】高澤秀次『文学者たちの大逆事件と韓国併合』(平凡社新書)
 2010年は、大逆事件と韓国併合が行われて100年であった。100年という区切りの年に、過去に起きた様々な事件を見直してみるというのも、必要な作業だと思う。 ...続きを見る

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2011/01/08 17:10
「棄石埋草」(黒岩比佐子『パンとペン』)
 “棄石埋草”は、明治から昭和にかけての社会主義者・堺利彦のことばである。 ...続きを見る

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2011/01/05 10:23
【本】本郷和人『武力による政治の誕生』(講談社選書メチエ)
本郷の本はおもしろい。これこそ実証を重視しながら、自らの歴史像を打ち立てようという意欲に燃えている本だ。本郷も「歴史学とは、一方では史実の確かさを、飽かず検証する振る舞いである。それと同時に他方では、大きな物語の構築に向け、史実の独創的な組み上げに挑みつづける試みであると思う。それを二つながら行ってこそ、歴史学は科学でありながら、夢を語る方法となるのだ」(16)と語っている。 ...続きを見る

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2010/12/28 20:50
今日は寒い
 朝目が覚めると、家の前の狭い通りを風が何度も音を立てながら通過しているようで、これなら掟も仕方がないと思い、布団の中で読書。 ...続きを見る

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2010/12/25 14:42
【本】町田宗鳳『法然・愚に還る喜び』(NHKブックス)
 法然がいわゆる鎌倉仏教の創始者のなかでもっとも注目すべき宗教家であると、各所で指摘されている。私も、法然がいかなる人物であったのか知らなければならないという気持ちを持ち続けていたところ、この本が目についたので購入した。そして一気に読んだ。知的刺激に満ちた内容であった。 ...続きを見る

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2010/12/19 22:35
【本】榎本泰子『上海 多国籍都市の百年』(中公新書)
 上海には二度行ったことがある。ただし、上海は南京へ行くためであったり、また杭州からの帰途に立ち寄っただけで、上海そのものを観光したことは一度もない。 ...続きを見る

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2010/12/04 23:55
ことばの力
 長田弘、という人がいる。詩人である。私は、『私の20世紀書店』(中公新書だったか?)から、しばしば長田さんのことばを味わっている。 ...続きを見る

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2010/11/27 09:32
【本】宮地正人『通史の方法』(名著刊行会)
 これは岩波新書・近現代史のシリーズの一冊として刊行される予定だったという。それだったら、もっと安価になったのにと思う。この本2800円(+悪税)。これでは買えないと思い、図書館で借りた。 ...続きを見る

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2010/11/21 09:36
【本】曽根英二『限界集落』(日本経済新聞社)
 岡山県の中山間地域の「限界集落」に生きる人びとを描いた本である。過疎から消滅へ。中国地方をはじめ、中山間地域から村が、そして人びとが消えていく。都市へ出て行く人びと、残った高齢者が次々と亡くなっていく。 ...続きを見る

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2010/11/07 21:53
【本】石川禎浩『革命とナショナリズム』(岩波新書)
 本書は1925年から1945年までの中国の歴史を記したものだ。この時期に関する私の知識は、10年以上前の段階のものなので、最近の研究を踏まえた本書は記述もわかりやすく、実証的で、私にとって大いに勉強となった。 ...続きを見る

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2010/10/30 20:17
【本】柴田南雄『日本の音を聴く』(岩波現代文庫)
 柴田南雄は作曲家だ。もう亡くなっているが、柴田のレコードは持っている。「柴田南雄の世界」というような題だったか、今レコードプレイヤーがないので聴くことが出来ない。かなり前に発売されたものだ。 ...続きを見る

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2010/10/22 20:22
社会現象は人為的
 大沢真理『生活保障のしくみ』(岩波ブックレット790)を読んだ。560円+悪税であるから、大学生でも買えるだろう。ぜひ読んでほしい。 ...続きを見る

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2010/10/19 21:25
【本】クォン・ヨンソク『「韓流」と「日流」- 文化かから読み解く日韓新時代』(NHKブックス)
 とても良い本だ。冷静で理性的な思考にもとづき、日本における「韓流」、韓国における「日流」を、きちんとした材料により、未来志向での分析が行われており、こういう本がいろいろ出てくると、情緒的な対韓認識も良い方向に変わっていくのではないかと思う。 ...続きを見る

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2010/09/21 22:14
【本】ファン・ソギョン『懐かしの庭』(岩波書店)
 読み始めて、本を置くことさえ許さない、そういう小説であった。二日間で読み終えたが、布団の上で読み続け、もう眠らなければならないと思っても、活字を追い続けた脳が、それを許さない。 ...続きを見る

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2010/09/20 10:38
Hさんへ 
 戦争を描いた小説が読みたい、どんな本を読んだらよいのかと問われました。 ...続きを見る

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2010/09/19 22:09
【本】大岡昇平『ある補充兵の戦い』(岩波現代文庫)
大岡の戦争文学の一冊。この本については、川本三郎の見事な解説があり、それに付け加えるものはない。  川本が言うように、大岡は見る人である。何を見るかというと、まず自分自身であり、周辺にいる「戦友」のひとりひとりであったり、時にはミンドロ島の自然であったり、そこに住む人々の家屋や生活であったりする。「時には」を自然や住民たちの生活などにつけたのは、旅行記などの風景を叙述する(紹介する)文ではないからだ。何時襲ってくるかもしれない死と向き合いながら、私から見ればきわめて過酷な軍隊生活をおくるのであ... ...続きを見る

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2010/09/07 19:52
なぜ『故郷はなぜ兵士を殺したか』に否定的な評価をするのか。
私の簡単な書評に対して、「読書能力」や「人格」が疑わしいという批判を受けた。そこでもう少し、なぜこの本に否定的な評価を与えたのか、簡単に説明しておこう。 ...続きを見る

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2010/09/04 23:54
【本】一ノ瀬俊也『故郷はなぜ兵士を殺したか』(角川選書)
この本、いろいろ書いてあるが、あまり目新しいことは書いていない。何を明らかにしようとしているのか、焦点が定まっていない。 ...続きを見る

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2010/09/03 22:14
【本】山文彦『エレクトラ 中上健次の生涯』(文春文庫)
 若いときから、中上健次に関心を持っていた。しかし読まなかった。中上が46歳で亡くなったことも知っていた。しかし読まなかった。 ...続きを見る

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2010/08/19 23:34
【本】野見山暁治『遺された画集 戦没画学生を訪ねる旅』(平凡社)
 戦争で亡くなった東京美術学校の学生、卒業生の遺族を訪ねる旅が32。緊張した、ピンと張り詰めた筆致の中に、一人一人の画学生の姿が現れる。 ...続きを見る

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2010/08/13 07:32
【本】樋口雄彦『静岡学問所』(静新新書)
 国立歴史民俗博物館の樋口さんの新著が、昨日送られてきた。樋口さんは、沼津兵学校の研究で大著を現している。沼津兵学校と姉妹関係にあった静岡学問所に関する研究書である。 ...続きを見る

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2010/08/12 11:36
【本】青山透子『天空の星たちへ 日航123便 あの日の記憶』(マガジンランド)
 早稲田大学の水島朝穂氏から「直言更新しました」という連絡メールがあった。早速それを読んでみたところ、驚くべきことが記されていた。 ...続きを見る

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2010/08/12 09:10
【本】池谷薫『蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相』(新潮文庫)
 圧倒的な事実の累積の前に、ことばもでない。 ...続きを見る

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2010/08/11 09:59
【本】宮崎進『鳥のように シベリア 記憶の大地』(岩波書店)
 宮崎進を知ったのは、NHKの「日曜美術館」であった。8月1日と8日に放送された。 ...続きを見る

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2010/08/08 22:41
【本】ハワード・ジン『爆撃』(岩波ブックレット)
 アメリカの歴史学者・ハワード・ジンさんは、今年1月27日、87歳で亡くなった。ハワード・ジンさんは、『民衆のアメリカ史』(邦訳は、明石書店 日本語に翻訳すると長くなる、上下二巻)の著者として高名であるが、いろいろな歴史的事件が起きたときの適切なコメントは、人間の良心を表すものとして世界から賞賛されていた。 ...続きを見る

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2010/08/08 10:40
【本】 副島隆彦『新たなる金融危機に向かう世界』(徳間書店)
 副島の本は、あまり記憶はないのだが、今までも数冊読んだことがある。さてこの本、帯にある「ユーロ暴落は、アメリカが仕組んだ。米国債を買わせるために。」に、その可能性もあるだろうなと思って、購入した。 ...続きを見る

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2010/08/04 20:23
【本】『画家たちの「戦争」』(新潮社)
 新潮社から『画家たちの「戦争」』という本が出た。 ...続きを見る

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2010/08/03 20:38
【本】田中伸尚『大逆事件 死と生の群像』(岩波書店)
 すばらしい本である。近現代史の研究に少しでも携わっている者は、読まなければならない。 ...続きを見る

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2010/07/27 07:57
【本】島薗進『国家神道と日本人』(岩波新書)
いろいろ学ぶところ多いものであった。 著者の言わんとするところ、国家神道は今も存続して生きている、ということに、勿論私も同意する。 ...続きを見る

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2010/07/26 17:11
會津八一
 猛暑が続く。こう暑くては、家の中にじっとしているしかない。戸外に出れば、強烈な太陽光線と熱風が襲撃してくる。齢を重ねると、暑さにたいする忍耐力がなくなるようだ。 隣家では、新築工事が進む。すでにどこかで組み立てたものを運んできて、クレーン車でつりあげてはめ込んで行く。むかしのように大工が柱を立て・・・・というようにするのではない。機械力に依存して、かなりのスピードで家が建てられていく。大型トラックが次々と、順番に組み立てられた木組みを運んでくる。きわめて合理的な方法である。一昨日には何もなかっ... ...続きを見る

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2010/07/25 08:10
【本】斎藤貴男『消費税のカラクリ』(講談社 現代新書)
 菅首相が、選挙中に消費税の増税を主張した。消費税の増税は、まず財界が主張した。そして政府が主張した。さらにマスメディアも主張した。 ...続きを見る

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2010/07/24 07:46
【本】白波瀬佐和子『生き方の不平等』(岩波新書)
 表題に惹かれて購入して読んでみたが、最近刊行されている格差問題や貧困問題を扱った本の中で、もっとも面白くないものであった。 ...続きを見る

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2010/07/23 08:59
【本】藤木久志『中世民衆の世界ー村の生活と掟』(岩波新書)
 藤木さんの最近の著書は、中世民衆の実像を、今まで公開された史料をできうるかぎり集めて、それによって浮き彫りにしようという作業の一つである。 ...続きを見る

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2010/07/19 18:12
【本】吉村昭『彰義隊』(新潮文庫)
 吉村昭の歴史小説は、信用できる。おそらくかなり資料調査や、現地調査を行って書いているのだろうと思われる。 ...続きを見る

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2010/07/18 11:53
【本】姜尚中ほか『大日本・満州帝国の遺産』(講談社)
 姜さんの本は、新書以外はだいたい読んでいる。 ...続きを見る

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2010/07/05 22:58
【本】安島武佳由『歩いて見た太平洋戦争の島々』(岩波ジュニア新書)
 アジア太平洋戦争の時代、戦争へ行かされた兵士たちは、あまりに悲惨であった。あまりに無能な指揮官の下、補給体勢が整わない中で、あるいは輸送船団に対する海上警備がきわめて不十分であったために、死ななくてもよい命が無数に奪われている。 ...続きを見る

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2010/06/10 22:21
【本】石井光太『物乞う仏陀』(文春文庫)
 本当は、さきに『絶対貧困』(光文社)を読んだ。これは世界各地の絶対的貧困の実情を、整理しながら淡々としるしたもの。「講義」用に、いろいろな体験を整理して書いているので、あまり衝撃は受けなかった。ただ絶対的な貧困の事実を前にして、そのあまりの状況にただ絶句して、自らの無力を感じるのみである。 ...続きを見る

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2010/06/06 20:28
【本】屋嘉比 収 『沖縄戦、米軍占領史を学びなおす】その2
【戦後世代が沖縄戦の当事者となる試み】 ...続きを見る

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2010/05/30 20:04
【本】屋嘉比 収 『沖縄戦、米軍占領史を学びなおす』(世識書房) その1
 『沖縄戦、米軍占領史を学びなおす』(世識書房)を読んだ。大変良い本だ。沖縄について考えなければならないこと、考えるべきであったことなど、多くのことに気づかせてくれた。沖縄問題に関心を抱いている人々は、この本を読むべきだと思う。 ...続きを見る

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2010/05/27 21:14
【本】帚木蓬生『ソルハ』(あかね書房)
 帚木の作品は、バックに強固なヒューマニズムをもつ。だからどの作品も、その点では安心できる。 ...続きを見る

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2010/05/22 18:43
【本】安田純平『ルポ戦場出稼ぎ労働者』(集英社新書)
 イラクで戦争が続いている。アフガンでは、アメリカ国内にいる兵士が、無人飛行機を操縦してアフガンの市民を殺している。 ...続きを見る

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2010/05/19 20:31
【本】井上ひさし『組曲虐殺』(集英社)
 帯に、「井上ひさし最期の傑作戯曲」とある。 ...続きを見る

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2010/05/18 20:59
【本】吉村昭『海も暮れきる』(講談社文庫)
 俳人・尾崎放哉(尾崎秀雄)の、小豆島での死に至る8ヶ月を描いた歴史小説。生涯の一部分を描いたものだけど、彼の生涯、彼の生活、思考などがよくわかる。 ...続きを見る

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2010/05/14 20:02
【本】朝日新聞奈良総局『奈良 秘宝・秘仏の旅』(朝日新書)
 今年は遷都1300年と言うことで、奈良では多くの観光客の誘致に励んでいる。ということは、今年は混むというわけで、私が行くことはない。 ...続きを見る

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2010/05/11 05:48
【本】吉村昭『ひとり旅』(文春文庫)
 歴史小説を書く作家は多い。だが、読んでいてこれは違う、これはおかしいと思うものが多い。もちろんエンターテイメント目的に歴史を舞台にしたものは、作家がいかなる空想をしても自由である。 ...続きを見る

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2010/05/09 10:21
幕臣たちの外交
 最近岩波新書で、シリーズ日本近現代史全10巻がすべて刊行された。その第1巻は、井上勝生による『幕末・維新』である。その第1章は、「江戸湾の外交」である。そこで井上は、幕末期、ペリーやハリスなどと交渉を行った幕臣たちを大いに評価している。この本では、概括的な評価が記されているだけだが、下記では詳細である。 ...続きを見る

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2010/05/07 21:56
【本】吉田康彦『北朝鮮を見る、聞く、歩く』(平凡社新書)
 日朝関係は、最悪の状態にある。拉致問題が解決しない限り、日朝関係の正常化はないとして、きわめて厳しい対朝鮮制裁を行っている。 ...続きを見る

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2010/05/03 21:17
【本】田村貞雄編『「ええじゃないか」の伝播』(岩田書院)
 ええじゃないか研究の最先端を行く本である。 ...続きを見る

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2010/05/01 08:21
【本】奥村宏『経済学は死んだのか』(平凡社新書)
 昨日夕方書店で見つけた本だ。奥村氏は、『法人資本主義』などの著書で、独自の経済論を主張している方だ。氏の本は、いくつか興味を持って読んでいたので、本書を購入した。 ...続きを見る

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2010/04/29 10:54
【本】『ノーマ・フィールドは語る』(岩波ブックレット)
 岩崎稔と成田龍一がノーマ・フィールドから話を聞くというものだ。ノーマ・フィールドは、『天皇の逝く国で』(みすず書房)、『小林多喜二』(岩波新書)などの著者、シカゴ大学教授である。父はアメリカ人、母は日本人である。 ...続きを見る

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2010/04/16 21:00
オキナワG【本】大田昌秀・佐藤優『徹底討論 沖縄の未来』(芙蓉書房出版)
 沖縄大学地域研究所叢書とある。沖縄大学でおこなわれた長時間の討論の記録である。これは読むべき本である。 ...続きを見る

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2010/04/13 19:51
【本】鶴見俊輔『教育再定義の試み』(岩波書店)
 この二日間はとてもよい日であった。我が家の庭には、サクラ草やノースポールなどが咲いている。最近園芸に凝り、様々な花を種子から育てている。今日も2種類の種をまいた。この暖かさに、ひまわりも芽を出した。  町田の住人から揶揄されても、これは続けたいと思う。 ...続きを見る

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2010/04/11 20:37
オキナワD【本】渡辺豪『「アメとムチ」の構図』(沖縄タイムス社)
 沖縄の書店で購入した本だ。副題に「普天間移設の内幕」とするだけあって、普天間移設がどういう経緯で辺野古になり、辺野古についてもいくつかの案がだされたが、どのように出されてきたのかが、詳しく書かれている。その顛末をここに記すことは出来ないが、著者が結論的なところに書いていることにまったく同感する(167頁)。 ...続きを見る

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2010/04/05 22:19
ドストエフスキー
 青土社が刊行している雑誌『現代思想』の臨時増刊号、「ドストエフスキー」がでた。 ...続きを見る

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2010/03/15 21:19
【本】高橋敏『清水次郎長 幕末維新と博徒の世界』(岩波新書)
 高橋敏氏は、“民衆”という観点からの著書が多い。しかし、その場合の“民衆”は、たとえば革命家や、自由民権運動の活動家など歴史に積極的に働きかけて歴史を動かそうとする人びとではない。どちらかというと、市井の人びとというニュアンスであって、歴史を動かそうという人びとについては毛嫌いしているようだ。 ...続きを見る

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2010/02/13 10:08
【本】梶山天『違法捜査』(角川文芸出版)
 志布志事件はすでに人口に膾炙している事件である。鹿児島県警の特捜班が、全く何もないところに県議選における選挙違反事件をでっちあげ、平和な生活を営んでいる人びとを犯人扱いし、あまつさえ違法な長期間の取り調べをして、筆舌に尽くせないほどの苦痛を与えた事件である。 ...続きを見る

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2010/02/11 08:00
【本】佐藤栄佐久『知事抹殺』(平凡社)
 もと福島県知事佐藤氏。汚職事件をでっちあげられた元知事が、事実を謙虚に書き記す。佐藤氏の主任弁護人は、宗像氏。もと東京地検特捜部長だった人だ。その宗像氏が、第1審の公判終了時、「私の時代には、シロをクロというようなことはなかった」と検事たちに叫んだそうだ。 ...続きを見る

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2010/01/31 17:00
【本】中村安希『インパラの朝』(集英社)
 『週刊朝日』の本の紹介欄で見つけて読んでみた。女性一人で、ユーラシア・アフリカを684日かけてまわったというので、関心を抱いた。 ...続きを見る

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2010/01/23 22:36
【本】桃木至朗『わかる歴史 面白い歴史 役に立つ歴史』(大阪大学出版会)
 『UP』1月号で、成田龍一氏が書評を書いていたので購入した。 ...続きを見る

