マスコミを席捲する自民党

 福田君がやめて、今は自民党総裁選にすべてのマスコミが動員されている。その前はオリンピック。国民生活に関わる報道は、久しくなくなっている。

 そういうなかで、これでもか、これでもかと自民党幹部がテレビに出まくっている。これで自民党への支持を高めようとしているようだ。もちろん、マスコミもそれに安易にのりまくる。いつものパターンだ。

 福田君、君はだれに指示されたのかわからにけど、君の辞任は自民党にはプラスになっているようだ。うまいよ。テレビをはじめとしたマスメディアの利用方法を熟知しているプランナーがいるのだろう。


 今月号の『現代思想』の特集は、「大学の困難」。もちろん大学が困難な状況に置かれていることに対する様々な言及がなされているのだが、このブログに関わって紹介したい言説がある。

 そこで行われた対談の中で、「記憶を失った人間は、非常に操作をしやすくなる。現在しかない人間はコントロールしやすい」とある。ナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』という本から示唆されたことばのようだが、その通りである。
 
 まさにマスメディアは、大挙して「現在しかない人間」をつくりだしている。

 なお、ナオミ・クラインの本の翻訳はない。私はこの本を購入して読んでいるが、最初にアメリカのハリケーンのあと、いかなる事態が引き起こされたかが書かれている。災害が利用されて、「フリードマン経済政策」が、推進されたという。

 ショックを利用して、「グローバル私益国家」(私の造語)が自らを貫徹する。この本は、いろいろ考えさせる本だ。

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