テーマ:雑誌

雑誌あれこれ

 今日『週刊金曜日』が届いた。表紙には、「「横田めぐみさん生存」証言者 元工作員安明進氏の告白」という字が大きく躍っていた。読んでみた。何でこれが表紙にならなければならないのか、まったく不明である。新しい事実があるわけではなく、安氏の弁明にならない弁明が並んでいるだけ。この記事は、あってもなくてもよい。まったく無駄な記事だ。こういう記事…
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『大航海』という雑誌

 『大航海』という雑誌がある。特集によって買うこともあるという、そういう雑誌の一つである。今回の特集は「網野善彦と日本史学の現在」であったので購入した。網野氏の著書は、何冊か読んでいる。『異形の王権』、『無縁・公界・楽』、『蒙古襲来』などだ。それ以外にも、いろいろ読んでいるはずだ。  網野氏の歴史学への貢献は、永原慶二氏などからの批判…
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『 DAYS JAPAN』 5月号

今月号の『DAYS JAPAN』に掲載されている写真は、迫力があり、心を撃つ。「第3回DAYS 国際フォト・ジャーナリズム大賞 特大号」というだけあって、力のある写真が多い。と同時に、筑紫哲也氏や池田香代子氏らの文章が含蓄があってよい。  筑紫氏は「この世界の今がいかに悲惨と愚行に満ち満ちているかを思い知らされる」と書いているが、…
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『週刊金曜日』を読む

 『週刊金曜日』を久しぶりに買った。この雑誌が刊行された頃、私はその刊行に協力したことがある。編集委員である本多勝一氏や筑紫哲也氏の講演会を開催したりした。  この『週刊金曜日』、もう記憶になくなっているが、かなり長い間購読していた。しかしある時、どうも読者の対象が「内輪」向け、すなわちすでにもういろいろな問題意識をもって活動して…
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左翼、サヨク・・・・・『論座』4月号

 「グッとくる左翼」が、今月号の『論座』(朝日新聞社)の特集である。最近「左翼」が「サヨク」と書かれ、揶揄されたり、マイナスイメージで表象させるような扱いとなっている。その「左翼」の論をまじめに取り扱っている。  今号は、その特集の意味に関わらず、力作が多い。雨宮処凜の、現実を的確に理解したうえでの主張は、力強い。高円寺の貧困に居…
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「貧困の罠」(『週刊東洋経済』の特集をめぐって)

 シビアな現実が書き込まれている。「編集部から」を読むと、「政府は仕事や生活の保障をすることなく、代わりに「自立」や「再チャレンジ」を求めています。そしてチャレンジを阻害するという理由で、母子家庭への給付を切ったり、自立のためと称して障害者に高額の施設利用料を課したり・・・・特集を通じて政策当事者の非常識をつまびらかにしました。」とある…
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【雑誌】『経済セミナー』2007/2/3 号

 「特集」は、「生と死の経済学」である。主な目次は以下の通り。 生と死を考える  中村尚司 歯止めの効かない人口減少がもたらす未来とは!?  山口三十四 少子化と働き方の改革 ――出生率低下の経済学的意味  樋口美雄 生命の価値は測れるか  竹内憲司 経済の成熟化と死生観  広井良典 健康と社会経済格差  橋本…
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『週刊 東洋経済』の2/24号

 『週刊東洋経済』の特集は、「貧困の罠」。統計など資料が多く掲載され、役に立つ。 内容は、以下の通り。 サラリーマンの受難  ・あなたにもやって来る「下流」転落シナリオ 藤川 太  ・家計が豊かになる時代はもう終わった 熊野英生  ・義務教育でも負担過大、学力も人生もカネ次第  ・INTERVIEW 格差と貧困を問う …
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政治家の傲慢/今日来た雑誌

 日本の政治家の発言は、あまりに不用意である。女性を「機械」とする柳沢発言は、BBCやニューヨークタイムズ(Japan Health Minister Rebuked for Remark ) などにも報道されている。国際的な恥であることは、言うまでもない。問題発言であるから、世界的に報道されるのであって、その発言に対して何の責任もとら…
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「信じられない愚行だ」

 このことばは、今週号のニューズウィーク日本版、副編集長のジェームズ・ワグナーのものだ。  政府税制調査会が法人税の減税を提言したこと、その税収不足を定率減税の廃止で補う、ということに対するものである。  「理論的には法人税削減の効果は給料上昇を通して個人に還元される。しかし実際には、多くの企業が巨額の収益を謳歌しているにも…
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『UP』10月号は面白い