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2010/01/06 20:50
『世界』1月号からA ガザのこと
 今日の「中日新聞」に、「がれきも売買続く苦境 ガザ空爆から1年」という記事があった。 ...続きを見る

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2009/12/27 09:52
アメリカ金融資本の動向
 『経済』1月号に、「金融危機は米国金融を変えたのか」という論文が載っている。たいへんわかりやすく、また説得的な内容である。 ...続きを見る

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2009/12/27 00:53
【本】『図説 沼津兵学校』(沼津市明治史料館)
 沼津市にある明治史料館が、『図説 沼津兵学校』を刊行した。 ...続きを見る

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2009/12/26 19:13
『1968』
 小熊英二氏が書いた『1968』、上下二冊の厚い本である。小熊氏の本は、今までも何冊か読んでいるが、今回は店頭で見て買うのをやめた。高価であることと、ぱらぱらと見たとき、密度がうすい作品ではないかと思ったからだ。 ...続きを見る

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2009/12/25 14:26
『世界』1月号の紹介 @
 岩波書店が発行している『世界』を、私は高校生の時から購読している。『世界』は、現代世界を考える上でのある種の羅針盤である。 ...続きを見る

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2009/12/24 21:57
【本】松井慎一郎『河合栄治郎 戦闘的自由主義者の真実』(中公新書)
 河合栄治郎は高校の教科書にもでてくる人物である。河合については、私もその程度の知識しか持ち合わせていない。ただ、弁護士海野晋吉についての顕彰活動をしたとき、海野が河合の弁護を行っていたことを知った。 ...続きを見る

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2009/12/22 21:49
厳寒のとき
 寒い。こういうときは映画に限るとして、8時25分からの映画を観に行った。その映画は、「のだめカンタービレ」である。映画は今日が初日。映画館の売店で、ブックカバーを買った。 ...続きを見る

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2009/12/19 18:10
【本】『真実な交わりー伊藤邦幸の志を受け継ぐために』(キリスト教図書出版社)
 今日帰宅したら、標題の本が届けられていた。伊藤邦幸さんはキリスト教徒であり、また医者であった。1993年ご病気で亡くなられた、62歳であった。 ...続きを見る

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2009/12/14 21:05
【本】『加藤周一のこころを継ぐために』(岩波ブックレット)
 知の巨人と言われた加藤周一氏は、今はもういない。小田実氏など、私に大きな影響を与えた人びとが少しずつ鬼籍には入りつつある。寂しいことだ。 ...続きを見る

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2009/12/13 17:01
【本】大山誠一『天孫降臨の夢 藤原不比等のプロジェクト』(NHKブックス)
 大山氏の研究の集大成とでもいおうか、それでいてたいへんわかりやすく書かれている本である。 ...続きを見る

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2009/12/13 00:28
 『国家とアイデンティティを問う』(岩波ブックレット)
津田塾大学で行われたダグラス・ラミス、姜尚中、萱野稔人との対談記録である。内容はそれ自体興味深いものになっているが、いろいろ考えるところもある。 ...続きを見る

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2009/12/08 14:31
知的誠実さ
藤田勇氏が『自由・民主主義と社会主義1917〜1991』(桜井書店)を刊行したことは知っていたが、価格も高く、したがって大部な本だろうと思い、いつか暇が出来て読めるようになったときに手に取ろうと思っていた。 ...続きを見る

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2009/12/03 12:09
【本】小田切徳美『農山村再生』(岩波ブックレット)
 浜松市が大型合併して、周辺市町村をのみ込んだ。のみ込んだまま、完全に消化して旧来の市町村はもともとなかったのようにしようとしている。 ...続きを見る

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2009/10/25 22:21
【本】田中優子『未来のための江戸学』(小学館101新書)
 きわめて刺激的、知的な本である。新しい知見も得ることができ、また学問とは何かを示唆してくれる本である。学生は皆この本を読むべきである。 ...続きを見る

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2009/10/25 09:02
【本】軽部謙介『ドキュメント アメリカの金権政治』(岩波新書)
 最近本の紹介をしていない。読んでいないわけではないが、紹介しようという気になれなかったからだ。しかし町田の住人から最近書いてないね、といわれたので、書くことにする。 ...続きを見る

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2009/10/22 21:22
【本】福永文夫『大平正芳 「戦後保守」とは何か』(中公新書)
 自民党政権が終焉を迎えたとき、自民党代議士、首相にもなった大平正芳の「伝記」を読んだ。新書という分量のためか、それぞれの時代状況との関わりがあまり浮き彫りにされていない。また大平と関わりがあった人びとについても、深い言及がない。  さらに、私は彼が首相の時に「田園都市構想」など、政策研究会を設置していろいろ検討したことがある。これについては、詳しい論述があると思ったのだが、それもない。 ...続きを見る

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2009/09/01 21:58
【本】大岡昇平『ながい旅』(角川文庫)
 なるほど、こういう軍人もいたのか。日本の将校には、責任をとらずに平気でのうのうと生きている者が多いが、主人公の岡田は部下に責任をなすりつけることをせず、責任者として部下をかばい、従容として絞首台にのぼった。 ...続きを見る

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2009/08/26 07:44
【本】『静岡連隊物語ー柳田芙美緒が書き残した戦争』(静岡新聞社)
 短時間で読むことが出来る。新書だからということでもあるが、さらりとした文章で、わかりやすく読みやすいからだ。 ...続きを見る

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2009/08/19 23:14
ウーム、この本は。豊崎さん!
 東京大学出版会の宣伝誌『UP』の6月号に、豊崎由美氏の「海外文学上半期おすすめ市」という文が載っている。この豊崎氏の本の紹介はめっぽう面白く、読んでみたいと思わせてしまう。 ...続きを見る

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2009/08/15 08:51
【本】島田雅彦『徒然草 in USA』(新潮新書)
 順当な意見を開陳しているといえよう。さすが作家らしく、流れるような文章で、ところどころになるほどを思われるような文章が現れる。 ...続きを見る

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2009/08/14 09:56
【本】澤地久枝『密約 外務省機密漏洩事件』(岩波現代文庫)
 山崎豊子『運命の人』を読んで、わからなかったことがいくつかある。しかしこの本を読んで新たにわかったことがある。 ...続きを見る

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2009/08/13 09:45
【本】小熊英二・姜尚中編『在日一世の記憶』(集英社新書)
 竹内好は次のように書いている。 ...続きを見る

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2009/08/12 11:01
【本】鶴見俊輔編『アジアが生みだす世界像』(SURE)
 よい本だ。大部なものではないが、竹内好に関する新鮮な読み方、情報など触発を受ける内容が盛り込まれている。ただしこの本は市販されてはいない。 http://www.groupsure.net/ ...続きを見る

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2009/08/11 10:14
悪魔の資本主義
 『大搾取!』(文藝春秋)という本が届いた。NYタイムズの記者、スティーブン・グリーンハウスが書いたものだ。なかなか厚い本ではあるが、最初から読ませる。書かれているのは、アメリカの労働者の実態だ。すさまじいとしかいいようがないが、しかし同じような現実は日本にもある。 ...続きを見る

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2009/07/23 19:08
マネー資本主義にかわるもの
 NHKの“マネー資本主義 最終回 危機を繰り返さないために”を興味深くみた。アメリカを中心として、冷房の効いた部屋で、コンピュータの前でキーボードをたたくだけでカネをしこたま儲けるというマネー資本主義が本当に終焉したのかどうか、いまだ疑問である。マネー資本主義を支えた新自由主義の考え方は、すでに社会の各所に入り込み、そこで生きている。会社でも、学校でも、新自由主義的な思考は、実体として存在し、そのような思考が正しいこととしてまかり通っている。 ...続きを見る

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2009/07/20 21:21
日米関係は密約ばかり
 国会は、国権の最高機関であると日本国憲法(41条)にはある。しかし、このところしばしば報道される各種の日米の密約は、この条項を無視し、国民にも知らさない、きわめて反民主主義的な行動といわざるをえない。 ...続きを見る

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2009/07/20 10:11
【本】田中優子『カムイ伝講義』(小学館)
 白土三平の漫画、『カムイ伝』、『忍者武芸帖』などは学生が必ず読まなければならないものであった。私ももちろん読み、今も『カムイ伝』は持っていて、それは小学館文庫の全15巻ものである。しかし田中氏のこの本を読み、私が持っているのは第一部だけで、第二部12巻があるとこのこと。外伝11巻があることは知っていたが、第二部まであるとは知らなかった。 ...続きを見る

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2009/07/19 17:17
【本】高杉良 佐高信『罪深き新自由主義』(週刊金曜日)
 宣伝につられて買った。第一部は佐高と高杉の対談が4本、一つは『世界』、他の三つは『週刊金曜日』のものだ。第二部は、佐高の高杉良の著作に関する解説である。後者の方が分量が多い。 ...続きを見る

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2009/07/15 21:18
【本】土井敏邦『ガザの悲劇は終わっていない』(岩波ブックレット)
 昨年末から今年にかけて、イスラエルは自らが閉鎖しているガザに砲弾・銃弾・ミサイル・白リン弾の雨を降らし、多くの市民を殺傷した。現在はイスラエル軍の直接的な軍事侵攻はストップしているが、いまだガザはイスラエルに閉鎖されている。ガザ市民は自由な行き来が出来ないままにおかれている。 ...続きを見る

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2009/07/14 20:41
【本】東大作『平和構築』(岩波新書)
 紛争が起き、正統なる政府組織は崩壊したとき、どのようにそれを復興するのか、日本国憲法前文で世界諸国民の平和的生存権の保障をうたっている日本人としては、それに無関心であってはならない。 ...続きを見る

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2009/07/13 21:14
【本】原健一『葉山嘉樹への旅』(かもがわ出版)
 腹部に異状を覚えたので、今日医者に診せた。胃酸によるものだという。なるほど齢を重ねたものだ。診察が終わった後、長いつきあいのあるその医者から、この本を買ってもらえないかと言われ、「葉山嘉樹」という名に惹かれてすぐに応諾した。  私の主治医のその医者は、信大医学部出身で、著者はその友人であるようだ。    その直後から読み始め、一気に読み終えた。 ...続きを見る

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2009/07/09 22:33
【本】吉川徹『学歴分断社会』(ちくま新書)
 なるほどと思われる点も多く、参考になった。 ...続きを見る

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2009/07/08 20:50
【本】田中克彦『ノモンハン戦争』(岩波新書)
 一般的にはノモンハン事件と言われる日本軍・「満州国軍」とモンゴル・ソ連軍との激しい戦闘はなぜ、どのような背景を持って戦われたのかが、ソ連やモンゴルの資料をもとにして綴られた本である。ノモンハン事件は1939年。「満州国」とモンゴルとの国境をめぐっての戦いであったが、日本側の要因は、これについてはすでに知られていることでもあるが、辻正信というろくでなしの参謀の、ひとりよがりの作戦に起因するものであって、他方モンゴル側には複雑な問題、ソ連のスターリン体制、それによるモンゴル人民共和国内部での大規模... ...続きを見る

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2009/07/08 20:42
【本】飯田進『魂鎮への道 BC級戦犯が問い続ける戦争』(岩波現代文庫)
 飯田氏が指摘する戦争に関する事実に、私はおおかた賛成する。 ...続きを見る

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2009/07/06 22:30
冤罪と権力犯罪
 足利事件、御殿場事件、袴田事件など冤罪事件が多発している。これらも当然権力犯罪であるが、権力が警察権力などをつかって事件をでっち上げるということもある。 ...続きを見る

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2009/06/28 20:17
【本】S・アブデルワーヘド『ガザ通信』(青土社)
 昨年末から1月28日まで続いた、イスラエルのガザ攻撃。ハマスを「撲滅」するとしながらも(世界がハマスを公認すべきであることは言うまでもない)、イスラエルは無差別の攻撃を行った。 ...続きを見る

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2009/06/23 20:37
【本】野中広務、辛淑玉『差別と日本人』(角川新書)
 私は、「差別」の問題に、かなり前から取り組んでいる。朝鮮人差別、被差別部落への差別など、この世に様々な差別がある。差別とは何か、この本は差別を取りあげているが故に、差別の本質を、辛さんの解説で記している。 ...続きを見る

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2009/06/14 11:05
【本】福永武彦『草の花』(新潮文庫)
 1954年の、おそらく今の若い人びとは読まないだろうなあと思われる小説。 ...続きを見る

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2009/06/08 09:18
本を買う
 昨日、アマゾンから二冊の本が届いた。二冊とも田中優子(法政大学教授)さんのものだ。『カムイ伝講義』(小学館)、『春画のからくり』(ちくま文庫)である。前者は、購入するつもりであったが、版元が品切れであったため、購入が遅くなってしまった。某氏から、なんだまだ読んでいないのか、などと罵倒されたため、早速注文したのだ。  白土三平の『カムイ伝』は漫画である。私も文庫版でもっている。近世の庶民の姿を描いたもの、そこには近世の体制と、それに抗う姿もはっきりと書かれている。もうかなり以前に書かれた漫画で... ...続きを見る

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2009/06/05 09:01
【本】バオ・ニン『戦争の悲しみ』(メルクマール)
 石川文洋の『ベトナム 戦争と平和』の最後のほうにこの本のことが書かれていた。今から10年ほど前に出たものだ。書棚の目立つところにずっと鎮座していた。出版されたとき、大いに話題になったもので、読もう読もうと思いながら今日まできてしまった。 ...続きを見る

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2009/05/30 23:56
【本】石川文洋『ベトナム 戦争と平和』(岩波新書)
  石川文洋、カメラマンだ。石川はベトナム戦争に従軍して、たくさんの写真を撮った。だからものすごく厚いベトナム戦争の写真集を出している。小生も買って持っている。 ...続きを見る

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2009/05/28 20:31
【本】石原陽一郎ほか『アフガニスタンの未来をささえる』(岩波ジュニア新書)
 アフガニスタン、という表題につられて購入した。良い本だ。日本人が、アフガンの復興や人権確保のために、危険がいっぱいのアフガンで、今も働いている。 ...続きを見る

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2009/05/26 23:58
【本】福島重雄、水嶋朝穂・大出良知『長沼事件 平賀書簡 35年目の証言』(日本評論社)
 長沼ナイキ基地訴訟における福島判決は、1970年代の憲法訴訟における衝撃的な判決である。日本国憲法前文における「平和的生存権」を積極的に肯定し、それを「訴えの利益」を基礎づけるものとして扱った。通常、前文のこの権利は、形式的なものとして軽視されるのが一般的である。しかし福島判決では、それを具体的な裁判規範とした。 ...続きを見る

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2009/05/24 16:06
日本庭園
 土曜日、東福寺に行ったことは書いた。東福寺の庭園について、少し補足しておく。 ...続きを見る

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2009/05/12 22:14
【本】鶴見俊輔『悼詞』を読み終えた
 良い本だ。今日は風が強く、午前中はバラを植えたり、芽が出た草花をビニールの鉢に小分けしたりして過ごした。午後から、この本を読み続けた。 ...続きを見る

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2009/04/26 21:55
雨の日の読書
 今日は朝から雨。予報では風雨とも強くなるということだったが、そんなことはなく穏やかな雨であった。 ...続きを見る

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2009/04/25 20:43
「奇」ということ
 昨日届いた『週刊金曜日』の特集は、「どこへいくニッポンの民度 タレント知事がやってきた」というものだ。もちろん彼らの当選を否定すべきものとして書かれている。私も、否定的に捉えているが、少し角度をかえて考えてみたい。 ...続きを見る

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2009/04/25 16:02
本のことなど
 ここ数日、強い疲労感があり、睡眠時間を多くとるようにしている。今日、古関彰一氏から『日本国憲法の誕生』(岩波現代文庫)が送られてきた。こう書くのもよいのかどうかわからないが、岩波書店からの寄贈本は刊行される日の少し前に送られてくる。今までも何人かの人からいただいたが、今回は遅いのでひょっとしたら贈られないかなと思って買ってしまったのだ。買った本はどなたかにプレゼントし、私は贈られた本を大事に読もうと思う。 ...続きを見る

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2009/04/22 20:53
 今日は書店に行った。東京の片隅に住む知人が、自分が買った本を示して「まだ買っていないのか」などと叫んでいたので、買いに行ったのだ。 ...続きを見る

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2009/04/20 20:38
【本】ラン・ラン(郎朗)+デヴィッド・リッツ『奇跡のピアニスト 郎朗自伝』(WAVE出版)
 中国を代表する世界的なピアニスト、ラン・ランの自伝である。ラン・ランは、北京オリンピックの開会式でピアノを演奏したから覚えている人もいるだろう。ラン・ランは1982年生まれであるから、まだまだ若い、若いけれども世界各地を飛び回って演奏活動をしている。きわめて劇的な演奏をする(といっても多くの曲を聴いたことがないのでこういってよいかわからない。)ピアニストである。 ...続きを見る

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2009/04/12 00:33
【本】布施英利『京都美術鑑賞入門』(ちくまプリマ-新書)
 ここ数年京都、滋賀などへ行く機会が多い。その際には、あちこち足を伸ばし、有名なところだけではなく、あまり知られていないところなどにも訪れるようにしている。そんなとき頼りになるのは旅行ガイドブックである。毎年少なくとも一冊は買っている。しかし内容的にはあまりかわりばえしない。 ...続きを見る

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2009/04/08 21:06
【本】孫崎享『日米同盟の正体 迷走する安全保障』〔講談社現代新書〕(その2)
 「はじめに」で孫崎が、2005年10月29日の「日米同盟:未来のための変革と再編」により、日米安保条約は「実質的に終わっている」とし、「日米の安全保障協力の対象が極東から世界に拡大された」と指摘していることは紹介した。  また「オバマ大統領が力を背景にした政策を行うことは明確で」(5)、「日米の安全保障協力の対象が極東から世界に拡大されたこれまでの流れは、オバマ大統領の下で、ますます強化され」(5)る、と孫崎はいう。私も同様に考えている。  それは、オバマ政権がCSISの Commissi... ...続きを見る

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2009/03/30 21:52
【本】孫崎享『日米同盟の正体 迷走する安全保障』(講談社現代新書)
  これは、安全保障問題に関心を抱くすべての人に読んでもらいたい本だ。文章も歯切れよく、基本的な文献を駆使して、日本の安全保障問題についてきわめてクリアにまた積極的に論じている。また巻末の文献案内も充実していて、安全保障問題を考える際には何を読まなければならないかが明瞭に示される。 ...続きを見る

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2009/03/29 17:07
【本】鶴見俊輔『期待と回想』(朝日文庫)
 朝日文庫では、昨年出版されたものだが、1997年に晶文社から二冊本で刊行されたものである。 ...続きを見る

