過去と未来の間

アクセスカウンタ

zoom RSS 石田徹也の展覧会

<<   作成日時 : 2009/04/14 21:35   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

 石田徹也の展覧会が、浜松市美術館で開催されるという。2007年に静岡県立美術館で開かれたそれを見て大きな衝撃を受けた。

 ぜひ行かれるとよい。4月18日からだ。 

http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/artmuse/exhibition2.htm

 石田徹也については、すでに2007年にブログで記した。アクセス数は、かなり多く、私も驚いている。グーグルで「石田徹也 死因」とすると、下記の記事にあたる。

http://comrade.at.webry.info/200708/article_8.html

 なぜ石田徹也について言及したのかというとー

 今日書店で『朝日ジャーナル』を発見した(『週刊朝日』が緊急増刊として発行したのである)。そのなかに見田宗介の「現代社会はどこに向かうか」という文をみつけた。社会学者の見田の本は、よく読む。

 その文の見出しは、「未来の消失」、「生命曲線。歴史曲線 「現代」はどういう時代か」、「脱成長期の精神変容 近代の矛盾の「解凍」」、「グローバル・システムの危機。球の幾何学」、そして「世界の無限。世界の有限」である。この文を読んでいて、ふと石田の絵を思い起こしたのだ。

 見田は「かつて、「文明」の始動の時に世界の「無限」という真実に戦慄した人間は今、この歴史の高度成長の成就の時に、もう一度世界の「有限」という真実の前に戦慄する」としながらも、「〈持続する現在〉の生の輝きを享受するという世界が実現する」とし、「有限」というところからおそらく導き出される「未来の消失」ではない「世界」を想定する。もちろん、見田は「幾層もの困難な現実的な課題の克服をわれわれに要請している」という条件をつけてはいるが、ある意味で楽観的である。

 「現代」を、見田は、「新しい戦慄と畏怖と苦悩と歓喜に充ちた困難な過渡期の転回を共に生きる経験」としているが、石田は「現代」という時代の「戦慄と畏怖と苦悩」を背負い、それらを悲しみをもって描きつつ非現実の世界へと飛翔し去ったのではないかと思ったのである。

 石田の作品は、下記でみることができる。

http://www.tetsuyaishida.jp/

 31歳で夭折した画家である。

 昔、夭折は美しい・・・・・と云った人がいた・・・・・・。そうなのだろうか。




 





 



石田徹也遺作集
求龍堂
石田 徹也

ユーザレビュー:
!!!!!……ナマで ...
何事もまっすぐという ...
生きる悲しみに満ちた ...

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス
石田徹也の展覧会 過去と未来の間/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる