テーマ:憲法

5月3日 中日新聞社説

 憲法記念日の社説、最近は全国紙の質がどんどん落ちている。ブロック紙や県紙に秀逸のものが書かれる。全国紙の筆力や理念の劣化が顕著である。  「中日(東京)新聞」、今日の社説は秀逸である。   憲法記念日に考える 初心をいまに生かす2010年5月3日  長い戦争から解放され、人々は新しい憲法を歓迎しました。その“初心”実現…
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6月3日の「東京新聞」社説  憲法問題

東京新聞社説  「週のはじめに考える 50年前の憲法論争」 2007年6月3日 http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2007060302021181.html  「戦後レジーム」は戦前の体験に学んで築かれました。教訓を忘れないよう、歩んできた道を振り返りながら…
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国民投票法案に対する「中日新聞」の社説

国民投票法 ぎらつく「改憲ありき」 2007年5月15日  十八件もの付帯決議の多さが、うさんくささを物語ってはいまいか。改憲の手続きを定める国民投票法が与党多数の状況下で成立した。「国民の権利確立」と言うには、精緻(せいち)な詰めをなお残す。  「与党の責任を果たした」「与党の成果だ」と、参院本会議での可決・成立後、安倍…
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改憲に反対!

 「改憲」への道をひたすら準備する安倍政権。「戦後レジームからの脱却」というのが、その一つの理由らしい。占領下に占領軍によってつくられた憲法だから・・・・という。だがこの理由はすでに破綻している。  しかしそれでも言い続けるなら、占領下に行われたたくさんの改革をきちんと総括すべきであろう。  自衛隊の前身である警察予備隊も占領軍…
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中日新聞の憲法に関わる社説

 「中日新聞」の5月1日からの社説です。食事時、SBSテレビを見ていたら、陸上自衛隊富士駐屯地にレポーターが入っていって、「かっこいい!」といったり、戦車に乗ってはしゃいでいた。SBSテレビの政治的立場がよくわかる。少なくとも憲法記念日くらいは、もう少し問題提起的な内容にすればよいのに、と思った。ないものねだりか? 憲法60年に考…
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イラク撤退法案可決と日本

 米英によりイラク侵攻は、すでに正当性がまったくなかったことが証明されている。大量破壊兵器はなかったし、フセイン政権はアルカイダと一線を画していたし、「民主的政府」の樹立とは逆に激しい混乱を引き起こし内乱状態をつくりだした。正当性がないどころか、イラクを破壊し、イラク国民を殺戮ににいったようなものだ。アメリカ兵の死傷者も無視できない数に…
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城山三郎のこと

 城山三郎が亡くなった記事が、今日の『中日新聞』夕刊にあった。その主旨を、以下に紹介しよう。  城山さんは、戦争末期、あと数ヶ月戦争が長引けば「伏龍特攻隊」の一員として、死ぬはずであった。「伏龍特攻隊」とは、「海底に沈む兵士が、竹竿に装着した爆雷を敵の舟艇に突き上げて自爆する」部隊である。何とも悲惨な、死ぬことだけを目的とした部隊…
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憲法に手をつけるな

 日本は敗戦を「終戦」とした。戦争に敗れたことを直視せず、戦争が「終わった」ということにして、あたかも台風が過ぎ去ったかのように、戦争もどこからかやってきて、そして「過ぎ去った」ものとして扱った。その後60年以上、日本は戦争を直接経験しないで過ごしてきた。それはよいことだ。  だが、私たちは忘れてはならない。  「大日本帝国」は…
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雑誌『すばる』8月号

 『すばる』8月号は、面白い。まず井上ひさしの「夢の痂(かさぶた)」がある。井上ひさしの戯曲は読んでいるだけでも面白い。そのなかに一定の思想、さらに現実的課題とも直結しているからだ。戦争直後の東北の社会を舞台に、「主語」をテーマにする。「自分が主語」になること、天皇から庶民まで、「自分が主語」になることを主唱する。与えられた「状況」のな…
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【本】長谷部恭雄『憲法とは何か』(岩波新書)

 静かな内容の本である。憲法「改正」の問題が俎上にあがり、熱い議論がある一方で、本書は静かなのである。静かななかに、しかし一定の主張をもつ。  硬性憲法の意義、首相公選論の危うさ、憲法改正国民投票法案の問題点などを論じ、基本的には憲法「改正」について総体として否定的な意見を開陳している。ある種原理的な議論を呈示することによって、憲…
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5月3日の新聞社説