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2009/03/28 20:49
民衆思想史研究をめぐって
 『図書』(岩波書店)2009年3月号に「私たちの半世紀ー民衆思想史とともに」として、色川大吉、鹿野政直、安丸良夫の三氏による対談が掲載されている。目的は、岩波書店で刊行された鹿野さんの『思想史論集』全7巻の販売促進のためだ。 ...続きを見る

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2009/03/19 23:26
【本】鎌田遵『ネイティブ・アメリカンー先住民社会の現在』(岩波新書)
好著である。取り上げている現実は、根本的な解決はとうてありえないような題材ー長い長い歴史の中に堆積してきたものであるが故に、解決はきわめて難しいーをとりあげているにもかかわらず、希望があるのだ。その最後に、ひとりのネイティブ・アメリカンの語りを紹介している。それはこうだ。  「私たちが先祖代々暮らしている土地にゲストを住まわせてあげているのに、まだ家賃 を一度も払ってくれていません。いつか払ってくれるといいのだけれども」 もちろん金を払えと言っているのではない。「「家賃」とは、お金のこと... ...続きを見る

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2009/03/18 22:00
【本】猪野健治『山口組概論』(ちくま新書)
 面白い本だ。といっても笑える本ではない。普通には目に触れないところで恐ろしいことが起きていることが活写されている。 ...続きを見る

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2009/03/12 21:19
【本】半田滋『「戦地」派遣』(岩波新書)
 まさに日本は、アメリカの「属国」であることを再認識させられる内容である。米軍再編に日本が合意したこと、MD(ミサイル防衛)システムの日本への導入が決まったこと、これらはまさに「自衛隊が「対米追従カード」に変化した」ことを示す。 ...続きを見る

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2009/03/09 22:09
【本】前田哲男ほか戦争と空爆問題研究会『重慶爆撃とは何だったのか もうひとつの日中戦争』(高文研)
 重慶爆撃を今取り上げる意味が、どこにあるのか。 ...続きを見る

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2009/03/03 21:26
日本語は亡びるのか
 『ユリイカ』(青土社)2月号の特集はたいへん興味深い。 ...続きを見る

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2009/03/02 21:10
【本】白石一文『一瞬の光』(角川文庫)
 最近作の書評を読み興味を持ったので、まず第一作目を読んでみようと読んだ本。知的な小説である。基本的には3つ(あるいは2・5)の話で構成され、それらが交錯してストーリーが成立している。一つは主人公・橋田(東大卒の大企業のエリート社員)の会社における派閥争い、もうひとつは短大を卒業したての香折というDV(兄と母によるものだ)により精神に深い傷をもった女性との関係、そして派閥抗争の中で紹介された社長の姪・瑠衣との関係である。基調は常に香折が発している赤信号をひたすら真正面から受け止めようとする橋田と... ...続きを見る

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2009/03/01 19:03
【本】高杉良『市場原理主義が世界を滅ぼす』(徳間文庫)
 多くの人に読んでもらいたい本である。きちんとした哲学をもった作家が、近年の経済政策のあり方などを厳しく批判している。とくにマスメディアと小泉・竹中路線に対する厳しい批判は傾聴に値する。 ...続きを見る

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2009/02/10 22:41
【本】保阪正康『最強軍団の宿命』(毎日新聞社)
 歴史研究者のY氏が、昨年出た本のなかから推薦する本としてあげたものだ。私は、あまりよい本とは思えなかった。何を期待して読むかということが、その本の読後の感想に影響を与えるが、これを戦争に関するエッセイと思えば評価はまた変わる。 ...続きを見る

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2009/02/05 21:13
消費税論議
 増税ということになると、消費税しか眼中にないような人が多すぎる。消費税導入時の状況について、忘れてはならないことがある。そのことが端的に書かれている部分を、杉田聡氏の『「日本は先進国のウソ』(平凡社新書)から引用し、紹介しておく。(78〜9頁) ...続きを見る

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2009/02/04 21:58
【本】N・フィールド『小林多喜二』(岩波新書)
 よい本だ。読後感がさわやかで、それでいて心にしみいるのだ。 ...続きを見る

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2009/02/01 17:01
【本】P・クルーグマン『格差はつくられた』(早川書房)
 これはとても参考になる本だ。日本はアメリカのまねをして、金持ち減税や法人税減税に取り組んできた。現在の格差拡大は、アメリカだけでなく日本でも大きな問題であるが、これはアメリカの少数の富裕者が、人種差別意識を利用して、政治的につくあげてきたものであると喝破している。 ...続きを見る

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2009/01/13 20:34
【本】ムハマド・ユヌス『ムハマド・ユヌス自伝』(早川書房)
 最貧国バングラデシュで、マイクロクレジットを行うなかで、グラミン銀行を創始し、多くの人を貧困から救い出している事業家であり学者であるユヌスの自伝である。上下二段でなかなかの分量ではあるが、興味深く読めた。 ...続きを見る

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2008/12/30 15:41
【本】島本慈子『ルポ 労働と戦争』(岩波新書)
 学術書ではないから、新しい知識が得られるわけではない。鎌田慧のルポは、しっかりと知識を蓄えて書いているから、新しい知見を得ることができた。島本のは、もちろんしっかりと事前に学習をしているのだけれど、新しい知見より、島本はみずから綴る感想を書くことに主眼を置く。 ...続きを見る

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2008/12/25 13:11
【本】五十嵐仁『労働再規制』(ちくま新書)
 竹中をはじめとした市場原理主義者が席捲し、日本の雇用を大きく変えた。派遣労働者がいとも簡単にクビを切られる現在の事態は、彼らの政策であった。とくに小泉がそれを強く押し進めたのだが、しかし彼の人気は衰えていないようだ。 ...続きを見る

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2008/12/24 11:03
社民党について
 社民党は、頑張っている。きっこの日記でも、社民党を応援している。だがその姿は、ほとんど見えない。あたりまえだ。国会議員数もきわめて少ないからだ。中選挙区制では当選できても、小選挙区制では当選は無理だ。 ...続きを見る

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2008/12/23 21:31
「アボジ」を踏む
 大きな書店に行き、やっと見つけることができた。小田実の『「アボジ」を踏む』(講談社文芸文庫)である。 ...続きを見る

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2008/12/22 18:05
【本】笹山尚人『人が壊れてゆく職場 自分を守るために何が必要か』(光文社新書)
 残念ながら、社会に出て働く人々は、学校教育において労働者の人権について詳しく知ることはない。高校の「現代社会」という科目で、表面的には学ぶだろうが、たとえば労働基準法や労働契約法を詳しく、自らの生活と権利を守るために学ぶという機会は、ない。 ...続きを見る

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2008/12/10 22:57
【本】阿部彩『子どもの貧困 日本の不公平を考える』(岩波新書)
 良い本だ、推薦したい。 ...続きを見る

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2008/12/07 21:48
【本】大塚ひかり全訳『源氏物語』第一巻(桐壺〜賢木)ちくま文庫
 長期間の療養生活、といっても1週間ほどだが、枕元に置いておいて、時に読み進めたのがこの本。 ...続きを見る

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2008/12/01 20:51
【本】岡野宏文・豊崎由美『百年の誤読』(ちくま文庫)
 『UP』(東大出版会のPR雑誌)に、時々豊崎の書評が載る。これがめっぽうおもしろい。あまりメジャーな本はないのだが、豊崎の文は、紹介されている本の魅力を、それこそ魅力的に書くのだ。だから、読みたくなってしまう。あまり読んでいないが、豊崎が紹介した書名は、私の手帳にしっかりと記されている。 ...続きを見る

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2008/11/15 22:56
本を買う
 書店に寄った。新書のコーナーを見ていたら、小熊英二・姜尚中両氏による『在日一世の記憶』という本が目についた。 ...続きを見る

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2008/10/28 20:26
中国食品 その2
 今、杉田聡の『「日本は先進国」のウソ』(平凡社新書)を読んでいる。 ...続きを見る

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2008/10/15 23:21
【本】雨宮/萱野『「生きづらさ」について』(光文社新書)
 確かに現在の若者達は、生きにくいのだろう。私たち中年も、一応正社員でいるが、このあとに続く未来に確たる希望があるわけではない。こういう状況になると、自己防衛に走らざるをえない。ということは、私たちには、一定の蓄えもあるし、生きにくくなるかもしれないという状況(今も十分に生きにくくなっているが、我慢できない状態ではない)に対して準備をするゆとり(「溜め」)がある。 ...続きを見る

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2008/09/21 23:36
【本】田中優子『江戸を歩く』(集英社新書)
 学生時代を東京で過ごし、現在は浜松で暮らしている。学生時代、東京のあちこちを歩いた記憶はない。この本を読んで、あまりに行っていないことに驚いた。 ...続きを見る

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2008/09/05 20:23
【本】坪井善明『ヴェトナム新時代 「豊かさ」への模索』(岩波新書)
 これも良い本だ。 ...続きを見る

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2008/08/31 19:01
【本】松本仁一『アフリカ・レポート 壊れる国、生きる人々』(岩波新書)
 大変読みやすく、バランスのとれた良い本だ。 ...続きを見る

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2008/08/30 16:07
【本】三宅勝久『自衛隊員が死んでいく』(花伝社)
 深刻である。この本を読んでいて、旧日本軍の内務班の生活を想起した。内務班とは、私的制裁に覆われた、暴力まみれの軍隊生活である。 ...続きを見る

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2008/08/23 21:06
浜松基地自衛隊員の自殺
 昨日書いた「自衛隊員の自殺」について、以下の書籍にその内容が記されている。 ...続きを見る

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2008/08/23 13:35
世界の現実
 文章で世界各地の現実を書くのもよい。だが、写真は、その現実をきわめて具体的に表現することができる。そういう写真を毎月載せているのが『DAYS JAPAN』である。 ...続きを見る

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2008/08/20 22:31
【本】笠原十九司『「百人斬り競争」と南京事件』(大月書店)
 きわめて実証的であり、また論理的で、「百人斬り競争」虚構説を無化し、その実在を完璧に証明する内容である。笠原氏は、『南京事件論争史』(平凡社新書)などにおいても、学問的に誠実な仕事をされており、いつもその著作には教えられることが多い。 ...続きを見る

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2008/08/17 23:07
【本】よしもとばなな『デッドエンドの思い出』(文春文庫)
 よしもとばななの小説を読んだのは、はじめてだ。  軽い! ...続きを見る

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2008/08/12 19:06
【本】石田衣良『約束』(角川文庫)
 今まで読んだこともないような小説を、少しずつ読み進めているが、この本はまあまあだ。あの『ピアニシモ』から読み始めているので、そのあと読んだ本がすべて良いように思えてくる。 ...続きを見る

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2008/08/11 15:08
【本】竹山恭二『平左衛門家始末』(朝日新聞社)
 竹山氏の訃報を聞いてすぐにこの本を注文した。昨日到着し、今読み終えた。“もう一つの「夜明け前」”という帯に書かれているが、まさにそうした内容をもった本である。 ...続きを見る

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2008/08/11 11:45
【本】伊藤正敏『寺社勢力の中世』(ちくま新書)
 鎌倉幕府の史料がない、と言う記述には驚いた。したがって鎌倉幕府の財政基盤についてはまったくわからないのだという。教科書には書いてあるのに・・・(といっても説明抜きだが)。奈良・平安の朝廷文書もないという。 ...続きを見る

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2008/08/10 09:03
【本】浅田次郎『天国までの百マイル』(朝日文庫)
 最近小説を読んでいないので、まとめて読んでいる。今日は浅田次郎を読んだ。浅田次郎の本を読むのは、初めてだ。 ...続きを見る

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2008/08/05 21:00
【本】辻仁成『ピアニシモ』(集英社文庫)
 読むはずのない本であるが、読んでみた。 ...続きを見る

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2008/08/04 22:10
【本】十川信介『近代日本文学案内』(岩波文庫)
 日本の文学の多くは私小説であるといわれる。私も友人に刺激されて、高校時代日本文学を読んだが、ちまちました題材が多かったように思う。 ...続きを見る

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2008/07/28 21:11
【本】むのたけじ『戦争絶滅へ、人間復活へ』(岩波新書)
 当年とって93歳の気骨あるジャーナリストの対談である。対談であるので、気楽に読める。途中で読むスピードが落ちることもない。 ...続きを見る

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2008/07/26 16:14
原爆被害を想起する
 『戦争と性』という雑誌が発行されているのを最近知った。その最新号である27号、特集が「ヒロシマ・ナガサキが問いかけるもの」である。 ...続きを見る

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2008/07/24 22:51
【本】アルフレッド・W・クロスビー『数量化革命ーヨーロッパ覇権をもたらした世界観の誕生』
 小沢千重子氏の訳による、紀伊國屋書店発行の本である。なめらかな知的な翻訳で、読みやすい。 ...続きを見る

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2008/07/21 07:43
【本】ロナルド/ドーア『働くということ』(中公新書)
 ずっと前に購入していて読んでいなかった。今日エアコンの中で読んでみた。 ...続きを見る

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2008/07/19 17:15
【本】池橋宏『稲作渡来民』(講談社)
 書店の店頭で、本の帯を見て購入。一通り読んでみた。新しい知見がどれほど盛り込まれているのかをみたが、それほどでもなかった。このテーマにおいて、わかっていないことが多いということがわかる本ということになる。副題に「「日本人」成立の謎に迫る」とあるが、迫っていない。要するに「わからない」ということを確認したにすぎない。ただ一つ、「弥生文化はどこから来たか」について、未だ山東半島において実証できていない説を提唱したということになる。「越」系の人々が、長江下流から山東半島、朝鮮南西部、北九州と渡ってき... ...続きを見る

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2008/07/19 16:52
【本】『憲法九条、あしたを変える』(岩波ブックレット)
 良い本だ。 ...続きを見る

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2008/07/18 21:49
イスラムを組み込むと云うこと
 『UP』7月号の書評、「幻の影を慕いて」(高田高成)が興味深い。紹介されている本は、『普遍論争ー近代の源流としての』(山内志朗)、『中世の覚醒』(ルーベンスタイン)、『アリストテレスの現象学的解釈』(ハイデッガー)の三冊である。そのなかで関心を抱いたのは、『中世の覚醒』である。 ...続きを見る

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2008/07/13 07:36
本について
 今日帰宅したら、『トヨタ・イン・フィリピン』(社会評論社)が届いていた。著者が贈ってくれたのだ。  トヨタがフィリピンでどのようなことをしているのかは、下記のHPにアクセスしていただきたい。 ...続きを見る

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2008/07/03 20:24
本 大佛次郎
 今日、『自伝の小説』、『世界を不幸にするアメリカの戦争経済』が届いた。注文して二日目で届く。これは喜ぶべきことなのかどうか。 ...続きを見る

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2008/07/01 23:02
 最近忙しくて本をなかなか読めなかった。最近医療問題に関心を抱いているので、それに関係する新書などは読んだが、やはり中曽根内閣時代から医療費の削減が始まり、医者の数を減らす政策を行ったり、診療報酬を減らしたり、現在の医療制度が抱えている問題の淵源がわかった。  GDPの比率からすると日本の医療費は多くはなく、医者の数はOECD諸国と比較してもあまりに少なすぎること、したがって病院の医師は過労死寸前の状態にあること、医療保険の改悪によりアメリカ系の保険会社が入り込み、大きな利益をあげていること、... ...続きを見る

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2008/06/29 10:37
【本】橋本健二『新しい階級社会 新しい階級闘争』(光文社)
 かなり前から、橋本氏は「階級」というものにこだわりながら研究を進めてきたようだ。「格差社会」ではなく「階級社会」を凝視し、その止揚を図らなければならないときが来ているようだ。 ...続きを見る

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2008/06/15 17:13
【本】マイケル・モーパーゴ『兵士ピースフル』(評論社)
 第一次世界大戦のイギリス軍の話である。日本軍の内務班の実態は、野間宏の『真空地帯』や大西巨人の『神聖喜劇』に描かれているが、イギリス軍も同様な実態を持っていたことが描かれている。軍隊の理不尽な姿は、どこの国でも変わらないのだなあとつくづくと思った。 ...続きを見る

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2008/06/12 22:47
書評欄
 新聞の書評欄は毎週楽しみに読む。それを読んで注文することもよくある。 ...続きを見る

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2008/06/08 22:26
【本】安富歩『生きるための経済学 〈選択の自由〉からの脱却』(NHKブックス)
 ウーム。一応読み通したが、序章と第一章はフムフムと思いながら読んだ。経済学で言うところの「市場」(しじょう)にいかがわしさを感じているので、その「感じ」を理論化している本なのかなあと思いながら読んだのだが、序章、第一章はそのような問題意識に一応照応するものであったのだが、その後は、当てが外れた。「経済学」ではないのだ。〈選択の自由〉にまつわるその前提となる「自由」に対して、何らかの対案を対置しようとしているのだろうが、「だからどうなの?」という内容。 ...続きを見る

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2008/06/08 10:38
【本】山本紀夫『ジャガイモのきた道』(岩波新書)
 ジャガイモのことなんて考えたことはなかった。しかし、この本を読んで、ジャガイモが人類にとっていかに重要な作物であるのかがわかった。 ...続きを見る

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2008/06/01 07:55
【本】榎原雅治『中世の東海道を歩く』(中公新書)
 近世の東海道は、我が家のすぐちかくを通っている。松並木も少し残っていて、東海道らしさもある。 ...続きを見る

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2008/05/27 21:01
貧困
 新自由主義的な政策が、国民の生活を破壊している。  高齢の老人には早く死になさいと誘いかけ、医者を増やすと医療費がかさむからと医者を減らし、医者は過労死寸前に追い込まれ、病気で苦しむ人々は救急車に乗りながらたらい回しされる。 ...続きを見る

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2008/05/22 22:59
【本】『環境と公害』
 岩波書店から発行されている「環境と公害」の最新号、特集は「地域の維持可能性と21世紀の国土構造」である。 ...続きを見る

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2008/05/14 21:35
【本】『思想地図』vol.1(NHK出版)
 今日書店に立ち寄った。ぶらぶらと回っていたら、この本をみつけた。どうしようかと思ったが、まあ買ってみた。帰りの電車で読み始めたら、なかなか刺激的である。頭脳を刺激する本を時たま読まないと、思考力が減退する気がするので、『現代思想』(青土社)を購読しているが、それだけでは不足である。 ...続きを見る

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2008/05/07 21:13
本を買いに
 注文していた本が届いたという連絡を受け、浜松駅近くの書店に足を運んだ。注文していた本は、民科法律部会編『改憲・改革と法』(日本評論社)である。3600円。法律雑誌『法律時報』の増刊である。私は地域史を研究しているが、大学は法学部を出ている。学生時代に法律よりも歴史を好きになり、それ以降歴史を主にしながら、傍らで法律の本も読む。 ...続きを見る

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2008/05/05 00:23
本の整理とコイズミ
 連休を利用して本の整理をしている。活字人間の私は、次々と本を買うために、とにかく本が増える。雑誌以外はあまり捨てないため、たまる一方である。 ...続きを見る