 東京大学出版会が出しているPR誌『UP』の今月号は面白い。  まず第一。「伴大納言絵巻のなかの“暗号”」がある。後白河法皇が描かせたといわれるその絵巻、866年の「応天門の変」の顛末が描かれている。このほどその絵巻を赤外線による撮影、蛍光X線による分析、高精細デジタル撮影した結果の一部が、黒田泰三氏によって記されている。この撮影…
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消費者金融の問題

 私は、出資法をなくして利息制限法に一括し、罰則を強化することが必要だと思う。そして利息制限法の利率も、市場金利に連動させたらどうかとも思う。もちろんその場合、利息はできるだけ低くである。  さて、その問題であるが、金融庁が出してきたものは、借りる人よりも、貸す人に有利になっている。当初の目的は、消費者金融に対する規制を強化すると…
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「戦闘的国家主義」と辺見庸は言う

 『現代』10月号の「無恥と忘却の国に生きるということ」という文章は、読ませる。 論点は、マスメディアに対する批判である。まず朝日に対して「新聞社が大枚はたいて〈われわれはジャーナリストなのだ〉と大宣伝しなければならないということ自体、ジャーナリズムの精神とやらに悖っていて、何やら怪しい」と記す。私にとっても、朝日の「ジャーナリス…
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立花隆「改憲政権 安倍晋三への宣戦布告」(『現代』10月号)

 ただでさえ、教育が窮屈になっているのに、教育基本法が変えられたら、一挙に戦前のような愛国心教育が推進されていくだろう。法制化されるとき、強制はしないといわれた「日の丸」「君が代」が強制されたように。  歴史の教訓は、国家統制が厳しくなれば、思想信条の自由の幅は極端に狭められる。たとえ「右」の思想でも、国家にとって「異端」と判断されれ…
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裏金・保険金詐取

 官公庁や地方自治体、警察など、ずっと裏金の問題が続いている。よくもまあ多額の裏金をつくってきたもんだとあきれかえる。今日も下記のよう記事「点検避けたと前知事批判 17億円裏金で検討委」がある。岐阜県庁の不祥事、いや犯罪である。  総額約17億円に上ることが判明した岐阜県庁の裏金問題で、弁護士3人による第三者の検討委員会(幅隆彦委…
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アルジャジーラについて

 アルジャジーラはカタールにあり、テレビ放送やインターネットでの情報を流している。私は、アラブ世界に起こる出来事については、このアルジャジーラのHPを見ている。  このアルジャジーラについて、『UP』(東京大学出版会)8月号に、西谷修氏が「アルジャジーラと報道の理性」という短文を書かれている。  西谷氏は「「自由で民主的な」…
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雑誌『すばる』8月号

 『すばる』8月号は、面白い。まず井上ひさしの「夢の痂(かさぶた)」がある。井上ひさしの戯曲は読んでいるだけでも面白い。そのなかに一定の思想、さらに現実的課題とも直結しているからだ。戦争直後の東北の社会を舞台に、「主語」をテーマにする。「自分が主語」になること、天皇から庶民まで、「自分が主語」になることを主唱する。与えられた「状況」のな…
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北朝鮮のこと=ニューズウィーク日本版から(2006/7/19号)

  最新号の『ニューズウィーク・日本版』に「ミサイル防衛は張り子の虎」という特集がある。  ミサイル防衛計画が日米で研究されているが、「迎撃命中率」は50パーセント以下、「おとり弾頭」を飛ばせば命中率はさらに下がるという記述がある。とすると同時に6発も撃たれれば命中率はどうなるのだろうか。  「ミサイル防衛の有効性は実証されてい…
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ニューズウィーク(日本版)2006・7/5号から

 ニューズウィークの最新号、「ナチスの呪縛を解き放ったドイツ」のなかの文。  ナチスの教訓は今も僕らの脳に刻まれている。だが僕らは、それにとらわれずに生きられる  残念ながら、日本はまだこの言葉が言えない。この言葉を言えるということは、ユダヤ人をはじめ侵略された周辺の人々も同じ気持ちにならないといけない。  アジアを無…
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【本】 『UP』4月号と『歴史学研究』4月号

 『UP』は東大出版会の宣伝誌。毎年4月号は、“東大教師がすすめる本”の特集である。異なった分野の研究者が薦める本の知識を得るために一応読んではいるが、あまり買わない。しかし、そのコーナーではなく、新藤宗幸「憲法の「再生」とは」を読んでいて、山上民也『再建の理念』という本を知った。山上氏は現在92歳、大分信用金庫の会長であるが、『再建の…
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「職場崩壊」、『エコノミスト』(3/14号)の特集