 5月3日、憲法記念日。いったいどのような社説が書かれたのか、いくつかの新聞社を覗いてみた。  まず、「ジャーナリスト宣言」を出している「朝日」。何度も記すように、昨年の総選挙の際のあまりに情念的な社説(9/11)に、私はジャーナリズムとしての「朝日」の“死”を通告したのだが、「・・・宣言」をだしたあともこの傾向はなくなっていない…
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アメリカ型社会への伸展と改憲

 教育基本法の「改正」、改憲への動きは、アメリカ型社会への伸展と共に強化されている。この両者が手を携えていることをしっかりと知っておく必要があろう。  今日の『中日新聞』にロナルド・ドーア氏が興味深い数値をあげている(「日本企業」は今いずこ)。  約500万人が働いている資本金10億円以上の大企業に限ると、    19…
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【本】愛敬浩二『改憲問題』(ちくま新書)

 よい本だ。きわめて説得的で、一気に読んでしまった。従来の憲法論の成果を十分に生かしながら、なぜ改憲すべきではないかを丁寧に論証する。  改憲派の口調が、「現実主義」を強調しながら、逆に現実をまったく顧慮せずに主張されているものであることなどが指摘される。  “それは「神学論争」だ”などといって、議論を避け、権力をもった勢力が、…
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【本】古関彰一『憲法九条はなぜ制定されたか』(岩波ブックレット)

 この本もすばらしい。この本も、というのは、古関氏の『新憲法の誕生』を読んだとき、これは“名著”だ!と思った経験があること、そして『「平和国家」日本の再検討』(岩波書店)を読んだときにも、日本国憲法の平和の理念を現代に生きるものとして練り直して提出されたものと感動した経験があるからである。    今回の本は、ブックレットという性格で…
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憲法 その10 (日本国憲法を未来に伝えること)

10.平和憲法を生かし未来に伝えましょう!  日本の平和憲法は、20世紀初頭からはじめられた戦争違法化(戦争することはいけないこと)の動きの最先端にあるのです。そこには、戦争で犠牲になった人々の平和への意思がいっぱい詰まっているはずです。 戦争の本質は、どのような理由で行われようと、殺戮と破壊です。戦争も武力の行使・威嚇…
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憲法 その9 (改憲されたらどうなる?)

9.改憲されたらどうなるの?  改憲の目的が、世界各地で展開するアメリカや日本など先進国の大企業の「金儲け」を保障する(グローバルな市場秩序維持)ために、アメリカやイギリスなどと一緒に軍事行動をすることですから、改憲されたら自衛隊(その場合自衛隊とは呼ばれなくなるでしょう)は海外に派遣され、軍事作戦に従事することになります。  …
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憲法 その8 (国防の責務)

8.「国防の責務」を入れようとしているのですか?  教育基本法という法律があります。平和憲法を公布した後、教育のなかで、個人の尊厳を基本とし、真理と平和を希求する人間を育成することを謳った教育基本法がつくられました(1947年)。民主的で平和的な日本を創り出すために、次代を担う子どもたちへの期待感に満ちた内容の法律です。  現在…
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憲法 その7(平和主義の他のものも改憲しようという動きがある)

7.改憲の目的は、平和主義だけですか?  改憲をめざしている人々が、とにかく変えたいと考えているのは、憲法第9条第2項です。これこそ、平和憲法といわれる理由そのものだからです。  改憲しようという人々がねらっているのは、しかしそれだけではありません。基本的人権についても、その原理を変えようとしています。それを列挙すれば、以下のよ…
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憲法 その6(経済界は改憲に賛成。なぜ?)

6.なんで経済界も、改憲に賛成なのですか?  すでに日本の三つの経済団体(経済同友会、日本商工会議所、日本経済団体連合会)が、それぞれ改憲をすすめる提言をまとめています。基本的には、グローバルな市場展開のなかで海外に進出していった日本企業の権益をどう守るか、というところが出発点となっています。 経済同友会の意見書をまとめた高坂節三…
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憲法その5(アメリカという国は?)

5.アメリカってどういう国なの?  日本政府が外交方針の最初に掲げているのは、日米同盟です。おかしな事に、改憲を主張している人々は、アメリカに押しつけられたから改憲したいといい、もう一方では改憲してそのアメリカと軍事同盟を強化したいと言っているのです。改憲のためなら、合理的な理由など、どうでもよいと言わんばかりです。  さてその…
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憲法 その4 (何で憲法を変えようとしているの?)