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2008/05/04 09:41
【本】本山美彦『金融権力 グローバル経済とリスク・ビジネス』(岩波新書)
 現在日本を席捲している新自由主義経済学批判の本である。 ...続きを見る

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2008/05/03 22:21
【本】雨宮昭一『占領と改革』(岩波新書)
 帯に「占領がなくても戦後改革は行われた その原点は総力戦体制にある」とある。総力戦体制論にもとづく占領と改革期の通史的叙述である。いろいろ新鮮な切り口、語り口があるが、総力戦体制論にもとづく通史としては、ぎこちない感じがする。まだ総力戦体制論は完成していないのか、それとも歴史のとらえ方として間違っているのか。 ...続きを見る

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2008/05/02 21:47
【本】金石範・金時鐘『なぜ書きつづけてきたか なぜ沈黙してきたか』(平凡社)
 『中日新聞』の書評欄に「テーマで読み解く現代」というコーナーがある。そこにイ・ヨンスク(一橋大学)の「在日」をテーマにした書評が三回にわたってあった。 ...続きを見る

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2008/04/30 22:23
【本】小田実『何でも見てやろう』(講談社文庫)
 この本は、ずっと前に読んだことがあるような気がするが覚えていない。おそらく書庫の中のどこかにあるのであろう。 ...続きを見る

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2008/03/16 09:59
【本】コリン・ジョイス『「ニッポン社会」入門』(NHK生活人新書)
 時間に余裕があるときに読む本。暇つぶしになり、けっこうおもしろい。 ...続きを見る

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2008/03/05 21:01
天皇の骨密度低下と宮中祭祀
 夕刊などに、天皇の骨粗しょう症のことが報道されていた。下記は、東京新聞。 ...続きを見る

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2008/02/25 21:51
【本】城山三郎『一歩の距離 小説予科練』角川文庫
 静かな本だ。読んでいて雑音が聞こえない。静謐のなかに、4人の少年の生死が描かれる。 ...続きを見る

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2008/02/23 22:43
冤罪の本
 このほど『冤罪FILE』という雑誌が発行された。 ...続きを見る

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2008/02/07 15:44
【本】『小田実のアジア紀行』(大月書店)
 小田実の視点には、学ぶべきものがある。それはどこで感じるかというと、中国のどこを旅したか、というところにある。 ...続きを見る

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2008/02/04 20:20
【本】堤未香『ルポ貧困大国アメリカ』(岩波新書)
 日本の政治経済政策が、フリードマンの経済政策を追求していることはすでに周知のことだ。小泉政権が竹中平蔵と共に行った政策の結果、「格差社会」が激化し、「ネットカフェ難民」などということばも一般化した。 ...続きを見る

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2008/02/02 19:34
【本】『トヨタの闇』(ビジネス社)
 私はトヨタの車に乗っている。免許をとって最初に乗ったのは、三菱のマニュアル車。故障が多く、たとえば購入して1年も立たないうちに、交差点で立ち往生。クラッチが動かなくなった。そういう故障をはじめ、何度も自動車修理工場に通った。  そのあと、トヨタ車を購入した。故障知らず、やはりトヨタの車はよい!と思った。それから「浮気」もせず、ずっとトヨタ車に乗っている。仲良くなったセールスマンも人柄が良く、この人からずっと買い続けている。  そして今乗っているのはプリウスだ。金欠病のため、新車ではなく中古... ...続きを見る

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2008/01/29 21:35
【本】『自立をめざす村 長野県栄村』(自治体研究社)
 『中日新聞』に連載されていた長野県栄村の高橋彦芳村長が、どういう施策を栄村で展開してきたかを書いたものだ。 ...続きを見る

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2008/01/27 17:45
マルクスはもう古い?
 ハワード・ジンの『ソーホーのマルクス』(こぶし書房)を読んだ。先日も書いたが、「まえがき」は悪文なので、これは読まない方がよい。誰かに訳させたのだろうが、しっかりと訳者は点検すべきであった。 ...続きを見る

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2008/01/18 23:08
郵政民営化の問題
 昨日の「きっこの日記」は、郵政民営化の問題を扱っている。民営化されたからといって、あきらめてはならない。「きっこ」が言うように、アメリカは日本の郵便貯金や簡保の350兆円を差し出させるために行わせたのが、郵政民営化なのだ。だから、アメリカに奪われないようにしなければならない。 ...続きを見る

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2008/01/16 21:55
【本】伊藤千尋『反米大陸 中南米がアメリカにつきつけるNO』(講談社現代新書)
 本書は、アメリカの建国以来の侵略的な歴史と中南米の動向とを書きながら、日本に対する警世と未来のあり方を示そうというのである。 ...続きを見る

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2008/01/11 22:57
【本】小田実『生きる術としての哲学 小田実「最後の講義』(岩波書店)
 途中でこの本は良い!と紹介したが、「最後の講義」と謳うだけ、すばらしい内容である。小田実の遺言ででもあるかのように思えた。 ...続きを見る

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2008/01/11 21:18
小田実の「最後の講義」
 岩波書店から出された小田実の『生きる術としての哲学』を読んでいるが、「最後」の講義らしく、知的緊張に満ちている。昨日購入したばかりだが、集中して読んでいる。 ...続きを見る

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2008/01/09 20:30
【本】城山三郎『指揮官たちの特攻』(新潮文庫)
 無念の死を見つめる ...続きを見る

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2008/01/08 21:48
「われわれの小田実」(『環』31号)
 藤原書店にアクセスしたら、『環』31号が「われわれの小田実」を特集していることがわかり、購入した。様々な人々が、小田の死とは自分にとって何なのかを書きつづっている。 ...続きを見る

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2008/01/07 21:37
【本】ブルーノ・ムナーリ『太陽をかこう』(至光社)
 『芸術新潮』がブルーノ・ムナーリを特集したことで、私はムナーリが気にかかるようになってしまった。 ...続きを見る

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2008/01/05 20:03
【本】水野和夫『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』(日本経済新聞出版社)
 昨年上半期のベスト経済書第一位だという。書かれていることは、そんなに目新しいことではないが、長期のタイムスパンからグローバル経済を捉えようとする姿勢にある意味驚きをもった。というのも、現在のグローバル経済を論じるに、ブローデルの『地中海』が参照され、ウォーラーステインの著作が使われる。 ...続きを見る

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2008/01/04 20:40
【本】高村薫『作家的時評集 2000ー2007』(朝日文庫)
 高村薫は作家である。高村の政治等に関する批評が、「中日新聞」夕刊に月一回ほど掲載される。私はそれを読み、なかなかきちんとした正鵠を射る発言をしていると思っていた。 ...続きを見る

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2008/01/02 11:45
【本】上野千鶴子『国境お構いなし』(朝日文庫)
 昨日書店で何気なくとった本。買おうと思って買った本を押しのけて、私はこれを読み始めた。惹きつける本である。 ...続きを見る

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2008/01/01 12:45
【本】平野聡『大清帝国と中華の低迷』(講談社)
 「興亡の世界史」というシリーズの一冊。全冊購入はしているが、読んだのはこれが初めて。いわゆる通史的な内容を期待していたわけではないが、まさにこれは通史的な叙述ではなく、研究の成果であるといえよう。著者は『清帝国とチベット問題』(名古屋大学出版会)を刊行しているから、その簡易版なのだろうか。 ...続きを見る

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2007/12/31 12:43
【本】伊東乾『ケダモノダモノ』集英社
 この本はいかなるジャンルに入るのかわからない。緻密な論理が展開されているわけではない。ドキュメントでもなく、小説でもなく、評論でもなく、強いて言えば随筆か。 ...続きを見る

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2007/12/17 21:10
【本】佐藤優『国家の罠』(新潮文庫)
 単行本でかなり売れた本である。やっと文庫本になったので読んでみた。 ...続きを見る

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2007/11/19 17:55
司馬遼太郎の軍隊観
 私どもの連隊(戦車部隊−引用者注)は(中略)東京の背後地の栃木にいる。敵が関東地方の沿岸に上陸したときに出動することになっているのだが、そのときの交通整理はどうなるだろうかということである。 ...続きを見る

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2007/11/16 22:41
【本】大屋雄裕『自由とは何かー監視社会と「個人」の消滅』(ちくま新書)
 法哲学者が書いた本は、長期間読んだことがない。法制史のH氏が井上達夫の本を奨めてくれて買ってはあるのだが、いまだ「積ん読」の状態だ。  したがってこの種の本にあまりなじみがないので、本の紹介をすることに躊躇する。しかし、久しぶりに頭の刺激とはなったし、学ぶところもあった。 ...続きを見る

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2007/11/08 20:54
政治不信のことなど
 小沢騒動は、後味が悪い。何のためにこんなに騒いだのか。まったく無駄な騒動だ。民主党にとっては、マイナスとなる事態であった。 ...続きを見る

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2007/11/07 22:04
【本】梅森直之『ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る』(光文社新書)
 名著『想像の共同体』で高名なベネディクト・アンダーソンが、早稲田大学で講演を行った。前半はその講演を載せている。『想像の共同体』を書くに至った背景、そして現在の問題関心が、そこには語られていた。  後半部は、梅森の解説である。その解説がよい。『想像の共同体』をはじめとしたベネディクト・アンダーソンの思考が、わかりやすく書かれている。 ...続きを見る

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2007/10/14 09:57
【本】テッサ・モーリス・スズキ『北朝鮮へのエクソダス』(朝日新聞社)
 戦後、1959年から多くの在日朝鮮人が北朝鮮へと渡った。「帰国事業」というその政策は、実際は「帰国」ではない。なぜなら日本にいたほとんどの在日朝鮮人の故郷は、済州島を含めた「南」であるからだ。 ...続きを見る

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2007/10/08 10:13
【本】梶山季之『ルポ戦後縦断』(岩波現代文庫)
 ここに掲載された「昭和30年代」に書かれたものがほとんどである。もう50年以上前のものということだ。しかし、読んでいて、あまり古さは感じない。「ルポ」と銘打っているだけあって、きちんとした取材に基づいて対象に肉迫しているからである。梶山の眼によって切り取られた事実が、その時代の断面を表し、歴史的事実としての普遍性をもっているのである。 ...続きを見る

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2007/10/02 20:41
【本】西野喜一『裁判員制度の正体』(講談社現代新書)
 私が裁判員制度に対してもっていた漠然とした疑問をこの本は共有していて、その疑問についてきちんと答えている。読めば読むほど、裁判員制度の問題点が明らかになり、まさに結論として実施すべきではない、と思うようになった。 ...続きを見る

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2007/09/20 17:53
【本】野田峯雄『『プリンセス・マサコ』の真実』(第三書館)950+税
 オーストラリアのジャーナリストによる Prisoner of chrysanthemum Throneの完全邦訳版が出版された。当初この本は講談社が発売する予定であったが、第三書館からの発売になった。邦訳題は『プリンセス・マサコ』である。 ...続きを見る

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2007/09/16 15:00
【本】朝日新聞取材班『「過去の克服」と愛国心』(朝日新聞社)
 良い本である。「歴史と向きあう」というシリーズの二作目である。  新聞に連載されたものだそうだ。私は朝日を購読していないので、新聞紙上ではみていない。  このテーマに即して、冷静に論を運んでいる。 ...続きを見る

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2007/09/14 21:59
【本】金平茂紀『テレビニュースは終わらない』(集英社新書)
 大変良い本である。マスコミ関係者、特にテレビに関係している人々、マスメディアに関心を抱いている人には、必読である。 ...続きを見る

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2007/09/05 21:52
【本】米原万里『米原万里の「愛の法則」』集英社新書
 すばらしい才能の持ち主、米原万里。彼女は昨年亡くなった、知性あふれる本を残して。同時通訳者でもあった米原さんの仕事について語った講演の内容が、本になった。 ...続きを見る

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2007/08/28 22:47
松岡英夫『人権擁護六十年 弁護士海野普吉』(中公新書 1975年刊)
 かつて海野普吉という弁護士がいた。本当の名は「晋吉」であったそうだが、村役場の戸籍係が間違えて「普吉」としてしまったのだという。 海野は静岡(市)出身である。1885年、地主の家に生まれた海野は、静岡中学(現在の静岡高校)を卒業し、6高(岡山大学)を経て東京帝大へ。卒業後すぐに弁護士登録を行い、1968年7月6日、82歳10ヶ月で亡くなった。その間、戦時下の思想弾圧事件の弁護を一手に引き受け、その中には人民戦線事件、東京帝大の自由主義者・河合栄治郎事件、津田左右吉事件、唯物論研究会事件、... ...続きを見る

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2007/08/18 16:15
【本】大田昌秀『沖縄戦を生きた子どもたち』(クリエイティヴ21) 
 大田昌秀氏が渾身の力をこめて書いた本である。 ...続きを見る

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2007/08/02 20:24
【本】井上寿一『日中戦争下の日本』(講談社)
 なかなか面白い本ではあった。帯の「なぜ国民は戦争に協力したのか」という問いには、十分答えていないという感想をもった。 ...続きを見る

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2007/07/21 14:57
ひどい電力会社の原発管理
 東京電力柏崎刈羽原発に対する安全管理は、まったくの手抜きであったことがはっきりしてきた。活断層があってもそれを無視して建設し、火事が起きてもそれを消せない。おそらくほとんどの原発の安全管理は、このようなずさんなものだろう。今日の『中日新聞』夕刊に以下のような記事があった。 ...続きを見る

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2007/07/20 22:32
【本】西山太吉『沖縄密約』(岩波新書)
 昨日私は、日本国家を「貢納国家」とした。インターネットで検索すると、すでにそのように呼んでいるサイトがいくつかあった。なるほど考えることは一緒である。 ...続きを見る

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2007/07/05 21:46
吉田司のコメントと『沖縄密約』(岩波新書)
 今日の「中日新聞」に、ノンフィクションライター吉田司が、『改憲の系譜 9条と日米同盟の現場』(新潮社)をもとにして、短文を書いている。 ...続きを見る

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2007/07/04 22:38
クリエイティヴ21
 クリエイティヴ21という会社がある。ドキュメンタリー映画を作製したり、本を出版したり、演劇をプロデュースしたりなど多角的な表現活動を行っている。 ...続きを見る

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2007/06/26 22:47
【本】阿部菜穂子『イギリス「教育改革」の教訓』(岩波ブックレット)
 アベシンゾー氏は、しきりとイギリスサッチャー政権の教育改革ををまねしようとしている。 ...続きを見る

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2007/06/25 20:35
【本】田中貴子『検定絶対不合格教科書 古文』(朝日新聞社)
 町田市在住の方、この人はなぜか女子大嫌いで、学生時代に何か悲劇にあったのかもしれないが、その人が推薦した本。 ...続きを見る

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2007/06/17 22:53
【本】岸本佐知子『気になる部分』(白水社)
 人から推薦された本、あるいは書評でみた本など、読むことが多い。しかしその中でも、失敗したなと思う本がある。最近の失敗作は島田裕巳の中沢新一批判本である。これは内容的には同意する部分も多いのだが、いかんせん冗長である。主張はブックレット程度の本で充分に達せられるほどのものである。 ...続きを見る

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2007/06/16 10:52
笑い
 今日は日曜日。布団の中で『UP』(東京大学出版会)の6月号を読む。渡部潤一の「太陽」、短くわかりやすい文。別に新しいことを書いているわけではない。肩の凝らない科学的な知見の確認。  小林康夫の文は、高校で複素数を学んだだけの私にはまったくとんちんかん。導入部分だけが理解可能。その内容、ランボー、マラルメなどを講義で使用したら、そのほとんどを読破してきた女学生がいた・・・だから「ほんのわずかな刺激を与えるだけで、まだ染まっていない知性のスポンジが新しい世界の「物音」を驚くべき軽やかさで吸い込ん... ...続きを見る

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2007/06/10 11:03
【本】小田実『中流の復興』(NHK生活人新書)その1
 よい本だ。読みやすい。末期ガンに冒された小田の「遺書」めいた内容である。それは末尾に「人生一巡、みなさま方とともに生きたこと、生きられたことを、幸いに思います。ではおたがい、奇妙な言い方かも知れませんが、生きているかぎり、お元気で。」(246ページ)による。  勿論私は、瀬戸内寂聴の祈りにこめられたように、小田には生きてまだまだ書いて欲しいという希望を持っている。  小田実が駆け抜けてきた時代を、年齢はかなり異なるが、私は同じような問題意識をもって生きているからだ。一時期にあった北朝鮮を「... ...続きを見る

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2007/06/09 21:30
瀬戸内寂聴と小田実
 『中日新聞』夕刊に、瀬戸内寂聴の「あしたの夢」という連載ものが月一回載る。先月も確か小田実のことが記されていた。6日のそれも小田実のことだ。  『何でも見てやろう』というアメリカ留学体験を書いてから、ベ平連などの平和運動に主導的に関わり、また様々な小説を書く。  小田実の本は、最近のものを除き、多く読んだ。中でも、「「アボジ」を踏む」は短編ながら印象的な作品であった。 ...続きを見る

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2007/06/07 20:38
【本】治安の悪化、犯罪の凶悪化?(『犯罪不安社会』光文社新書)
 「刑務所は「治安の最後の砦」ではなく、「福祉の最後の砦」になっている」(214ページ)という記述は、社会一般に流されている「常識」(マスコミが先頭になって扇動しているもの)に対する痛烈な皮肉である。 ...続きを見る

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2007/05/26 20:39
【本】浜田知明『よみがえる風景』(求龍堂)
 初めて見た浜田知明の絵画は衝撃的だった。その衝撃は、今も消えない。 ...続きを見る

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2007/05/21 22:44
病院、そして大石嘉一郎『近代日本地方自治の歩み』(大月書店)
 聖隷三方原病院に行った。肺のCT撮影のためである。結果は近日中にわかる。異状がなければよいが、と思う。 ...続きを見る

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2007/05/17 21:05
【本】丸山勇『ブッダの旅』(カラー版岩波新書)
 写真が美しい。インド北部の各地にある、ブッダにちなんだ遺跡の数々。丸山は、それらを訪れ、遺跡やその周辺をカメラに納める。おそらくブッダが生きていたときと、インドは余り変わっていないのではと思わせるほど、「周辺」は田舎である。 ...続きを見る

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2007/05/14 22:40
【本】新川登亀夫『聖徳太子の歴史学』(講談社選書メチエ)
 最近は、お札にもなった聖徳太子だとされていた図像が教科書などから消えているという。図像が消されていると時期を同じくして、聖徳太子像に対する疑問が次々とだされ、その存在すら疑問をもたれている。 ...続きを見る

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2007/05/04 10:00
寝ながら・・・・・
 憲法記念日に、寝ている。4月初旬からの風邪がぬけない。こんなに長期間患うとはおもってもみなかった。 ...続きを見る

