ニュース番組

 現在、イラクはどうなっているだろうか。テレビや新聞にもあまり報道されなくなった。最近ありがたいのは、インターネットを駆使すれば、自宅にいながら情報を得ることができることだ。中東情勢は、アルジャジーラ(http://english.aljazeera.net/HomePage)でみるようにしている。そのなかのCartoons は知的で、風刺が効いていて面白い。
 
残念なことに、マスメディアではかくも多くの情報が流されてるのに、知りたい情報は流れてこない。自ら情報を得ようとしないと、つまらない情報に埋まってしまう。
 とにかく、日本のマスコミは、ちっともじっとしていない。NHKの番組改ざん問題などが毎日報道されていた後、今度は日本放送をめぐるライブドア・フジテレビの動向、そして今はもう次のテーマを追っている。くるくると変わる。
 テレビでは、何らかのテーマをじっと追い続けるという番組が減った(たとえばNNN系のドキュメント2005がその性格を変えている)。新聞でも、そのように継続して追及する連載記事が少なくなっているように思われる。
 
 ここで話が大きく変わるが、生きるということは、現在というその「時」をただ生きるのではなく、今まで生きてきたなかで獲得されてきた蓄積ーそれは人類が積み重ねてきた蓄積をも含むーを背負いながら、未来を一歩一歩創りあげていくことだと思う。
 
 マスメディアも、そのような性格をもってほしいのだ。
 マスコミは、多くの情報をただ垂れ流すだけになっている。過去の蓄積を背景にもった情報はほとんどないし、したがって蓄積すべき(スクラップにすべき)情報はあまりない。時折、新聞の文化欄などの識者の文に蓄積すべき情報を得ることもあるが、普通の記事の中にはほとんどない。

 マスコミは、人々を情報の洪水の中に取り込み、ある一定の方向に押し流そうとしている、そのように私には見える。

 軍事評論家の前田哲夫氏は、私との電話のなかで、ニュース番組は見ないと言っていた。なるほど、一つの見識である。

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