テーマ:教育

ふむふむ、「旅をしない若者たち」

 オーマイニュースに「旅をしない若者たち」という記事が載せられていた。 http://www.ohmynews.co.jp/news/20080219/21118  そこに掲載されている統計にも、海外旅行にしめる20代の比率が低いことが紹介されている。なぜなのか。  私は、まず地理的な認識がないことがあげられると思う。…
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中学校は大変だ

 中学校の先生は大変だ。私の周辺にも、中学校の教壇に立ったことがある者がいる。彼女によると、帰りは夜間10時頃のことが多かった、という。授業をめいっぱいやり、その間に給食の会計係をやっていたので給食関係の業者との折衝、そして「総合の時間」の準備、そして部活動・・・・・  今度また学習指導要領が変更されるという。今度は「卒業論文」を…
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教育「再逝」会議(その3)

 下に挙げた項目は、どういうことか。  あるべき目標を設定し、学習の結果どの程度まで「到達」したかで成績をつけるという意味であろうが、「あるべき目標」を「国」すなわち「国家」が決定するのであろうか。  戦前の教育を反省して、日本国憲法では国家の教育権から「国民の教育権」に転換しているはずであり、またその憲法は生きているにもかかわ…
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教育「再逝」会議(その2)

 同会議の第二次報告に、こうある。    提言2 全ての子供にとって分かりやすく、魅力ある授業にする【教科書の分量を増やし質を高める、主権者教育など社会の要請に対応した教育内容・教科再編、全教室でITを授業に活用、「教育院」構想、全ての子供一人ひとりに応じた教育】  このことばを読むと、何の問題もないように思える。問題は、こ…
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教育再生会議ならぬ、教育「再逝」会議

 今日の新聞に、教育再生会議の第二次報告が出されたという報道があった。その報告をすべて読んでみた。  これでは「再生」ではなく、「再逝」ではないかと思った。その根拠はいろいろあるが、まずその一つは、 ○国は、国語教育の充実とともに、中・高等学校の英語の授業時数、単語数を増やし、小学校に英語教育を導入する。外国人講師の活用を拡…
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『現代思想』4月号特集「教育の未来」 を勧める

 『現代思想』(青土社)は、ずっと購読している。今月号の特集は「教育の未来」。最近教育の特集が多いなあと思って、BNをみたら、毎年4月号を教育にあてている。「教育」が、“現代思想”にとって重要な課題になっていることを感じる。今日到着したばかりなので読んではいないが、最近の教育の状況をみていると、「悪化」としかいいようがない。「教育再生会…
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【本】諏訪哲二『なぜ勉強させるか?』(光文社新書)

 『下流志向』を読んだなかに、諏訪哲二の著書が引用されていた。しかしその本がなかったので、出版されたばかりのこの本を購入。副題に「教育再生を根本から考える」とあった。  鳴り物入りで発足した安倍政権下の「教育再生会議」。戦後の教育に関わる様々な歴史、現在の子どもの現実、学校の姿、あり方、子どもをとりまく状況など、ほとんど知らず、認…
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ごまかし勉強法

 今日、教育基本法改廃の背景についてあるところで話をしました。その際、利用した本の名を思い出せなくて、紹介できなかったので、ここに紹介しておきます。  それは、藤澤伸介『ごまかし勉強』上・下(新曜社)です。学習指導要領の変化で、学ぶ量が大幅に減ったことを話すときに、いつも使用するのですが、年のせいかこの本の書名がでませんでした。。…
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【東京新聞・社説】 気になる『愛国教育』

 「国を愛する態度を養う」ことが教育の目標に加えられました。さまざまな危うさを感じます。「いつか来た道」にならないか。ことし一番心配になったことです。  「改正教育基本法などは、戦後レジーム(体制)から脱却して、新たな国づくりをする礎です。この国会での成立は大きな第一歩です」  安倍晋三首相は、臨時国会後の記者会見で満足な表…
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文部科学省のDNA

「1935年 天皇機関説学者19人に圧力」という記事があった。教育基本法の「改廃」により、文科省のDNAは活動を活発化していくだろう。  【ワシントン=共同】日本で軍部ファシズムの台頭につながった一九三五年の「天皇機関説事件」をめぐり、文部省思想局(当時、以下同)が憲法学者ら十九人を「速急の処置が必要」など三段階に分類、機関説…
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【社説】 東京新聞「行く先は未来か過去か」

 格調の高い社説である。的確な歴史認識と、現行教育基本法の意義、そして今回の「改正案」についての理解をふまえた主張である。ジャーナリズム宣言をしている「朝日新聞」の無内容の社説とは違う。  教育基本法が五十九年ぶりに改定された。教育は人づくり国づくりの基礎。新しい時代にふさわしい法にとされるが、確かに未来に向かっているのか、懸念が…
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教育基本法の「改廃」決定ー政府は北朝鮮のような国家がお好き

「東京新聞」の記事である。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20061216/mng_____sei_____002.shtml 『公』『愛国心』前面に 改正教育基本法が成立  安倍内閣が今臨時国会の最重要法案と位置付けていた改正教育基本法は十五日夕の参院本会議で、自民、公明の与党の賛成多…
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【本】苅谷剛彦ほか『欲張りすぎるニッポンの教育』(講談社現代新書)