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2007/05/03 20:37
【本】藤原新也『平成幸福音頭』(文藝春秋)
 土曜、日曜とずっと寝ながら本を読んでいた。その中の一つが藤原新也の本、『平成幸福音頭』である。これがまたすこぶる面白く、またまじめなのである。「平成」という時代、といっても出版は1993年であるから、平成が始まってから早い時期の社会状況に対し、まじめに考えていることがよくわかる。そこで指摘されていることは、今なおその効力を失ってはいないと思った。 ...続きを見る

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2007/04/23 22:00
【本】藤原新也『全東洋街道』上下(集英社文庫)
 なかなか風邪が脱けず、仕方なく布団の中で本を読む。今朝読み終えたのがこの本である。旅の好きな私も、藤原氏が歩いた道を歩んでみたいと思うが、チベットの山中の寺での生活は無理だと思った。しかし山中の寺院で一生を過ごすという人生もある。それも驚きであるが、人それぞれの生き方に絶対はない。 ...続きを見る

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2007/04/22 21:40
『 DAYS JAPAN』 5月号
今月号の『DAYS JAPAN』に掲載されている写真は、迫力があり、心を撃つ。「第3回DAYS 国際フォト・ジャーナリズム大賞 特大号」というだけあって、力のある写真が多い。と同時に、筑紫哲也氏や池田香代子氏らの文章が含蓄があってよい。 ...続きを見る

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2007/04/19 21:17
本を読むことと、手の話
 昔から、誰かがよいといっていた本は、案外買って読む習慣がある。そのなかの一つが、先日批評した島田裕巳の『中沢新一批判・・・・』であるが、これは有田芳生のブログで紹介されていたのを読み、それで購入したものだ。これは損をした。以前、有田が紹介した藤原新也の『黄泉の犬』はよかった。この本は、さりげなくオウム真理教を本質的なところで批判している。 ...続きを見る

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2007/04/16 21:54
【本】島田裕巳『中沢新一批判、あるいは宗教的テロリズムについて』(亜紀書房)
 定価は、1700円+悪税 である。    これは全部読む価値はない。おそらく整理して書けば、分量は半分くらいですむ。主張していることは、きわめて少ない。 ...続きを見る

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2007/04/14 17:17
吉野源三郎に学ぶ
 私の思想形成上、もっとも大きな影響を与えたのは、吉野源三郎氏であった。吉野源三郎氏は、『君たちはどう生きるか』(岩波文庫)の著者であり、哲学者であり、また岩波書店の重要な編集者でもあった。 ...続きを見る

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2007/04/12 22:41
【本】加藤周一『日本文化における時間と空間』(岩波書店)
 病に苦しみながらも、活字から離れられない性癖故、ときどきに読み進めた本である。 ...続きを見る

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2007/04/11 22:05
【本】牧原憲夫『民権と憲法』(岩波新書)
 井上勝生『幕末・維新』と同様に、たいへんおもしろい。最近の研究成果をとりこんで、清新な内容である。牧原氏は、建白書や各地の新聞記事を利用して、この時期の歴史像をおもしろく描いた。 ...続きを見る

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2007/03/27 21:17
立花隆編『南原繁の言葉』(東京大学出版会)A
 浜松駅近くの地下道には、夕方一人のホームレスが寝ている。時にはさらに1ペアが並んで寝ているときもある。遠州鉄道の第一通り駅の付近は、ちょうど風を防ぐスペースがあるので、そこには数人生活している。 ...続きを見る

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2007/03/17 09:27
【本】立花隆編『南原繁の言葉』(東大出版会)@
 戦争が終わった頃、新しい日本をつくろうという息吹があった。その息吹に、命を吹き込んだ一人が、東大総長だった南原繁であった。 ...続きを見る

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2007/03/12 23:10
【本】井上勝生『幕末・維新』(岩波新書)
私は、主に昭和前期の研究をしているので、最近はあまり明治維新関係の本は読まない。本はいろいろもってはいるのだが、よほど必要にならないと書棚からおろさない。 ...続きを見る

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2007/03/07 22:12
【本】文京洙『韓国現代史』(岩波新書)
 占領期、静岡県からの在留朝鮮人の帰国事業を、もう一度書いてみようという気になって、調べ始めた。前回は、帰国先の朝鮮半島の状況をあまり調べずに書いたので、今回はきちんと調べようと、まず読んだのがこの本である。  本書は別に占領期だけでなく、現在に至る韓国の現代史を、周縁に目をくばりながら、わかりやすく、しかし一定の問題意識をもって、研究史をきちんと踏まえながら記したものである。 ...続きを見る

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2007/02/24 21:24
【本】『季刊 軍縮地球市民』第7号 特集 アメリカの戦争 (明治大学軍縮平和研究所)
 「アメリカの戦争」という特集は、世界各地でのアメリカの軍事行動を中心とした動きが、どれほど混乱をつくりだしているかを記したものだ。アジア、ラテンアメリカ、アフリカ、バルカンなどを対象にしているので、現時点での問題点が浮き彫りになる。それぞれの文章は短いので、詳しい分析などはない。しかしそれはないものねだりというものであって、鳥瞰するためには便利である。 ...続きを見る

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2007/02/23 22:36
【本】諏訪哲二『なぜ勉強させるか?』(光文社新書)
 『下流志向』を読んだなかに、諏訪哲二の著書が引用されていた。しかしその本がなかったので、出版されたばかりのこの本を購入。副題に「教育再生を根本から考える」とあった。 ...続きを見る

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2007/02/21 22:10
【本】内田樹『下流志向ー学ばない子どもたち 働かない若者たち』(講談社)
 面白い問題提起にあふれる本である。「朝日新聞」ネットの書評でみて購入した。 ...続きを見る

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2007/02/18 16:56
【本】アジア太平洋資料センター『徹底解剖100円ショップ』(コモンズ)
 時折利用する「100円ショップ」。そこで販売される商品はなぜ100円で販売できるのか、その商品はどこで製造されているのか、また100円ショップの問題はどこにあるのか、などを検討した本である。 ...続きを見る

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2007/02/16 21:39
【本】吉田浩『浜田知明=聞書 人と時代を見つめて』(西日本新聞社)
 1996年刊行の本である。 ...続きを見る

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2007/02/15 20:52
【本】藤原新也『なにも願わない手を合わせる』(文春文庫)
藤原が文で表現する世界は、豊饒である。  本書の中に、和南城という彫刻家の作品について、「沈黙」の声が聞こえる、とある。藤原の文は、ある意味饒舌である。饒舌に、自らの見たもの、あるいは感懐を書き付ける。であるが故に、書かれた内容に豊饒さを感じる。 ...続きを見る

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2007/02/13 21:27
【本】藤原新也『空から恥が降る』(文春文庫)
藤原の眼は確かだ。写真をやっているだけあって、見るべきものを見る。旅に行っても、彼は見る。見つめるべきものを見つめるのだ。もちろん、見るべきものを見るためには、批判精神がなければならない。彼の批判精神は、一カ所から見るのではない。多方面からの視点からのものだ。 ...続きを見る

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2007/02/11 09:52
【本】高橋義人『グリム童話の世界−ヨーロッパ文化の深層へ』(岩波新書)
 キリスト教がヨーロッパに浸透する以前、ヨーロッパにも非キリスト教の文化が存在したこと、それがグリム童話の中に収録されているということは、すでに知っていた。しかしどのようなものであるか具体的に知っているわけではない。著者は、「メルヘンは非キリスト教的な民間信仰を人々の口から口へと伝える貴重な媒体であった」(5)として、メルヘンの世界へ分け入る。  本書を読んでいて、「シンデレラ」と同じような伝説が日本にあること、またなまはげなどの日本の民俗行事と類似のものがヨーロッパにもあること、「キリスト教... ...続きを見る

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2007/02/09 20:56
【本】『フーコー・ガイドブック」(ちくま学芸文庫)
 フーコーのガイドブックというので読んでみた。私は、すべてのフーコー作品を読んでいるわけではないので、手頃なガイドブックだと思ったのだが、やはりガイドブックであり、フーコーの著作そのものを読んだ方がよいと思った。そのような気持ちにさせたというだけでも、読む価値があるというのだろう。 ...続きを見る

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2007/02/08 19:06
【本】鹿野政直『兵士であること−動員と従軍の精神史』(朝日新聞社)
 鹿野政直氏の講義を私は受けたことがある。「日本史研究入門」という講義であったと思う。学部は違ったが、時々「もぐり」で講義を受けていた。内容は近代史に関する研究史だったような気がする。該博な知識を背景にしたクリアな講義であった。    私は卒業後も、鹿野氏の著作はほとんど読み、今も学ばせていただいている。 ...続きを見る

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2007/02/05 17:47
【本】佐藤優『獄中記』(岩波書店)
 当たり前のことだが、私と佐藤氏とは考え方が大きく違う、そのことがよくわかる本だ。 ...続きを見る

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2007/02/03 18:40
ごまかし勉強法
 今日、教育基本法改廃の背景についてあるところで話をしました。その際、利用した本の名を思い出せなくて、紹介できなかったので、ここに紹介しておきます。 ...続きを見る

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2007/01/27 22:16
【本】福田ますみ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮社)
 本の帯に、「保護者の虚言が「史上最悪」のいじめ教師を生んだ」、「親の言いなりになる学校、盲信するマスコミ、医師、550人もの大弁護団・・・・病める教育現場で起こった驚愕の冤罪劇!」とある。  実を言うと、私はこの本を読むまで、この事件を知らなかった。有田芳生のブログを読んでいてこの本が紹介されていたので購入して読んでみたのである。  読んでいて、まずこの事件を総体としてみたとき、もっとも責任の重いのはマスコミであると思った。おそらく本書の著者もそのような感想をもったであろう。この事件を報道... ...続きを見る

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2007/01/26 18:07
【本】藤原新也『黄泉の犬』(文藝春秋)
 表題が記された表紙は、ガンジス川の中州に流れ着いた死体を噛む犬の写真である。この犬が「黄泉の犬」なのであろうか。裏表紙の写真は、富士山が見える庭園の写真であるが、これは「黄泉の国」であるかのような風景である。  いずれも、「幻影」とでもいうのであろうか。 ...続きを見る

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2007/01/02 12:22
【本】米谷匡史『アジア/日本』(岩波書店)
 よい本だ。私は頭の体操のために『現代思想』を購読しているが、そこに載せられている論文の数々は読んでいて頭を働かせなければならないから、好きだ。本書も、そうだ。また考えさせられる。 ...続きを見る

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2006/12/06 23:02
【本】苅谷剛彦ほか『欲張りすぎるニッポンの教育』(講談社現代新書)
 対談と苅谷氏、対談相手の増田マリヤ氏の文章で構成されている。苅谷氏の発言や文は、現在の教育が抱える問題点をよく衝いている。増田マリヤ氏は、教育問題についての認識が深くはない。ジャーナリストとして、自らの見聞にもとづいた部分はよいけれど、そうでないところは理解力に欠ける。マスメディアに関わる人々には、表層部分を撫でるだけであたかもわかったような気になるヒトが多い。あまり勉強しないからしかたないが。  とくに前半部分は、増田氏の無理解が苅谷氏をいらだたせていたのではないかと思われる。 ...続きを見る

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2006/12/03 20:50
【本】吉田裕『日本の軍隊』(岩波新書)
 私も今まで軍事関係の本を読んできているので、書かれている内容で新鮮であった事項はそんなに多くはない。しかし、そのエッセンスをコンパクトにまとめてあるので、読んていて整理が出来る。 ...続きを見る

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2006/12/03 13:52
【本】手島龍一・佐藤優『インテリジェンス・武器なき戦争』(幻冬舎新書)
 面白い本である。国家に関する情報を扱う外交官である佐藤やジャーナリストの手島が、機密とか諜報とかについての考えを、一定の事実に基づいて開陳するのであるが、それがすこぶる面白いのだ。 ...続きを見る

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2006/12/03 13:41
【本】伊東乾『さよなら、サイレント・ネイビー』(集英社)
 すごいエネルギーを感じる本である。問題意識も鮮明である。この本は、多くの人に読まれるべき本である。昨日到着したが、今読み終えた。 ...続きを見る

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2006/11/26 12:35
【本】尾崎秀実『ゾルゲ事件 上申書』(岩波現代文庫)
 この本を読んでいるとき、国会では自民党・公明党が教育基本法「改悪」を推し進めようとしていた。  尾崎の「上申書」を読んでいると、現在の国家は、尾崎が「上申書」に記しているような内容を国民が自主的に書くようになる、そんな時代をつくろうとしているのではないかと思ってしまう。 ...続きを見る

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2006/11/17 22:05
映画「スパイ・ゾルゲ」と尾崎秀実『愛情はふる星のごとく』
 先日「スパイ・ゾルゲ」のヴィデオを借りてみた。映像は、その時代の雰囲気をつくりだしていて、みていてなかなかリアルであった。 ...続きを見る

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2006/11/09 20:46
【本】川崎哲『核拡散ー軍縮の風は起こせるか』(岩波新書)
 「かずのり」氏のコメントで紹介されていた本である。早速買って読んでみた。 ...続きを見る

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2006/11/05 09:22
【本】『コンラッド短編集』(岩波文庫)
 若い頃は、海外文学を読みあさった経験がある。コンラッドは、最近読み始めた作家。文学を、最近の若い人々は素通りして生きていく。もったいないことだ。若い頃に感動した文学を、中年になって読むと、その感想はまったく異なる。若い頃の方が感動は大きい。感動する経験をたくさん積み重ねることが、必要だとつくづくと思う。 ...続きを見る

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2006/11/04 09:23
【本】長田弘『知恵の悲しみの時代』(みすず書房)
 静かな本だ。ここには、戦時下に出版された本が紹介されている。だが、それらは叫ばない。戦時下に出された本なのに、そこに漂うのは静かさだ。だからといって、「戦時下」が意識されていないわけではない。戦時下であるからといって、すべてを戦争と関わらせることはしなくてよいのである。  なぜなら、「戦時下」であっても、戦時下でない時代には普通であったこと、すなわちふつうの日常生活が、当たり前のことだが、続いていたからである。    著者の長田弘の本をはじめて読んだのは、『私の20世紀書店』(中公新書)... ...続きを見る

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2006/10/31 23:25
【本】石田英敬ほか『アルジャジーラとメディアの壁』(岩波書店)
 アルジャジーラは、現代のメディアの中でも、「特異」である。「特異」というのは、たとえばイラク攻撃のための米軍にその基地を提供したカタール政府がその経営を大きく支えているというだけでなく、それでも権力におもねない、あるいは視聴者におもねない「独立」したジャーナリズムとして存在しているというだけではない、それ以外にも様々な点で「特異」なのである。その「特異」とは、決して非難されるものではなく、現在の他のメディアがすでに、あるいは最初から持っていないものを持っているという点で、そうなのである。 ... ...続きを見る

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2006/10/29 13:18
【本】鹿野正直『日本の近代思想』(岩波新書)
 2002年刊行である。今まで長い間自治体史に関わってきて、資史料や参考文献(多くは歴史の専門書)を読み続けてきたので、積ん読になっているものが多い。本書もその一つである。  とてもよい本だ。「近代思想」と銘打っているが、射程は現在まで包含している。いや、現在に対する鋭い問題意識があるから、近代の思想的「産物」を再生させることができているのだろう。 ...続きを見る

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2006/10/26 22:52
【本】苅部直『丸山真男ーリベラリストの肖像』(岩波新書)
 知の巨人、政治学者・丸山真男の評伝である。  私も丸山真男の著作はいろいろ読んできた。また数々の丸山真男論も読んだ。そのなかで、この丸山真男論は秀逸である。著者は、丸山の生の軌跡をたどりながら、丸山の思考の変遷を、きわめて素直に理解しようとつとめている。その姿勢が、この本を魅力的なものにしている。  この本を読んだために、私は『丸山真男集』を古本屋から購入してしまった。丸山の本は、単行本で出ているものはすべて持っているので、買う必要がないと思っていた。『丸山真男座談』は今までなかったので、... ...続きを見る

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2006/10/26 20:49
【本】サイード『人文学と批評の使命』(岩波書店)
 原題は、humanism and democratic criticism である。本の内容は、日本の書名と原題をあわせたようなものである。 ...続きを見る

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2006/10/22 15:09
サイードの意図と私たち
 2003年9月になくなった『オリエンタリズム』で有名なE/W/サイードの最後の著書とされる『人文学と批評の使命』(岩波書店)が刊行された。まだすべてを読み終わったわけではないが、サイードの意図は、私たち東アジアに生きる者にとっても大きな示唆を与えてくれる。  サイードは、2001・9・11以降の「西洋」と「イスラム」の対立について、こう記している。 ...続きを見る

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2006/10/21 18:03
【本】田村秀『データの罠 世論はこうしてつくられる』(集英社新書)
 日々の新聞には、様々な統計に基づく記事が載せられる。よくみるのは内閣支持率などの世論調査である。著者は「世論調査が常に客観的な手法で行われているとは限らないと言うことを、しっかりと理解しておく必要がある」(195)と記す。そして「大新聞の世論調査であっても、一定の回答へ導こうとする誘導尋問や、特定の選択肢が上位に来るようあ質問が時として見受けられるからである」と続ける。 ...続きを見る

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2006/10/19 20:51
【本】外岡秀俊『情報のさばき方』(朝日新書)
 朝日新聞社から新書が刊行された。早速本書と姜さんの『愛国の作法』、王敏『日中2000年の不理解』の三冊を購入した。 ...続きを見る

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2006/10/16 23:19
【本】矢島尚『好かれる方法』(新潮新書)
 読んでも読まなくても良い本である。 ...続きを見る

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2006/10/12 21:15
【本】横田一、佐高信編『トヨタの正体』(金曜日)
 私はトヨタ車に乗っている。車に乗り始めて、最初は三菱であったが、その後からずっとトヨタ車である。三菱に乗っていたときには苦労した。買って間もないときにクラッチが故障したり、とにかく故障続きであった。その後トヨタにしたらほとんど不具合はなくなった。 ...続きを見る

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2006/10/11 23:15
【本】小波津正光『お笑い米軍基地』(グラフ社)
 沖縄でタクシードライバーに教えてもらった本である。沖縄で話題になっているそうだ。 ...続きを見る

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2006/10/10 20:24
「メディアの壁」と学校
   「メディアの壁」ということばが、なぜか現在の社会状況の本質を捉えているような気がする。この言葉は何で読んだのか記憶にはないが、最近『アルジャジーラとメディアの壁』(岩波書店)が刊行されたことによるのかもしれない。この本は注文してあるが、いまだ来ずであるが。 ...続きを見る

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2006/10/09 17:38
【本】加藤節『南原繁ー近代日本と知識人』(岩波新書)
日本には、中江兆民、植木枝盛、田中正造、吉野作造、河上肇など、歴史に残されるべき思想を紡いだ人々が多くいる。その人たちの思想を、現在の問題とつきあわせてみようという気になった。 ...続きを見る