4.何で憲法を変えようとしているの?  日本政府や改憲を主張している人は、こう言います。①日本を守るためには日本の軍隊が必要だ、②憲法の平和主義と現実がこんなにも食い違っているのだから現実にあわせていくべきだ、③北朝鮮などが日本に攻めて来るかもしれないから軍備が必要だ、④国際貢献していくには憲法の平和主義はなくしたほうがいい、など…
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憲法 その3(日本国憲法って、押しつけられたの?)

3. 日本国憲法って「押しつけられた」の?  日本は1945年8月、あしかけ15年に及ぶ戦争を敗戦というかたちで迎えました。その際、連合国から示されたのが「ポツダム宣言」です。そこには、日本は民主的かつ非軍事的な国家にならなければならない、と記されていました。そうなると、大日本帝国憲法ではいけないことになります。天皇が主権者であり…
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憲法 その2(日本国憲法は、戦争違法化の最先端)

 立花隆氏も、憲法の議論を始めています。 http://nikkeibp.jp/style/biz/topic/tachibana/media/050509_kenpo/index1.html 自民党改憲案では、具体的には、「国防の責務」とか、「家族等を保護する責務」(家庭を良好に維持する、子どもを養育する、親を敬う)な…
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憲法って何?

 日本国憲法の改悪が日程にのぼってきたようだ。私は改憲に反対である。アメリカの、あたかも従属国のような日本国家のあり方をみるにつけ、もしこれで改憲されたらアメリカの命令のままにアメリカの戦争に参加させられる、という危惧をもつからだ。これからしばらく改憲問題について発言を続ける。 ****************************…
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太陽の光を浴びて、朱に輝いていた空

 国道一号線を西に走らせていたとき、大井川を越えたあたりで、西の空が朱に輝いていました。美しい夕焼けを見ると、生まれてきてよかったなあと思うことがありますが、今日の夕焼けはまさにその美しさでした。  太陽はいつも輝いていますが、雲がないとこうはなりません。美しく輝かせるためには、太陽の光を反射する雲が必要です。  改憲の動きが…
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【本】小林武『早わかり日本国憲法』(かもがわ出版) 600円+税

 9月11日を投票日とした総選挙は、郵政民営化問題だけではなく、様々な問題を争点とする。そのなかにもちろん改憲問題がある。  日本国憲法、これは義務教育、高等学校でも学ぶ。しかし憲法ばかりやっていることは出来ないから、そう詳しく学ぶことはない。おそらく多くの人々は、憲法ということばは知っていてもその内容を詳しく思い浮かべることはできな…
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【本】『憲法を変えて戦争へ行こうという世の中にしないための18人の発言』(岩波書店)

 長い書名であるが、それぞれ含蓄のある文を書いている。  ペシャワールの会の中村哲氏の文は、実際にアフガンで行動しているが故に、きわめて説得力がある。「普通の国にしよう」という人たちの“平和ボケ”を指摘するあたりは厳しい反論になっている。  姜尚中氏の、一生涯武器を持たずにいられることの幸せを指摘する。  東京新聞記者…
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静岡新聞の改憲論

 『世界』7月号の座談会「改憲潮流の中のメディア」を読んでいたら、新聞社で改憲論は、「読売」、「日経」、「産経」、「北国」の4社であったが、今年「静岡新聞」が加わったとある。確かにそうだ。だが静岡新聞は、基本的に改憲派であることは、静岡新聞社の歴史をみれば判明する。  たとえば、「静岡新聞」は以前社説を持っていなかった。そのかわりに、…
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【本】瀬戸内寂聴・鶴見俊輔『千年の京から「憲法九条」』(かもがわ出版)

 瀬戸内が書いた『美は乱調にあり』が好きだ。大杉栄と共に関東大震災のさなか、甘粕に殺された伊藤野枝のいわば伝記である。もう一つ、『比叡』もよい。文学が芸術であると実感した本である。その瀬戸内と、鶴見の対談が本書である。  この本の基本は、二人が元気に憲法9条の擁護を打ち出していることである。鶴見も瀬戸内も、「決定的なときが来たら」座り…
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自民党憲法調査会の議論

  『論座』6月号に、改憲問題に関して「自民党議員はこんなことを言っている」という箇所があった。自民党の議員が、憲法に関していろいろな意見を言っているのだが、どうも理解しがたい。何を言おうとしているのか、その趣旨がつかめない。たとえば西川京子参議院議員の「現行憲法は、日本人の魂を否定するための憲法であったわけで、憲法を読んでいて一番感じ…
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