 対談と苅谷氏、対談相手の増田マリヤ氏の文章で構成されている。苅谷氏の発言や文は、現在の教育が抱える問題点をよく衝いている。増田マリヤ氏は、教育問題についての認識が深くはない。ジャーナリストとして、自らの見聞にもとづいた部分はよいけれど、そうでないところは理解力に欠ける。マスメディアに関わる人々には、表層部分を撫でるだけであたかもわかっ…
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一般教養を失った教育

 立花隆氏のメディア ソシオ ポリティックスの履修もれ問題についてのコメントは、有益である。  展開されているのは、若者たちには「教養」がなくなっているという指摘である。同感である。「ゆとり教育」で、自主的に学ぶ姿勢がついたかというと全くついていない、知識=教養もない、といったら、もうそれは「失敗」なのである。早く、教育政策を変えるべ…
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これでよいのか、足立区教育委員会のやり方

 朝日新聞の記事「学力テストで予算に差 足立区教委、小中学校4ランクに」まったく驚いてしまった。ついにここまできたか、という驚きである。  http://www.asahi.com/life/update/1104/004.html  東京都足立区教委は、区立小中学校に配分する07年度予算で、都と区の教委がそれぞれ実施している学…
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高校の必修科目の非履修問題

 最初に10月24日の朝日新聞記事を掲げる。 必修履修せず197人卒業ピンチ 富山・高岡南高  富山県立高岡南高校(篠田伸雅校長、高岡市戸出町)で、地理歴史教科を選択制としたため、3年生197人全員が卒業に必要な科目を履修していなかったことが24日、わかった。同校は県教委とともに卒業資格取得のための方策を協議している。 …
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愚民化政策

 先日山本一太参議院議員が、イラクがどこにあるか、その位置を知らずにいたという報道がなされた。イラクがどこにあるのか知らないままに、イラクへの自衛隊派遣を推進する側に立っている山本氏の基礎的な教養の欠如を感じるが、最近の子どもを見ていると、まさしく山本議員のような人間を育てようとしているのではないかという気がする。基礎的教養を育てないで…
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地図が頭にない子どもたち

 かつてテレビで、通行中の若者に地図をひろげて、「○○国はどこにありますか」と尋ねる場面があった。頭がぼんやりしていそうな若者は、適当な場所をさして「ここっ!!」などと言っていた。  だが、頭がぼんやりしていないような普通の若者の頭に、地図が入っていない。  例えば、自衛隊が派遣されているイラクの場所なんかも、おそらく地図上のそ…
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浮遊する情報、乱舞する情報

 イラクがどこにあるかわからない、1945年に終わった戦争がどこと戦ったか知らない、・・・最近の子どもたちの「知らない尽くし」に困惑したある教師、白地図を渡して何度もイラクやアフガニスタン、フランスやスペイン・・・・・の位置を確認させ、ミニテストも行うが、しばらく経つともう「知らない」。白地図の種類が変わると、もう不明となる。  知ら…
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【本】志水宏吉『学力を育てる』(岩波新書)

 最近の学力低下問題についてきちんと分析を加え、さらにそれをどう克服するかについて具体的な事例を挙げて論じた本である。本書の構成は、以下の通り。  第一章 学力をどう捉えるか 「学力の樹」  第二章 子どもたちの学力はどうなっているか  第三章 学力の基礎はどう形づくられるかー家庭の役割  第四章 いかに基礎学力を保障するか…
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早寝早起き運動

 文科省が来年度から「早寝早起き運動」を展開するという記事があった。 子どもの生活リズム 向上大作戦!! 『早寝、早起き、朝ご飯』を  「早寝、早起き。朝ご飯を食べよう」を合言葉に、文部科学省は来年度から、子どもの生活リズムを向上させるための全国的な事業を展開する方針を決めた。民間団体や経済界にも広く協力を求め、国民運動として…
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強制連行

 昨日は、某テレビ局に協力して、磐田郡龍山村と榛原郡中川根村に行った。  龍山村には、日本鉱業峰之沢鉱山がある。銅鉱山であるが、すでに廃鉱になっている。戦時中には、朝鮮人、中国人を強制連行し、ここで労働を強制した。  私は、この鉱山に連行された朝鮮人、中国人の生き残りの人に会いに現地へ行って取材したことがある。朝鮮人(現在・釜山市に…
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戦争の記憶を記録にとること

 戦争体験者が高齢化している。敗戦60年目の今年、私はあることを考えている。それは戦争体験者の聞き取りをビデオで記録していくことだ。  10年ほど前か、もう忘れてしまったが、沖縄のひめゆり資料館で、ひめゆり部隊に属していた人々が、沖縄戦における自らの体験を詳細に証言しているビデオを見た。そのビデオは、入館者が求めないと見せてくれないの…
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石浦章一『東大教授の通信簿』

石浦章一『東大教授の通信簿』(平凡社新書)を読んだ。なかなか面白かった。  「知」ということばがあちこちで使用されている(たとえば「知の遠近法」、「知の最前線」とか)とき、実際は人々が「知」から次々と離れつつある。一般の人々も、あるいは学生も、本を読まなくなっている。逆に「知」に関心を抱く少数の市民や学生は、かなりの本を読む。その乖…
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