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2006/09/29 20:53
【本】橘木俊詔『格差社会 何が問題なのか』(岩波新書)
 安倍政権も、小泉政権が推進してきた「改革」を続けるという。小泉政権は、一方で日本や韓国、中国のナショナリズムをよびおこし、他方で「格差社会」を拡大させてきた。私はそれら両方を厭う。 ...続きを見る

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2006/09/27 21:40
【本】森達也『世界が完全に思考停止する前に』(角川文庫)
 森達也氏の著書、3冊目の紹介である。これもなかなか良い。 ...続きを見る

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2006/09/26 21:30
【本】小森陽一『心脳コントロール社会』(ちくま新書)
 脳科学の発達は、人々の意識を「改造」することができるようになったことを記しているのが本書である。私たちは一定の「社会的集合記憶」をもって生きている。時代に生きる私たちは共通の体験、共通の認知を獲得しながら生きていく。その間に、否応なしに「社会的集合記憶」を形成している。そこに働きかけて、一定の意識改造あるいは意識の獲得をめざす「科学」が発達してきている、それがマーケティングなどに使用され、さらには政治のレヴェルでも利用されているというのだ。 ...続きを見る

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2006/09/21 21:37
【本】森達也『「A」マスコミが報道しなかったオウムの素顔』(角川文庫)
 この本も面白い。一気に読める。ということは、内容も面白いが、文章もよい、ということだ。森氏は「A]という、オウムの荒木広報担当を主人公としたドキュメンタリーを撮った。その顛末を書いたのが、この本である。  私は残念ながら、「A]というドキュメンタリーをみていない。したがってそれについて言及することはできない。 ...続きを見る

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2006/09/20 21:24
【本】森達也『職業欄はエスパー』(角川文庫)
 著者森達也氏は、オームに関する「A」を撮影した映画監督だ。この人の文章は、時たま読むときがある。雑誌で時々みかけるからだ。しかし、著書は、今回が初めてだ。 ...続きを見る

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2006/09/19 20:34
『丸山真男回顧談』(その2)
 昭和天皇は、2・26事件の時、反乱将兵の鎮圧に大きな決断をしたが、後に「行き過ぎ」であったと感想を述べている。しかし丸山はそれは憲法上おかしいという。 ...続きを見る

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2006/09/18 09:59
【本】『丸山真男回顧談 上』(岩波書店)について(その1)
 近所にある書店「よむよむ」が、今月24日で撤退するという。同社は立川市を本拠とする。浜松市内にある書店の内、専門書を多く取りそろえているのは、昔からある谷島屋書店(いくつか支店があるが、本店には専門書がある)と、この「よむよむ」しかない。あとの書店は、雑誌や文庫本など売れ筋を主体としている。私はこの「よむよむ」を利用していたのだけれども、確かにあまり人はいなかった。しかし哲学、社会学など専門書を多くそろえている書店がなくなってしまうのはとても残念だ。  そこで、「よむよむ」で何か買おうと思っ... ...続きを見る

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2006/09/17 09:11
【本】加藤周一『20世紀の自画像』(ちくま新書)
 さすがである。現代日本の代表的な知識人、加藤周一氏の対談である。氏の言説は、知的でかつ鋭い。それが、この対談の中でも十二分に発現している。 ...続きを見る

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2006/09/13 23:05
【本】原彬久『吉田茂』(岩波新書)
 吉田茂に関わる人物史であるが、周辺の資料を渉猟して、吉田茂を中心にした歴史書となっている。新しい資料、文献も盛り込み、いろいろな知識を得ることができた。前著『岸信介』よりもよいと思われる。特に戦後史は面白かった。 ...続きを見る

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2006/09/10 21:52
【本】島本慈子『戦争で、死ぬということ』(岩波新書)
 いずれにせよ、最近は男性のみならず女性の間でも、戦争への抵抗感が薄れてきていることは間違いない。・・・・いまはまだ局所的にではあるが、戦争応援団の再生がはじまっている。(136頁) ...続きを見る

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2006/09/05 20:37
【本】奥村和一ほか『私は「蟻の兵隊」だった』(岩波ジュニア新書)
 「蟻の兵隊」は、最近各地で上映されている映画。私は見ていないが、本は読んでみたいと思った。今日買って、今読み終えた。奥村さんが書いたのではなく、酒井誠さんという人との話し合いとなっているので、きわめて読みやすい。 ...続きを見る

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2006/08/29 21:57
【本】藤木久志『刀狩り』(岩波新書)
 これはたいへん面白い本である。「刀狩り」に関する固定観念を吹っ飛ばす。  秀吉の刀狩りによって、日本人は武装解除されたという「通説」が見事にひっくり返されている。  刀狩り以降も、人々は武器を持っていた。ただし、その武器はもっていただけで「武器」として使わなかった。「刀狩り」は、武器を「武器」として使用させないための法であったようだ。だから、武器は民衆の間にあった。  しかし戦国の動乱の中で、イヤと言うほどいくさで辛酸をなめてきた人々は、天下統一後の平和を維持すべく、支配者である武士も含... ...続きを見る

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2006/08/25 23:43
【本】前田哲男『新訂版 戦略爆撃の思想』(凱風社)
 分厚い本である、だが、読ませる本である。「神は細部に宿り給ふ」ということばがあるが、重慶への爆撃に関するきわめて詳細な記述がある。日本軍が重慶への戦政略爆撃を始める経緯、爆撃の内容、そして爆撃下における重慶の人々の苦難、蒋介石や周恩来の動静、真珠湾以降の重慶の位置など、重慶爆撃をミクロでみる視点がある。それだけではない。戦史の中に位置づけるため、世界的な視野の中で捉えようというマクロの視点がある。  本書を読むことによって、私たちは多くのことを知ることになろう。 ...続きを見る

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2006/08/19 15:33
【本】斎藤貴男『空疎な小皇帝』(ちくま文庫)
 『戦後短編小説再発見』に「組織と個人」という巻がある。そのなかに、石原慎太郎の「院内」という作品があった。その最初の部分には、こうある。 ...続きを見る

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2006/08/18 22:01
【本】佐伯真一『戦場の精神史 武士道という幻影』(NHKブックス)
 現在日本人の意識の上にのぼる「武士道」は、幻影だと言うことを、戦記物などを駆使して古典をもとに論じたもの、説得力ある内容になっている。 ...続きを見る

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2006/08/12 22:11
【本】高田里惠子『文学部をめぐる病い』(ちくま文庫)
 裏表紙に本書の趣旨が載っている。 ...続きを見る

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2006/08/12 15:08
【本】前田哲男『新訂版 戦略爆撃の思想 ゲルニカ 重慶 広島』(凱風社)
 前田哲男氏の『戦略爆撃の思想』(朝日新聞社)は名著である。読んでいて、これは“名著”だと思わせる本はあまりない。 ...続きを見る

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2006/08/11 21:15
【本】講談社文芸文庫『戦後短編小説再発見17 組織と個人』
 印象深い短編が数多く掲載されていた。なかでも、梶山季之「族譜」は、極めて強いインパクトを与えた。この短編集に載っている「族譜」は後に書き換えられて、もっと長いものになったそうだが、すごい迫力がある。  話は、植民地期朝鮮の役所に勤めていた男が、創氏改名を拒否する老人にその実行を迫る、ということがテーマになっている。その男は、老人が拒否する理由を知っている、しかし立場上強制しなければならない、その矛盾的な立場にある男が、どのような行動をとるか、ということであるが、まさに「組織と個人」の葛藤が記... ...続きを見る

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2006/08/11 20:35
【本】梅田望夫『ウェブ進化論』(ちくま新書),入江曜子『溥儀ー清朝最後の皇帝』(岩波新書)
 この二冊は、カナダ旅行の際、長時間のフライトで読んだ本。両方とも一挙に読めた。しかし今振り返ると、そう強い印象はない。読んでいるときには、面白く感じたのだが、あまり残らなかった。 ...続きを見る

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2006/08/11 20:16
【本】魚住昭『野中広務 差別と権力』(講談社文庫)
 本書は、政界という伏魔殿で権力をめぐっておこなわれている様々な権謀術数が、野中広務という政治家を中心に描かれており、読む者を引きつけてやまない。政界のおどろおどろしさは、そことは無縁でいたいという気持ちをおこさせる。 ...続きを見る

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2006/08/04 21:34
【本】M・K・シャルマ『喪失の国、日本』(文春文庫)
 副題に「インド・エリートビジネスマンの「日本体験記」」とある。インド人のシャルマ氏が来日して、日本について感じたいろいろなことを書き込んだものだ。 ...続きを見る

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2006/08/02 21:49
【本】曽我部司『北海道警察の冷たい夏』(講談社文庫)
 警察の不祥事がしばしば報道される。最近では裏金づくりが批判された。裏金づくりについては、問題が表面化する前に、某氏からその話は聞いていたので驚かなかった。警察組織の超官僚的な上意下達のありかた、キャリアだけがおいしい蜜を吸うことができる組織のあり方など。しかしそれは最近始まったことではなくて、宿痾のごとく警察組織に巣くっているもののようだ。 ...続きを見る

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2006/07/23 14:53
【本】佐藤卓己『メディア社会ー現代を読み解く視点』(岩波新書)
 この本は一読の価値ありである。既知であることが再認識され、また新鮮な知識により触発を受ける。全部で50のテーマで書かれており、それぞれ教えられることが多い。読みやすく、短時間で読むことができる。 ...続きを見る

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2006/07/15 09:47
【本】冷泉彰彦『「関係の空気」「場の空気」』と「世間意志」(講談社現代新書)
 冷泉氏の新著を読んだ。趣旨はよくわかる。「空気」というか「世間」というか、アモルフなものが日本では、なぜか大きな力を持つ。いくつかの論点は参考になったが、しかし数少ない論点のための叙述に饒舌さを感じてしまった。  学び得た論点は、 1.山本七平氏の『空気の研究』をもとに、「空気」を阻止するのは、「通常性」つまり、「日本の伝統的価値観に基づく情況倫理」であること(130頁) 2.「です、ます」調のすすめ ...続きを見る

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2006/07/05 21:30
【本】鵜飼哲・阿部浩己・森巣博『戦争の克服』(集英社新書)
 私は、20世紀から人類が積み上げてきた平和への意志を大事にしたいと思う。国際連盟から不戦条約へ、そして第二次大戦。国際連合憲章、ヒロシマ・ナガサキ、日本国憲法への道のりを私は心から歓迎したいと思う。 ...続きを見る

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2006/07/04 21:23
【本】木下和寛『メディアは戦争にどうかかわってきたか』(朝日新聞社)
 国家権力は戦争においてどのようにメディアを利用してきたか、あるいは利用できなかったかを、歴史的に検証したものである。いろいろな事例を豊富に揃え、また関連文献をかなり渉猟した様子で、一読の価値ありである。 ...続きを見る

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2006/07/03 21:07
【本】フランクル『夜と霧』(みすず書房)
 書店で、『夜と霧』の新版を見つけてから長い間が経過した。旧版を持っているので買わなかった。しかし手にとってあとがきをみたら、1977年刊の新版を翻訳したものだということがわかった。そこで早速購入した。  私がもっている『夜と霧』は、霜山徳爾訳の1971年の改版である。あちこちに線が引かれ、あるいは付箋が貼られている。何度か読んだ。確かに難解な文がある。 ...続きを見る

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2006/07/02 14:07
フォークランド紛争から
 イラク戦争が始まったとき、NHKのニュースは異様な光景であったことを思い出す。イラクの地図模型があって、軍事評論家と称する人が、アメリカ軍は次は○○に進撃するでしょう・・・などと、アメリカ軍の立場に立った軍事作戦の解説を行っていた。イラク戦争の問題点などの指摘はかけらもなかった。開戦となると、マスコミは「大本営」直営放送となることを証明した事例であった。 ...続きを見る

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2006/06/20 21:22
【本】『イラクからの報告 戦時下の生活と恐怖』(小学館文庫 2003年)
 戦争の本質とは、破壊と殺戮である。現在も時折戦場となったイラクでの事件が報道される。  たとえば、 ...続きを見る

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2006/06/18 18:59
【本】長谷部恭雄『憲法とは何か』(岩波新書)
 静かな内容の本である。憲法「改正」の問題が俎上にあがり、熱い議論がある一方で、本書は静かなのである。静かななかに、しかし一定の主張をもつ。 ...続きを見る

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2006/05/22 21:58
【本】松尾邦之助『無頼記者、戦後日本を撃つ』(社会評論社)
 著者松尾は、静岡県引佐町(現在浜松市)出身のジャーナリスト(?)である。彼は自由人として人生を生きた、私にとってはうらやましい存在である。戦時中ヨーロッパに読売新聞の外報部記者として滞在し、フランス、ドイツ、トルコ、そしてスペインに滞在し、敗戦と共に帰国してきた。本書は、その頃のことを回想した内容をまとめたものである。  彼の奥さん、村越ひろは、私と全く同郷であることに驚いた。妻の実家に行くために天竜川駅に到着し・・・・・とあり、実家は私の生まれた町である。驚いた。彼が引佐町生まれであること... ...続きを見る

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2006/05/17 23:17
【本】『フォトジャーナリスト13人の眼』(集英社新書)
 忙しい日々を過ごしていると、あまり想起することがなくなってしまう自分に驚くことがある。生活を維持することは、それだけでなかなかたいへんである。だからある程度ゆとりがないと、自分を取り巻く社会、政治、世界のことなどを想起することが少なくなってくる。  日本の労働者は、とにかく忙しい。 ...続きを見る

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2006/04/24 21:36
【本】愛敬浩二『改憲問題』(ちくま新書)
 よい本だ。きわめて説得的で、一気に読んでしまった。従来の憲法論の成果を十分に生かしながら、なぜ改憲すべきではないかを丁寧に論証する。 ...続きを見る

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2006/04/15 18:21
教育基本法 南原繁の発言
 教育基本法制定には、敗戦直後の日本人の新しい歴史を創ろうという気概が盛り込まれていた。 ...続きを見る

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2006/04/14 21:28
【本】古関彰一『憲法九条はなぜ制定されたか』(岩波ブックレット)
 この本もすばらしい。この本も、というのは、古関氏の『新憲法の誕生』を読んだとき、これは“名著”だ!と思った経験があること、そして『「平和国家」日本の再検討』(岩波書店)を読んだときにも、日本国憲法の平和の理念を現代に生きるものとして練り直して提出されたものと感動した経験があるからである。    今回の本は、ブックレットという性格であるが故に、ですます調でわかりやすく、また平和主義の理念を現代に、さらに未来に生かしていこうという熱い思いをもって記されている。改憲に反対している人はもちろん、改... ...続きを見る

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2006/04/12 22:35
【本】『浜松まつりー学際的分析と比較の視点から』(岩田書院)
 友人から『浜松まつり』という本が送られてきた。恵贈に感謝する次第であるが、しかし私は5月の連休に行われる浜松まつりには、一貫して冷ややかである。浜松まつりの売り物のひとつは凧揚げであり、もう一つは夜の御殿屋台の引き回しである。前者は最近砂浜の浸食が激しい中田島海岸で行われる。この本に関わった者ではないが、ある「学者」は、中田島という場所は風水上きわめて良い場所であること、だから古来のヒトは良い場所を選んだなどと書いていたが、中田島で行われるようになったのは、1960年代後半であることを知ってい... ...続きを見る

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2006/04/08 22:52
【本】帚木蓬生『国銅』(上・下) 新潮文庫
 山口県美東(みとう)町に長登銅山跡がある。その銅山で課役に服していた国人(くにと)の物語が、この「国銅」である。 ...続きを見る

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2006/03/13 00:02
【本】鈴木貞美『日本の文化ナショナリズム』(平凡社新書)
 いくつかの新聞の書評に掲載されているのを見ているが、評価は難しい。  構成は以下の通り。 ...続きを見る

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2006/03/08 18:11
最近の歴史学(天皇主権の確立)
 最近は、自治体史の担当分野に関する時期(主に1920年代以降)ばかり読んでいた。久しぶりに日本近代の成立期に関する研究を読んでみた。  それは歴研など『日本史講座 第8巻 近代の成立」(東大出版会)である。編者は小路田泰直氏であるが、氏が書いた「はじめに」を読んで驚いた。 ...続きを見る

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2006/03/07 22:04
【本】スティーヴン・ハウ『帝国』(岩波書店)
 今「帝国」は考察の対象にならなければならない。それは、まず一つには現在のアメリカ合衆国をどう捉えるかという問題であり、もう一つは日本という国家を歴史的に、同時に空間的に(一国史ではなく、少なくともアジアの中で)捉えるためである。 ...続きを見る

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2006/03/03 18:46
【本】平野貞雄『亡国 民衆狂乱「小泉ええじゃないか」』(展望社)
 平野貞雄というもと参議院議員が記したものだ。この本は、水島朝補氏のHPのなかで知った。読んでみたが、まあまあである。 ...続きを見る

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2006/03/02 18:39
【本】朝日新聞経済部『不安大国ニッポン』(朝日文庫)
 朝日新聞が2005年前半期に連載していたものを本にした。副題に「格差社会の現場から」と銘打っているように、格差拡大の現状、市場競争の歪みなど、現代社会の矛盾の数々を記している。ところどころに紹介されている統計は有意義である。それらが記されている第一部は「なぜ豊かになれないのか」である。 ...続きを見る

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2006/02/28 21:13
覚書から、アメリカと日本との関係
E・サイード  『ペンと剣』(ちくま文庫)の一節です。「植民地支配下において」を「現代日本において」とし、「彼ら」を「アメリカ」と変えると、今の日本がよく見える。 ...続きを見る

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2006/02/27 22:33
国民保護法は本当に国民を守るのか
 今、国民保護法、正式には「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」を調べている。    しかし、私は根本的に疑問を抱いている。『沖縄タイムス』の2005年3月26日の記事、見出しは、「日本戦災遺族会 一般戦災者に補償なし 被害の規模が実現阻む」をまず読んでいただきたい。 ...続きを見る

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2006/02/25 19:06
【本】姜尚中『姜尚中の政治学入門』(集英社新書)
  知的刺激に満ちた本である。それでいて難解ではない。姜さんの本は、ほとんどすべて読んでいるが、時間をかけながら読まないと理解出来ないものもあるが、これはそうではない。  本書は7つのキーワード、アメリカ、暴力、主権、憲法、戦後民主主義、歴史認識、東北アジアをとりあげ、新書であるから分量的には多くはないが、鋭くそれぞれの問題点に切り込んでいる。そこでは、現在の政治状況と切り結びながら、なにを論点とすべきなのかを明確に示している。 ...続きを見る

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2006/02/24 22:02
【本】コンラッド『闇の奥』(岩波文庫)
 まず周辺のことを書く。字が小さい。最近の岩波文庫はもっと字が大きい。初版が1958年、購入したのは2004年の50刷である。その間、ひょっとしたら旧仮名遣いを新仮名遣いに変えたかもしれないが、それ以外は変えていないだろう。訳も古いかな。といっても訳者は中野好夫氏(もう亡くなって久しい)であるし、「あとがき」を読むとなかなか翻訳がたいへんな代物らしい。そろそろ新訳がでてもいい時期かもしれない。 ...続きを見る