 『エコノミスト』の特集は、「職場崩壊」。  何でもかんでもアメリカを見習えと、日本の労働現場も大きく変えられてきた。やれ能力主義、成果主義だ、働き方の多様化だ、リストラだ・・・・・と走ってきた日本の労働現場。その見直しが始まっているようだ。  「一度は捨てた終身雇用、年功序列型賃金といったかつての日本的経営の良さを再び取り…
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ニューオーリンズにおける「民族浄化」

『東京新聞』(『中日新聞』)3月1日外報欄に「街の『白人化』進む ニューオーリンズ被災半年」という記事が載せられていた。  その一部を掲載する。  【ニューオーリンズ=池尾伸一】超大型ハリケーン・カトリーナがジャズの街、ニューオーリンズを直撃して一日でちょうど半年。復旧が遅れ、四十八万だった人口は十五万と三分の一未満に減少する…
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『歴史評論』3月号(校倉書房)

 『歴史評論』というマイナーな雑誌がある。歴史科学協議会が編纂している。私は、いちおうこれを購読している。私は近現代史を中心にしているので、あまり熱心な読者ではない。  しかし今号は力作揃いである。  まず、曽根ひろみ氏の「憲法「改正」と家族」は、憲法24条の「改正」に関わる論点を明確に打ち出している。憲法「改正」をめざして…
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【雑誌】 ニューズウィーク日本版 2006・3・1の特集「下流パニック」

 ニューズウィーク日本版は、「下流パニック」を特集している。  日本のジニ係数でみると、OECDのなかでも所得格差が大きい国である。それについては、もう常識となっている。  今回の特集は、日本は所得格差の激しいアメリカ社会(1978年には、平均的な経営者は庶民の35倍稼いでいた。それが2004年には435倍となった)に向かってい…
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中国のライブドア

 中国には「ラブドアバス」が走っている。大連には、ライブドアグループの「弥生」のコールセンターやソフト開発分野がある。  日本向けコールセンターは、すでにGE,デル、HPがあり、日本語に堪能な中国人はすでにここに雇用されている。これらの給与は7万~14万円。ライブドアは約5万円しか出せない。  そこで後発のライブドアは、「ライブ…
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『週刊文春』2/2号

 ①沖縄・那覇市で死んだ野口英昭氏の死は本当に「自殺」なのかを調査した結果が記されている。なるほど彼の死は不審な死である。私も他殺ではないかと疑っている。この文を読んで、その疑惑がより強まった。   ②アメリカ産牛肉問題についての文も良い。その「検査は骨抜き、アメリカ牛は背骨付き」という記事は、アメリカ産牛肉がいかに問題であるかを…
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見開き2頁の文と5枚の写真、詩人桜井哲夫さん

 短い文だ。しかし、力がある。その文が、写真と共に引きつける。   『DAYS JAPAN』の最新号が送られてきた。そのなかに、「海峡を越える詩」という文と写真があった。桜井哲夫という詩人がいる。ハンセン病に苦しんだ一人の男性である。その男性、といってもおそらく年齢は重ねているのだろう、その老人と在日の女性との交流が書かれている。…
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韓国の状況

 ニューズウィーク日本版1/25号に、韓国国民の経済生活の姿が記されていた。韓国は、1997年の金融危機の際、IMFの指導を受け、新自由主義の市場至上主義が持ち込まれている。  韓国も以下のような状況だという。 1. 中流層の減少、貧困層の上昇 高所得階層 +0・7%    中所得階層 -4・6%    低所得階…
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世界の情報を得るために

 日本の新聞の国際面には、日本とあまり関係のない地域、国の情報がほとんど載らない。そのため私はニューズウィーク日本版を購読しているが、最近『COURRiER Japon』(クーリエ ジャパン)という雑誌を店頭で見つけて購入した。これがなかなか面白い。  第4号は、「国境から見たNIPPON」として、韓国側から竹島を、ロシア側から北…
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「もっと相手の話を聞かなければ世界に見捨てられる」

 これは、『ニューズウィーク日本版』1/11号の、アメリカに対する「諫言」である。ファリード・ザカリアという、まあジャーナリストというか学者というか、そういう人の文である。「アメリカを滅ぼす帝国主義大統領」というテーマで書いているのだが、その副題が、上に挙げたものである。  次に紹介するようなことがあるから、「もっと相手の話を聞かなけ…
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