「中日新聞」おまえもか!

 以前ずっと「朝日」をとっていた。しかし、社説で小泉首相(当時)の演説に高揚するなんてことが書かれていたので(社説って、もっと冷静に論理的に書くものだと思っていたのですが)、すぐにやめて「中日」(「東京」とおなじ系列。中日新聞東京本社が発行しているのが「東京新聞」)にした。

 しかしこのところの「中日」は、沖縄問題で少しマシ(他紙がひどいので、マシといっても評価は出来ない)ではあるが、小沢問題では検察の立場を堂々と書き散らしている。

 たとえば、第一社会面。スペースを大きくとったその末尾にこうある。

 「小沢氏に職務権限がない以上、ゼネコンからの裏献金を立証しても政治資金規正法違反の枠を超える罪には問えない。特捜部は、それでも全国から応援検事を集め、法と証拠を武器に政治とカネの在り方を国民に問おうとしている。」

 まさにこの記者にとって、東京地検特捜部は「正義の味方」だ。東京地検特捜部の立場で、彼らの代弁をしているのである。ここに批判的精神はあるのか。
 よく「客観報道」とか、一方に偏しない報道なんて、偉そうに言うけど、絶対にそういう配慮はない。

 
 私は小沢一郎という政治家がまったくクリーンな人間だとは思っていない。あの大金はどこからのものなのか、疑問なしとしない。だが私たちが疑問を抱くのと、検察が何とか小沢を失脚させようと(検察がどういう意図をもっているのか、私はわからないが)、権力を振り回してあら探しをすることとは異なる。

 さて、第一社会面左の記事に、「「新生」「自由」解党時の残金 小沢氏側に22億円移動」がある。もう10年以上も前のことだ。これについては、過去にその問題が指摘されたことがあった。しかし大きな問題にならなかった。政党助成金の問題であるが、マスコミはその問題を積極的に追及することもなかった。

 今日の「中日」。「・・関係者への取材や政治資金収支報告書などから分かった」とある。「関係者」とは誰か。おそらく検察だろう。そこから知恵を与えられて報告書をみたのだろうが、ここでもその記者の立場は、検察の目線(政党助成金についての問題性、政治資金の報告制度の問題点などを一切調べたり考えたりすることなく)である。

 小沢一郎が検察に追及されている、ここでその風潮に完全に乗り、小沢が悪い悪いとかき立てる。今まで続いていた自民党政権時代、こういうことはしたのか。

 あるいは鈴木宗男氏に対する嫌疑が次々と外務省などからリークされ、それを何の検討もしないでそのまま紙面に次々と載せて、権力の片棒を担いだことの反省はないのか。ロシアになぜ「宗男ハウス」がある?ロシア人は英語を使うのか!


 「中日」も他紙と同じだ。新聞の生命は今や消えつつある。

 ジャーナリズムは、批判精神が命だ。そういえば、名護市長選を、本土のマスコミは載せないですね。私は辺野古基地の新設に反対する候補にカンパした。今日が投票日である。

http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/a464f988363d0df0474542ed6edb4b04



 

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