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2006/02/18 11:45
【本】三井誠『人類進化の700万年』(講談社現代新書)
 最近の人類の進化についての研究の状況がわかりやすく記されている。読んでいてたいへん勉強になった。こういう分野はあまり読んでいないので、新しい知識をたくさん得ることができた。 ...続きを見る

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2006/02/17 14:19
【本】コンラッド『西欧人の眼に』下(岩波文庫)
 下巻読了。帝政ロシアに抵抗する革命家のテロの犯人から評価されたラズーモフは、その革命家ハルディンを権力に渡す。ハルディンはすぐに処刑される。ラズーモフは、ハルディンの同志と見なされたことを利用して、今度はスイス・ジュネーブを根拠地としている革命家たちに対するスパイとして送り込まれる。しかしそこでハルディンの妹の精神により、自らの「悪」を告白するというものだ。    なかなか面白かった。第一部がロシアでの話で、あとはすべてジュネーブでの話だ。書かれたのは1911年だという。革命前の一定の状況... ...続きを見る

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2006/02/15 22:03
【本】コンラッド『西欧人の眼に』上(岩波文庫)
 サイードの『ペンと剣』を読んでいたら、サイードがコンラッドを高く評価していることを知った。おそらくそのことが記されているサイードの『文化と帝国主義』上・下(みすず書房)は本棚にあるが、未だ読んでいないという体たらくであるから、とりあえずコンラッドを読み始めた。サイードは『闇の奥』などを『ペンと剣』では紹介しているが、私は『西欧人の眼に』という本を読み始めた。 ...続きを見る

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2006/02/14 21:21
【本】 加賀乙彦『小説家が読むドストエフスキー』(集英社新書)
 ドストエフスキーは、学生時代に熱心に読んだ。夏休み、アパートにこもってひたすら読み耽った。しばらく、一日の他人との会話は、食事を作るために近くの商店のおじさんに「豆腐と油揚げ」などという、ほぼ一言のみであった。 ...続きを見る

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2006/02/13 00:00
藤原正彦氏の所論について
 『中日』夕刊に数学者の藤原正彦氏のインタビュー記事があった。今、氏の『国家の品格』がたいへんよく売れているという。実は私は読んでいない。 ...続きを見る

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2006/02/10 22:50
【本】サイード『ペンと剣』(ちくま文庫)
 パレスチナ出身の英文学者、E・サイードの著書である。しかし彼はもういない。サイードは、『オリエンタリズム』で高名な学者であるが、パレスチナ問題などに関する発言は、正義とか民主主義など普遍的理念を背景にしたもので、知的であると同時にきわめて説得的である。  本書もその例に漏れず、取り上げている話題はパレスチナ問題ではあるが、しかし内容的には普遍性をもつ。 ...続きを見る

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2006/02/10 12:17
【本】青木冨貴子『731』(新潮社)
 今では誰も否定できない事実、関東軍731部隊。その隊長である石井四郎が記した敗戦直後の日記が発見された。それをもとにしながら、731部隊の関係者が何故に戦争犯罪から逃れることが出来たか、GHQ内のどのような勢力が石井らをかばったのかが、アメリカに残された資料などにより明かされていく。    アメリカは、早い段階から731部隊の資料を欲しがっていたこと、石井らは人体実験などの実験結果を日本に運び入れていたことなどが明らかにされる。 ...続きを見る

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2006/02/07 21:34
【本】 吉野源三郎『同時代のことーヴェトナム戦争を忘れるな』(岩波新書)
   昔、私利私欲を捨てて、自らの知識を人間と社会のために、とりわけ平和のために生かそうという自覚をもった知識人がたくさんいた時代があった。また昔「論壇」というものがあって、日本の未来を、世界の未来を、世界の平和を、どのように創っていくかを真剣に論じあっていた時代があった。そういう時代においては、社会がどんなに暗くても、戦争の暗雲が立ちこめていても、人々には未来を一歩一歩創っていくのだという、理想と希望があった。  もちろん理想や希望は多様であった。多様なのが当たり前だ。しかし対立点を押し広... ...続きを見る

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2006/02/06 21:33
【本】金正美『しがまっこ溶けた』(NHK出版)
 大学生であった金さんが、ふとしたことから詩人桜井哲夫とであい、桜井さんと共に韓国や桜井さんの故郷青森に行ったことなどを、背伸びしないでのびのびと描いた本が、これである。さわやかな、それでいて桜井さんが抱える問題群をきちんと呈示している、読み甲斐のある本である。私は、一気に読んでしまった。読み終わらずに寝ることができなかった。  その理由は、詩人桜井さんの人間の大きさである。正直写真の顔は衝撃的だ。ライに冒され、金さんも最初は正視できなかったと書いている。しかし、桜井さんの精神の気高さは尋常で... ...続きを見る

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2006/01/23 10:41
【本】『騙すアメリカ 騙される日本』(ちくま新書)
 余り時間をかけないで読める本である。日本から「富」がアメリカへ移転することに関連する様々なことが書かれているが、やはりもっと数値を駆使して実証的に論じて欲しかった。  内容的には、新しい知識を得るところもあるが、論ではなく実証がこの種の本では求められると思う。  著者の主張は、もっともであり、その主張には賛同するが、何事も他人を説得するためには、根拠が必要である。著者は、現在の日本のあり方に危機感を抱いて、私塾を開いていると言うが、自らの主張を多くの人に伝えるためには、論と共に資料が欲しい... ...続きを見る

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2006/01/16 17:19
「権力とメディアのインタラクション」
 この表題は、『言語』2006年1月号の特集である。この特集は、読んでいて知的触発を受ける。 ...続きを見る

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2006/01/15 22:28
加害の記憶を振り返るとき
 手杵祭り(矢代祭り)を知っていますか? http://www.city.obama.fukui.jp/maturi/tekine.htm   4月3日、福井県小浜市の矢代地区加茂神社で行われる例祭である。それは、 ...続きを見る

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2006/01/14 16:54
対米隷従に抗して
 2006年の課題は、これ以上の対米隷従を許さないことである。小泉政権が行おうとしていること、あるいはその後継者が目指していることは、対米隷従である。「民でできることは民で」というスローガンに隠されているのは、その「民」がアメリカの企業やファンドであることだ。 ...続きを見る

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2006/01/02 22:34
2006年を迎えて 『国富消尽』を読む
 最近、自治体史の原稿の締め切りが迫っていて、ブログに書き込む余裕がない。実は、今もない。 自治体史の担当分野以外の本は、バスに乗っているときに読むくらいではなかなか読めない。早くこの軛から逃れたいものだ。 ...続きを見る

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2006/01/01 22:44
【本】陳桂棣、春桃『中国農民調査』(文藝春秋)
 中国の河北省の農村部に行ったことがある。強制連行の調査の一環で、拉致された農民の一人が最初に閉じこめられた建物を見に行ったときである。車を中学校の校内においた。そのとき、学校のまわりに工場があった。案内の陳さんは、「これは中学校の工場です。ここで得た利益で先生の給料を払っているのです」といわれた。 ...続きを見る

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2005/12/09 21:49
【本】徳永恂・小岸昭『インド・ユダヤ人の光と闇』(新曜社)
 副題に「ザビエルと異端審問・離散とカースト」とある。 ...続きを見る

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2005/12/04 20:54
【本】志水宏吉『学力を育てる』(岩波新書)
 最近の学力低下問題についてきちんと分析を加え、さらにそれをどう克服するかについて具体的な事例を挙げて論じた本である。本書の構成は、以下の通り。 ...続きを見る

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2005/11/28 14:12
【本】小林英夫『満州と自民党』(新潮新書)
 日本に高度経済成長をもたらした「日本的経営システム」が「統制経済」の流れの行き着く先であったとして、統制経済の実験場であった満州経営に参画した面々と戦後政治の担い手との連続性を記したものである。代表的な人物として、岸信介がとりあげられている。ただし、他の人物についても取り上げているので、岸についての叙述は多くはない。すでに岸については原彬久『岸信介』(岩波新書)があるからであろうか。  なぜ岸が戦犯にならなかったのか、私は疑問を持っているが、冷戦下の日本政治で岸が大きな役割を果たしたことは事... ...続きを見る

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2005/11/24 22:03
【本】橋本治『乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない』(集英社新書)
 本書は、途中から買わなければよかったと思いながら、流し読みした本である。買わなければよかった。書名に引きずられて買ったのだが、冗舌で、あたらしい知見はまるでない「無駄本」である。 ...続きを見る

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2005/11/23 13:21
【本】『環境と公害』35-2(岩波書店)
 私はずっと『環境と公害』を購入している。『公害研究』と題した頃からの購読者である。しかし、自らの専攻とは異なるので、あまり読んでいるわけではない。買うというところに意義を感じているのである。    さて、今号は「水俣病問題は終わっていないーあらためて解決へ前進を求める」という特集である。熊本水俣病は、公害の原点である。しかし原点とはいえ、解決しているわけではない。チッソという悪徳会社と、行政の不作為により、問題はずっと「問題」のまま存続している。解決を待っているのである。残念ながら、メディ... ...続きを見る

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2005/11/07 21:35
【本】三浦展『下流社会ー新たな階層集団の出現』(光文社新書)
 この本はよく売れているとのこと。中の階層が、下層へ剥落し、他方で少しが上層へ上昇するという研究や本が多く出されるようになった。私もその関係の本をよく買う。本書もその一つである。  私は公共交通機関を利用している。乗っている時間、新書程度なら1,2日で読めるが、この本もそんなに時間がかからない。 ...続きを見る

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2005/10/19 22:00
総選挙を振り返る雑誌(3)の1
『世界』(岩波書店)   『世界』は、「総理専制政治とどう対決するか」が特集である。このような戦闘的な特集を編む雑誌はこれくらいだろう。しかし、最近『世界』の発行部数はあまり多くないようだ。『世界』の購読者数が増えれば、社会はもっとよくなるだろう。  とこのようなことを書くと、非難が浴びせられるかも知れない。しかし、『世界』ほど冷静な議論を提供する雑誌は、他にはないと思う。 ...続きを見る

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2005/10/13 21:15
総選挙を振り返る月刊誌(2)
 今度は『論座』の11月号を見てみよう。これは朝日新聞が出している雑誌である。私は朝日に愛想を尽かしたが、森田実氏は朝日にはまだ良い記者がいると言う。そうかもしれないが、それを言うならどこの社にもいる。 ...続きを見る

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2005/10/09 11:56
メディアについて考える(『Inter Communication 54』(NTT出版))
Inter Communication 54 の特集は、「戦争と平和のメディア」である。 ...続きを見る

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2005/10/06 10:25
『朝日』が変わったのは、2001/9/11以降?
 今月号の『現代』は面白い! ...続きを見る

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2005/09/30 21:24
【本の紹介】香山リカ『いまどきの「常識」』(岩波新書)
 よく今時の若者はどうですか、と尋ねられるときがある。そんなとき、私は「大人と同じですよ」と答える。今から30年ほど前の若者は、こういう政治状況では、平和とか民主主義とかの理念のために活動していたことを想起しているのだろう。  しかしその頃の若者だった大人たちは、おそらく「平和」とか「民主主義」に大きな意味を見出してはいないだろう。だったら、若者も大人も同じ、と私は思うのである。 ...続きを見る

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2005/09/26 21:49
【本の紹介】『エリック・ホッファー自伝』(作品社)
  エリック・ホッファーは、一切学校教育を受けず、季節労働者、港湾労働者などで生きる糧を得、働いていないときには読書と思索に沈淪し、最終的には著作活動に入り、またカリフォルニア大学バークレーで政治学を講じたりした。  その彼の自伝である。私はずっと前『大衆運動』という本を購入したが、それがこのホッファーの著したものだと知って驚いた。 ...続きを見る

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2005/09/25 00:00
大衆扇動主義
   第一次世界大戦後の不況から世界恐慌のあおりを受けた形での、大衆的な貧困、国家財政の破綻による貧困の放置、中産階級の没落といった出口なしの社会不安のただ中で、大衆が、普通選挙制などの自らの政治参加ができる状況の中で、後の独裁政治につながる政治勢力を自らの代表として選んでいったのである。  この政治勢力の行動特質が、大衆扇動主義であったことは周知の事実である。また大衆扇動主義によって成立した政権が独裁体制化していく政治過程は、それを基に侵略戦争に突き進んだ独、伊、日以外に、中南米でも見られ... ...続きを見る

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2005/09/11 21:27
芥川龍之介『侏儒の言葉』より
芥川の『侏儒の言葉』は、時に考えるときのヒントを与えてくれる。 ...続きを見る

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2005/09/10 22:15
「改革」のなか、過労死が増える!!
 小泉改革はアメリカ型社会をつくる改革である。アメリカの基準を「グローバル・スタンダード」とし、アメリカ資本が自由に日本の「富」を持って行くことができるようにするという改革である。 ...続きを見る

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2005/09/07 22:35
賢くなること、『ドラゴン桜』を読んで
 最近『ドラゴン桜』というマンガを借りて3巻まで読んだ。これがなかなか面白い。まあ、勉強の方法も書かれていて、高校生などには役に立つだろう。  もと暴走族の桜木健二が偏差値が低い高校の教師となって、生徒を東大に行かせようというものだが、勉強させる動機についてなるほどと思わせる箇所がある。今手元にないので、後からその部分を正確に引用する(下に書きました)が、要するにだまされないために賢くなりなさい、勉強しなさいといっていることだ。  私は現在も、基本的に愚民化政策が行われていると思っている。税... ...続きを見る

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2005/09/05 23:51
「日本は財政危機ではない!」という主張もある!
 小泉自民党が、もし勝利したら、増税路線にまっしぐらである。 ...続きを見る

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2005/08/28 21:18
増税で、人々がゼイ、ゼイ・・・・という日が来る!
  『週刊ダイヤモンド』8月6日号によると、年収700万円の4人家族、夫婦(妻は専業主婦)、子ども二人(高校生と小学生)の場合、現行の所得税+住民税は 39万7000円であるが、もし6月の政府税調の「個人所得課税に関する論点整理」が実施されると、  90万3000円になるという。   つまり2倍以上になる。 ...続きを見る

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2005/08/27 08:02
【本】小林武『早わかり日本国憲法』(かもがわ出版) 600円+税
 9月11日を投票日とした総選挙は、郵政民営化問題だけではなく、様々な問題を争点とする。そのなかにもちろん改憲問題がある。  日本国憲法、これは義務教育、高等学校でも学ぶ。しかし憲法ばかりやっていることは出来ないから、そう詳しく学ぶことはない。おそらく多くの人々は、憲法ということばは知っていてもその内容を詳しく思い浮かべることはできないだろう。  憲法は、最高法規であり、国家のあり方を規定するものである。その憲法について改憲が唱えられているのであるから、真剣に憲法についての認識を深めておく必... ...続きを見る

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2005/08/25 16:03
【本】『憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言』(岩波書店)
 長い書名であるが、それぞれ含蓄のある文を書いている。 ...続きを見る

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2005/08/25 00:07
【本】グレイム・ギル『スターリニズム』(岩波書店)
 「スターリニズム」をどう捉えるか、それはロシアの民主化のために、ロシア国民が正面に据えて考えなければならない問題であるが、しかし反民主的な制度としての「スターリニズム」は、私たちも民主主義に敵対するものとして、きちんと認識しておくべきことであろう。 ...続きを見る

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2005/08/20 22:40
【本】橋本誠一『在野「法曹」と地域社会』(法律文化社)
 地域史研究に必要な視点は、叙述対象である地域の歴史的個性が一定の普遍性を持つか、そしてその研究に現代性(現代の諸問題とリンクしているか)があるかであると私は考えている。 ...続きを見る

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2005/08/17 15:27
【本】徐京植『ディアスポラ紀行』(岩波新書)
 副題に「追放された者のまなざし」とある。「ディアスポラ」とは、「離散の民」のことを言う。ユダヤ人、パレスチナ人など、無数の「ディアスポラ」が生み出された。  在日コリアン(徐氏は、「在日朝鮮人」とすべきであることを、本書で記している)も、その「ディアスポラ」である。 ...続きを見る

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2005/08/16 22:58
小泉政治の特徴(その1)
 これからしばらく小泉政権が行ってきた政治について振り返ってみよう。 ...続きを見る

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2005/08/09 20:53
「アメリカ好みの日本になりたい!」
 郵政民営化法案が国会で議論されている。採決されるのかどうかが、目下の政局の焦点である。 ...続きを見る

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2005/08/04 21:23
嘘がまかり通る社会
 昨日『現代』9月号を購入した。NHKの番組改編問題について、政治家(安倍、中川)の「政治介入」の決定的証拠が掲載されていたからである。私は、この問題についての『朝日新聞』のそれこそ毅然とした姿勢から、テープがあるな、と思っていた。掲載された「証拠」はやはりテープをおこしたものだ。  政治家もNHKも嘘をついている。まずNHKの側が嘘を言っているという事実に、本当に失望する。少なくともNHKは報道に携わる機関である。その幹部が嘘を言うのであるから、もうNHKの報道機関としての生命は終えたと断じ... ...続きを見る

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2005/08/02 08:01
【本】山室信一『日露戦争の世紀ー連鎖視点から見る日本と世界ー』
 山室氏の本は、実は何冊か読んでいる。『思想課題としてのアジア』、『ユーラシアの岸辺から』(いずれも岩波書店)、『キメラ』(中公新書)、そしてこの本である。  最近、満州移民についてまとめる関係で読んだのだが、大変参考になった。いずれも実証主義的ではあるが、その背後に氏の思いが十二分に感じとれる本である。特に今後満州について論じる場合は、『キメラ』は無視できないだろう。  さて今年は、昨年に引き続いて日露戦争100年という巡り合わせの年である。その年に、自治体史に日露戦争のことを書かなければ... ...続きを見る

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2005/08/01 22:51
【本】目取真俊『沖縄「戦後」ゼロ年』(NHK出版)
 沖縄問題を俯瞰するに、とてもよい本である。具体的で、説得的で、問題意識も鮮明である。  目取真は、芥川賞作家、『水滴』の作者である。テーマは沖縄戦。沖縄戦では、戦争の本質が顕現した。その渦中に生きた人々から聞き知った事柄を小説という空間に凝縮したものだ。 ...続きを見る

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2005/07/29 08:31
アメリカの政治と宗教
 アメリカ「帝国」ブッシュ政権はきわめて宗教的であるといわれる。いやアメリカそれ自体が、「マニフェスト・デスティニ」ということばに見られるように、宗教的なのである。  ムスリムの社会に見られるように、宗教と日常生活とが融合している世界は多い。日本人の多くは宗教とはあまり縁のない生活を送っているが、世界的には宗教と融合しているところが多い。アメリカもそういう社会ではある。  『思想』2005年7月号には、アメリカにおける政治と宗教との関係を論じたものが掲載されている。最初の千葉眞の「アメリカに... ...続きを見る

