嘘がまかり通る社会

 昨日『現代』9月号を購入した。NHKの番組改編問題について、政治家(安倍、中川)の「政治介入」の決定的証拠が掲載されていたからである。私は、この問題についての『朝日新聞』のそれこそ毅然とした姿勢から、テープがあるな、と思っていた。掲載された「証拠」はやはりテープをおこしたものだ。
 政治家もNHKも嘘をついている。まずNHKの側が嘘を言っているという事実に、本当に失望する。少なくともNHKは報道に携わる機関である。その幹部が嘘を言うのであるから、もうNHKの報道機関としての生命は終えたと断じてもよさそうである。
 イラク戦の際の、7時のニュースを思い出せば、あれもアメリカ軍の立場に立って、次はどのような作戦を行って、どのように進軍していくかを、軍事評論家とともに推測するというお粗末なものだった。戦争の中で破壊され殺されるイラクの人々に対する顧慮などまったくないものだったと記憶する。
 またこの改編問題でも、7時のニュースは、客観的な報道ではなく、NHKの主張を発表する内容であった。もっとも公共性が問われるニュースにしてもこうであるから、NHKの「政治性」は明らかである。
 また政治家の嘘にはもう慣れてしまっている。しかしそういう政治家が大きな力をもち、権力の一部を担っているのである。また安倍は次期首相として人気が高いようである。政治家の2世、3世が、権力を握っているのも異状である。通常の人々の感覚を、おそらく彼らは持ち合わせてはいないだろう。政治が庶民から離れていく原因は、ここにもあるのではないか。しかし、彼らを選んでいるのも庶民である。

 嘘が平気でまかり通る社会。身分社会化する日本。日本の未来は明るくはない・・・・・?。

 

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