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2005/07/26 09:38
戦争の死に方
 『DAYS JAPAN』8月号(年間購読料8700円、郵便振替00180−8−722171)に、左足膝の下が吹き飛ばされ苦しむ子どもの写真が掲載されている。戦争の本質は殺戮と破壊であるから、人間がけがをしたり、殺されたりするのは「やむを得ない」(?)。  しかし、その殺戮の真実の姿が描かれることはあまりない。  そんななか、渡辺清の『戦艦武蔵の最期』[朝日新聞社]は秀逸である。戦艦武蔵の数少ない生き残りである渡辺が、まさにみずから体験したことをつぶさに書きつづったものであるからだ。その様相... ...続きを見る

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2005/07/22 09:15
自治体の財政赤字 雑誌を買った(その3)
 同窓会などの名簿を管理しているが、最近の市町村の合併はいらぬ仕事を増加させている。 ...続きを見る

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2005/07/20 08:52
小泉内閣の生活破壊政策 雑誌を買った(その2)
 『現代の理論』第五号を購入した。特集は「破壊的市場主義を超えて」である。橘木俊詔と森永卓郎との対談も重要なことを論じているが(例えば、小泉首相の「失業が増えてもかまわない」という発言、竹中平蔵の「成長していくためには弱い者、生産性の低い者、競争力のない者、そういったものが市場から退出していくのはかまわない」といった発言の紹介など)、山家悠紀夫の「「改革=生活破壊」の10年」が良い。  それによれば、1996年まで(バブルが崩壊した後でも)上げ潮に乗っていた日本経済を退潮に導いたものは、橋本内... ...続きを見る

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2005/07/18 20:40
雑誌を買った
 昨日、三冊雑誌を買った。一つは『中国21』(風媒社)である。愛知大学現代中国学会が編纂しているもので、今号で22号になる。毎号買っているわけではないが、特集によって購入している。今回の特集は、「日中相互イメージ交錯」である。  最近日中関係がぎくしゃくしている。このような時には、冷静な認識が求められる。基本的には、日中は共存、共生していかなければならない国同士であるから(昨年度の輸出入を総合した最大の貿易相手国は中国である)、日本でも、中国でも、冷静な議論が行われるべきである。この雑誌には、... ...続きを見る

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2005/07/14 21:01
【本】木村元彦『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ』(集英社新書)
 旧ユーゴの内戦はすでに過去のものになったような状況がある。日本ではほとんど報道されない。日本のマスメディアはきわめて移り気であるからだ。テレビが視聴率を追いかけて、次から次へと些細な報道しなくてもよいようなことを追いかけていくと、新聞などもそれを追いかけて新しいものを求めて流れていく。したがって過去の重大事件は過去のものとして、とりあげなくなる。本来のジャーナリズムなら、過去の大事件の「今」を報道するなど、検証していくのも大切であろうに・・・・・・・。 ...続きを見る

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2005/07/12 21:59
国家と個人の間で
 幾度となく春夏秋冬がめぐる間にも、官と商とは日々豪勢な宴会を繰り広げ、宴席には匂い立つ大皿の肉料理が並ぶことでしょう。彼らは思う存分に飲み食いし、その食卓とベッドの間で、多くの民衆の運命が彼らの好き放題に決められ、これを「国策決定」と称するのです。 ...続きを見る

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2005/07/09 10:30
【本】『メディアの危機』(NHKブックス)
 昨日『メディア危機』(NHKブックス)という本を買った。金子勝、アンドリュー・デウィットの共著である。そこにプラトンの言葉があった。 ...続きを見る

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2005/07/04 10:45
【本】『隠されたヒバクシャ』(その3)
 『隠されたヒバクシャ』を読み終えた。監修者は前田哲男氏だが、編著は「グローバルヒバクシャ研究会」となっている。ヒバクシャは、ヒロシマ・ナガサキだけではなく、マーシャル諸島、チェルノブイリなど世界各地にいる。ヒバクシャはグローバルなのである。  そして、ヒバクは、身体的な破壊だけではなく、生活や歴史、共同体なども破壊する。その破壊は、今も尚回復されずに「ある」。  ロンゲラップ島民が移住を命じられたとき、歴史などを書き記したノートを残していき、帰還したときそのノートはなくなっていたという。歴... ...続きを見る

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2005/06/27 12:38
【本】『隠されたヒバクシャ』(その2)
 『隠されたヒバクシャ』の第二論文、高橋博子「第五福竜丸被災とアメリカ政府の対応」には、第五福竜丸にまつわるアメリカ政府の対応、ついでに日本政府の従属的な対応が活写されている。 ...続きを見る

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2005/06/25 23:42
【本】前田哲男監修『隠されたヒバクシャ』(凱風社)
 昨日『隠されたヒバクシャ』が送られてきた。監修者の前田氏からの寄贈である。心から謝意を表する次第である。前田氏には、浜松でのAWACS配備反対の闘いでたいへんお世話になった。 ...続きを見る

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2005/06/24 22:19
知性の貧困は、規制緩和と民営化と共に進行していないか
知性の貧困は、規制緩和と民営化と共に進行していないか ...続きを見る

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2005/06/21 21:57
【本】石弘之『子どもたちのアフリカ』(岩波書店)
 アフリカについては、数年前にいろいろ勉強したことがある。しばらく遠ざかっていたが、ひどさは増している。エイズ、女性性器切除、児童労働、少年兵、奴隷などまさに絶望的な状況である。その背景は、絶対的な貧困である。過去、アフリカ諸国は、非同盟諸国として国連などで一大勢力であった時代があった。今は、国家それ自体が崩壊し、とても国際社会で何事かを主張する状況にはない。  もちろん、ここにも歴史問題がある。奴隷売買、植民地支配は、現在の内戦の原因ともなっている。 ...続きを見る

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2005/06/20 21:33
【本】田沼武能『難民キャンプの子どもたち』(岩波新書)
 戦争が起きると、民間人に多くの犠牲が出る。これはすでに周知のことである。最近のアフガンでも、イラクでもそれは同じだ。   冷戦終了後、アフリカを始め世界各地で内戦が起きている。内戦では、子どもや女性がもっとも多くの被害を受ける。   にもかかわらず、戦争が起きる。   ベトナム戦争の時は戦場の写真が、戦争のむごたらしさを示していた。最近、戦争が起きてもそのような写真はあまり見かけない。戦争の悲惨はどうも隠されているようだ。 ...続きを見る

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2005/06/17 21:19
【本】瀬戸内寂聴・鶴見俊輔『千年の京から「憲法九条」』(かもがわ出版)
 瀬戸内が書いた『美は乱調にあり』が好きだ。大杉栄と共に関東大震災のさなか、甘粕に殺された伊藤野枝のいわば伝記である。もう一つ、『比叡』もよい。文学が芸術であると実感した本である。その瀬戸内と、鶴見の対談が本書である。  この本の基本は、二人が元気に憲法9条の擁護を打ち出していることである。鶴見も瀬戸内も、「決定的なときが来たら」座り込みも投獄も辞さないと言う。瀬戸内は、「お母さんしゃくにさわるから隣の○○ちゃんを殺しに行っていい?」と訊いたら、「いいよ、殺しておいで」なんて言わないでしょう、... ...続きを見る

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2005/06/16 22:30
【本】『ジャーナリズムの条件3 メディアの権力性』(岩波書店)
 もう新聞も、テレビも見ないという人がいる。マスメディアに対する不信が原因である。しかし私はそれでも見ている。以前マスコミウオッチャーとして、いくつかの新聞について拙い文を書いていたことがあるからである。  『新聞研究』をはじめとしたマスコミ関係の雑誌を購読し、いくつかの批評も書いていた。しかしそれはもう過去のことだ。新聞をはじめとしたマスコミへの絶望が強くなってきたからだ。  しかし一方では良心的な記者やディレクターに少しの希望を抱いている。だからこそ今も尚、このような本を読む。  さて... ...続きを見る

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2005/06/15 22:42
【本】柳本通彦『明治の冒険科学者たち』(新潮新書)
 柳本さんの人生の先達を描いた書と見た。著者柳本さんは京都の出身、なぜか台北に住まいを持ち、長い間台湾に生きる。そこで霧社事件や、原住民(台湾では先住民とは書かない)の聞き取りなどを行っている。  私が数年前、霧社事件に参加した日本人軍人の足跡を訪ねた旅の時、少し世話になった。 ...続きを見る

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2005/06/10 00:09
【本】『ジャーナリズムの条件2 報道不信の構造』(その2)
 今日本書を読み終えた。先に綿井氏の論考を紹介したが、その他いくつか意義深い文を読ませていただいた。一つは、蟹瀬誠一氏の「テレビがつくる劇場型政治」、萩原豊氏の「北朝鮮報道とテレビメディア」である。いずれもテレビ局の視聴率至上主義の問題点をあげている。  この視聴率至上主義が報道を曲げている、あるいは悪しき世論作りに貢献している。  視聴率という数字にテレビ局が「依存」し、視聴率が高いと見るやひたす洪水のごとく情報を垂れ流す。しかし、そのテーマでやっても視聴率が稼げないとわかると、視聴率が高... ...続きを見る

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2005/06/08 00:11
【本】『ジャーナリズムの条件2 報道不信の構造』(岩波書店)
 この本からまず一つの文章を紹介する。それは綿井健陽「フリージャーナリストの戦場取材」である。綿井は、イラク戦争が始まった頃、ニュースステーションなどで現地から様々なレポートを送っていた。その彼が、なぜイラクで戦場取材をし、そこで何を見たかを記したものである。「戦争はどこで起きているか。そして誰がこの戦争で殺されていくのか」を見つめる、そしてそれを報じるために綿井は残った、あの戦場に。  そこで見たことを、彼はこう記す、「私がバグダッドで取材した「イラク戦争」の実像とは、破片が人を殺していくと... ...続きを見る

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2005/06/05 22:40
戦争の悲惨
 戦争は悲惨である。その悲惨さを直視するなかで、人は戦争を嫌悪するようになる。ヴェトナム戦争の頃、戦争の悲惨は日々新聞や雑誌、テレビの報道で伝えられていた。それがヴェトナム戦争反対の運動につながっていったのではないか。  だが、最近、戦争の悲惨は見えなくなっている。新聞、雑誌、テレビでは、報道されない。『DAYS JAPAN』が唯一かも知れない。私たちは戦争の悲惨を凝視して、それを伝えなければならない。 ...続きを見る

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2005/06/01 21:40
【本】朝日新聞「自衛隊50年」取材班『自衛隊 知られざる変容』
 以前自衛隊の幹部と話したことがある。そのとき思ったのは、アメリカ軍と一緒に行動することがとても嬉しいんだなということであった。 この本を読んで感じたこと、それはなるほどさすがにアメリカ軍の命令のもとに設置され、アメリカ軍に育成されてきた、まさにアメリカ軍と一体の「軍隊」であるということである。ただ一つ、日本国憲法の制約のみがアメリカ軍と自衛隊とを分けているということであった。 ...続きを見る

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2005/05/30 23:09
【本】『ウルカヌスの群像』(共同通信社)
 アメリカ大統領は、1981/1〜1989/1がレーガン、それから1993/1までがブッシュ(父)、次がクリントンで1993/1〜2001/1、次に現在のブッシュである。1981〜2005(ブッシュの任期は2009/1)までの間、民主党の大統領は8年間のみである。 ...続きを見る

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2005/05/23 21:29
【本の紹介】相沢幸悦『アメリカ依存経済からの脱却』(NHKブックス)
 私は「憲法改正問題」、あるいは日本外交の問題を考えるとき、日米経済関係をはじめとした日本経済の現状についてしっかりと視野に入れておかなければならないと思っている。特に、現在の改憲問題では、日本経団連をはじめとした財界が、積極的になっているからである。  その意味で、本書を紹介する。 ...続きを見る

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2005/05/10 21:25
【本の紹介】佐藤健『生きる者の記録』(毎日新聞社)
 佐藤さんは、『毎日』の記者であった。「であった」と過去形で書くのは、もう亡くなったからである。病名は癌、60歳での他界である。激しい痛みの中、病院から黄泉の国に旅立っていった。 ...続きを見る

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2005/05/08 10:52
【本の紹介】矢部武『アメリカ病』(新潮社・新書)
 意味ある本である。最近の日米の仲の良さ、日本の金融をアメリカに差し出そうという日本政府の「努力」を見るにつけ、51番目の州といわれる日本に住む私たちは、アメリカという国家、社会について詳しい知識を持たなければならない。何といっても、軍事的にも日米運命共同体構築に、日本は邁進しているのであるからなおさらである。  さて本書は、アメリカの「病」についての内部レポートである。アメリカに長く住んでいた著者は、アメリカの「病」について、具体的な例を示して紹介している。  まず、アメリカ人は「ポジティ... ...続きを見る

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2005/05/02 12:12
【本の紹介】三崎亜記『となり町戦争』
 話題となっている本である。だから読んでみた。 ...続きを見る

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2005/04/27 14:44
【本の紹介】 福原直樹『黒いスイス』(新潮新書)
 スイスという国について、あまり知識はなかった。だが、スイスには、多くの「汚点」があることを教えてくれた。  まず第一に第二次世界大戦中の、スイスによるナチスドイツへの「協力」である。これについては、いくつかの本で言及していたが、スイス政府がユダヤ人の入国を阻止した話、日本の杉原千畝のようなことをした警察官が、政府により圧迫をうけた話など、第二次大戦にまつわる「悪い」話である。 永世中立国スイスが、決してきれいな手でいるわけではないこと、それが一つ。  第二に人種差別的な側面が強いというこ... ...続きを見る

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2005/04/25 10:44
薔薇
 我が家には、マリアカラスという蔓薔薇がある。毎年5月のゴールデンウィークの頃、満開となる。色は赤とピンクに近い。大輪である。それが100くらい咲く。年一回この時期だけ、花をつける。だからかもしれない、きわめて豪華である。  この薔薇は、もう15年以上毎年咲き続けているのである。  そんなに手入れをしているわけではない。きちんとやる作業は、12月から1月にかけて、枝を払うこと。寒風吹きすさぶなかでやる作業は、なかなかつらい。しかしそれをしないと、おそらく美しく咲かない。そして春、芽がでてく... ...続きを見る

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2005/04/21 23:18
【本の紹介】 吉川元忠『マネー敗戦』(文春新書)
 これは読んだ方がよい。題は「マネー」の敗戦ではあるが、日本はアメリカに戦争に負けただけではなく、マネー戦略にも負けている。負けている、というのではない、どちらかといえば、負けることが有るべき姿である、あるいはアメリカに貢献することが正しいことであると、日本の為政者は思っているようなのだ。売国奴、といえるかもしれない。  なぜ、日本人は、アメリカには怒らないのだろうか。  「世界最大の債権国が経済危機に陥り、その債権国に膨大な債務を負う世界最大の債務国が、長期にわたる好景気を体験するーこれは... ...続きを見る

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2005/04/19 21:36
【本の紹介】谷口誠『東アジア共同体ー経済統合のゆくえと日本ー』岩波新書
 OECD次長などを歴任した外務官僚が、世界三極構造の一つとしての東アジア共同体構築への青写真を、きわめて説得的に論じた書である。ASEANと日・中・韓による経済共同体から政治的統合を視野に入れた共同体が、いかに、21世紀の世界に於いて、同時に東アジアにおいて、また日本においても重要な意味を持つかを、今まで起きた様々な事件(経済危機など)の分析、具体的な数字を駆使して論じたもので、21世紀の日本の未来構想を考える上でたいへん参考になる。  今後の経済発展を見通すならば、アジアは世界経済の重要な... ...続きを見る

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2005/04/14 22:34
『世界子供白書2005』
 今日、“Unicef News”205号が届いた。  今年の『世界子供白書』が、もうじき刊行されるという。テーマは「危機に晒される子どもたち」である。貧困や紛争、そしてHIV/エイズなどにより、多くの子どもたちが苦しんでいるその実態が報告されるようだ。その一部が掲載されている。  グローバリゼーションの進展の中で、貧困は途上国だけではなく、先進国でも貧困のただ中に生きる子どもたちが増えている。「冷戦が終結してからの14年間に、世界48カ所で59の大規模な武力紛争が起き」、「1990年代に... ...続きを見る

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2005/04/04 23:32
【本】加藤健二郎『戦場の現在』
 今日、何気なく手にとってみたこの本。最後に書かれていた「これまで、日本人は、世界のほとんどの地域で、それほど命を狙われない側の人間だった。それは、軍事的関与を避け、経済や産業などだけを中心にする外交を続けていたからである」に興味を抱いて購入した。  さっと読んでみた。加藤は「戦場おたく」であった。世界各地の戦場に行った(アフリカは避けているようだ)。中米、ユーゴ、イラク、パキスタン、チェチェンなど。様々な危険な状態の中を生き抜いてきた。具体的な体験の中で、加藤がふと書く内容が面白い。  ハ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2005/04/01 22:15
[紹介] 萩原朔太郎の「戦争に於ける政府と民衆」
戦争について話すとき、最後に読み上げる詩人・萩原朔太郎の文章である。これは『萩原朔太郎全集』第四巻に掲載されている。この文章を、もっと流布させたいと思い、ここに掲載する。1929年の『虚妄の正義』のなかの一節。現代エッセイとして講談社文芸文庫からも発売されている。ここに掲載したのは、『全集』から。 この文についてはコメントは不要だろう。よくかみしめていただきたい。 ****************************************************************... ...続きを見る

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2005/03/31 14:09
【本の紹介】竹山恭二『報道電報検閲秘史』(朝日新聞社)
 史料というものは誰によって発見されるかがきわめて重要である。というのも、史料というものは自ら語ろうとはしないからだ。それを利用し、歴史の中に位置づけていく作業をする「人」との関わりのなかで、史料は語り始める。史料をもっとも活用できる人に発見され、十二分に利用されるとき、史料は歴史を構成する一部として生かされていく。  竹山氏が発見した香川県丸亀郵便局の『停止電報綴』は、そのような史料である。 ...続きを見る

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2005/03/28 22:49
石浦章一『東大教授の通信簿』
石浦章一『東大教授の通信簿』(平凡社新書)を読んだ。なかなか面白かった。  「知」ということばがあちこちで使用されている(たとえば「知の遠近法」、「知の最前線」とか)とき、実際は人々が「知」から次々と離れつつある。一般の人々も、あるいは学生も、本を読まなくなっている。逆に「知」に関心を抱く少数の市民や学生は、かなりの本を読む。その乖離が甚だしい。  そのような知的状況が、現在の停滞する政治社会をつくり出しているのではないかと私は訝っている。  本を読んだり、勉強しない学生、一昔前ならほっ... ...続きを見る

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2005/03/24 16:18

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